MONOmonologueモノ(物→コレクション)とMONO(モノラルサウンド→レコード)をこよなく愛するオヤジの徒然日記。

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歪んだ世界 09:06

中原昌也の世界は歪んでいる。
「中原昌也が描く世界はいつも歪んでいる」のほうが正確な表現ではないかと思う。
しかし、中原昌也は歪んでいるのではないか? という考えが頭から離れない。
彼は歪んでいるのだろうか?
彼はどんな人なのだろう。

「暴力温泉芸者(Violent Onsen Geisha)」

彼がかつてやっていた音楽ユニットの名前である。
まともな人ならこんな名前のCDはおそらく手にしないだろう。
危険な香りが、ヤバい香りがプンプンする。
写真の小説だってそうだ。
「あらゆる場所に花束が」というタイトルに、自筆のイラストがついたとたん、がぜん狂気を帯びてくる。

私は、彼が歪んだ人間だなどとは思ってはいない。
彼の作品から漂うヤバい雰囲気は、どの程度ナチュラルな持ち味なんだろう、と思うのである。
どの程度彼は意図的に歪ませているのだろう、と思うのである。

サイン本である。
「べんきょうがんばって!」である。
どんないきさつでこのサインが書かれたのだろうと想像せずにはいられない。
普通にサイン会が開催されて、そこに並んだ少女が「今度中間テストなんです」とか言ったのだろうか。
いやいや、そんな普通の話ではないはずだ。
中原昌也が好きで引きこもっている娘を心配した母親が、知り合いを介してなんとか出版社の人に辿り着き、社内のつてをたよって担当編集者の耳に入り、なんとかサインをもらった、というようなストーリーであったらどうだろう。
もちろんこのような想像自体、中原昌也によって増幅されている。
想像は膨らみ歪んでいく。

ところでサインの宛名のちえこちゃんは、がんばれたのかなあ。


↓↓↓ 文庫の表紙がまた凄いカッコいい(笑) ↓↓↓





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おまけつき 22:29

坂崎千春さんはイラストレーターです。
坂崎千春という名前は知らなくても、彼女の生み出したキャラクターのいくつかはあなたもきっとご存知のことでしょう。
JR東日本のICカード「Suica」のキャラクターであるペンギンはきっと多くの人が目にしたことがあると思います。
このほかにもクウネルくんや、ダイハツ「ムーヴコンテ」のコミカルなキャラクター「カクカク・シカジカ」などがあります。
調べてみたら千葉県の「チーバくん」も彼女の作品でした。
いわれてみれば、なるほど確かに坂崎千春さんのタッチです。

この「片想いさん」は彼女のエッセイ集です。
この中には、美大時代の思い出が綴られている箇所があります。
年齢が近いここともあり、自分の美大時代と重ねて読んでしまいます。
みんなこんな青春時代を過ごしていたんだよなあ、とおおいに共感してしまいました。
なつかしいなあ、としみじみ振り返ってしまいました。

この本にはサインとともにちいさな小鳥が描かれています。
ささやかながらとびっきりな「おまけ」です。





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本は何のために買うのでしょうか? 10:11

あなたは本を買いますか。
何のために本を買いますか。
読むためでしょうか。
「本を買うのに、読む以外の目的があるのか」とあなたは思われるかもしれません。

私は必ずしも読むためだけに本を買いません。
眺めるために買うことがあります。
所有するため、自分の物にしたいという想いから本を買うことがあります。
画集や写真集の、絵や写真を眺めるためだけ、ではありません。
本自体を「眺める」のです。
本自体を「所有する」ことで喜びを感じるのです。
「え?」と驚かれる方もいらっしゃるかもしれません。
本をそんな目的で買うのか、と。

もちろん、読むための本も買います。
読むための本を買って、そこにそれ以外の喜びが加われば、それは最高の瞬間です。
読んで、眺めて、飾って楽しむことができる本もあるのです。
そんな本ならば2冊3冊買ってもよいかもしれません。
新刊であっても、いつまでも買えるとは限らないのです。
そんなストックを、誰か、大切な人にプレゼントするのもよいでしょう。

作者自身の署名が入っている本があります。
好きな作家の好きな本に、サインが入っているのです。
そんな本を手にする喜びは、他に代え難いものです。

こんな本との出会いは、とっても贅沢だなあと思うのです。


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パトロール 10:53

休日の午後、外出しようとする私に妻が声をかけてきた。
「パトロールに行くの?」
「ああ。パトロールに行ってくる。夕飯までには戻る」
私はひきしまった表情で自転車に乗りペダルを深く踏み込む。
街の平和を守るため、私は時間を見つけてパトロールにでかける。
「危険物」との出会いに想いをはせる。
「今日もいい出会いがあると良いが」とちいさくつぶやきながら。

「パトロール」とは、近所を見回ることである。
近所とは、徒歩や自転車で無理なく行ける範囲のことである。
「パトロール」という言葉には、私たち夫婦だけに通じる意味がある。
電車に乗って同じことをしても、それを「パトロール」とは呼ばない。

私がパトロールする場所はだいたい決まっている。
ルートも順番も、おおよそは決まっている。
日によって、フルコースでまわることもあれば、1・2箇所で切り上げることもある。
私にとって重要なのはパトロールの質である。
満足のいくパトロールもあれば、不満が残るパトロールもある。
パトロールは、その日の街の状況次第であり、その状況は自分でコントロールできるモノではない。
最初に立ち寄ったポイントで満足することができれば、さっとその時点で引き上げることもある。
満足度が、自分の感情に影響を受けることもある。
「もういいか」と思える基準はその日の気分による、ということだ。

何の話だろうか。
そう、「パトロール」の話である。

パトロールとは、私の近所の、古レコード屋、古本屋をまわることである。
近所の古レコード屋、古本屋をまわってパトロールし「危険物」を回収することだ。
街の平和を守るため私は日々パトロールを欠かさないのだ。
「危険物」とは?

  長嶋有「パラレル」文藝春秋社

今回も街には「危険物」が散見された。
例えばこんなホットな危険物が古本屋の棚にまぎれていた。
これでは危なくてしょうがない。
それらをただちに私が回収した。
近隣住人への被害を最小限に防ぐことができたというものだ。

「嬉しい」

「危険物」のすべてを私ひとりで回収することは不可能ではある。
しかし微力ながら、日々貢献させていただいている。
誰かのお役に立てるだなんて、喜びもひとしおである。

良い買い物ができた。



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今年最初のお買い物(サイン本編) 09:06

今年最初のお買い物(サイン本編)
いきなり2冊とは、2013年幸先のよいスタートである(笑)。

沢野ひとし 「昼寝主義」 本の雑誌社
橋本治 「月食」 河出書房新社

橋本治のほうは、サインがあまりに立派だったので思わず購入してしまった。
この本は、シナリオであり私はシナリオを読むのが大の苦手である。
そのうえ、橋本治を一冊も読んだことがない。
ファンの方には申し訳ない気もする。

特段好きでない方のサイン本を見つけたとき、さすがにすべてを買ってはいない。
誰とはいわないけれど、何度も見つけてはスルーする作家もいる。
よほどたくさんサインしているのか、サインをもらった人がことごとく売り払うのか、私と運命的に結びついているのか。
あるいはそれらすべてが分かちがたく絡み合っているのか。
不思議である。
買う買わないは、結局その時の気分な気もする。


一方の沢野ひとし。
ちいさなカットではあるが一輪の花が描かれている。
イラストレーターのイラスト。
嬉しい(笑)。



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