MONOmonologueモノ(物→コレクション)とMONO(モノラルサウンド→レコード)をこよなく愛するオヤジの徒然日記。

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CDを買うつもりじゃなかった 16:50

ある作家とあるミュージシャンが、音楽についての本を出すという。
音楽をこよなく愛し、レコードをこよなく愛する2人である。
名前の並びを見るだけで、胸がわくわくする。
この2人のことだから、きっと出版記念のイベントがあるに違いないと思い調べてみた。
すると、2月下旬にトーク&サイン会があるという情報を得た。
渋谷のタワーレコードへ行った。
ここで本を購入すると、サイン会の参加券をくれるというのだ。
そう、私は本を買いに行ったのだ。
CDを買うつもりではなかった。

自転車で渋谷へ行った。
エレベーターで7階のタワーブックスへ行きお目当ての本を買った。
サイン会の参加券をもらった。
下りのエスカレーターで3階の洋楽フロアへ降りた。
ひさしぶりにぐるっとまわってみようと思ったのだ。
そう、ただ眺めるだけのはずだった。
CDを買うつもりはなかった。

レジの正面にはニューリリースのCDが飾られていた。
ベン・クウェラーの新譜が目に飛び込んできた。
3年ぶりの新作だという。

ベン・クウェラー(BEN KWELLER)。
アメリカのシンガー・ソング・ライター。
10代でパンクバンドの一員としてデビューし、20代でソロになった。
これまでに4枚のソロアルバムを出している。
地味ながら着実にキャリアを重ねている中堅ミュージシャンだ。
彼の基本はギターの弾語りである。
バンド演奏であっても、ギター1本で成立するメロディの強さが魅力である。
曲の良さ、アレンジの良さ、ハスキーな声の良さ。
ルックスがなにしろ地味だし、日本ではほとんど無名の存在ではないか。
もっとも、本国アメリカでもそれほど知られてはいないだろうけれど。

1stアルバムをたまたま耳にし一発でファンになった。
四作目である前作「Changin' Horses」は、ジャケットも内容もどことなくバーズの「ロデオの恋人」を思わせる快作だった。
アコースティックギターやドブロ、そしてペダルスチールが心地よく響くカントリーロックアルバムだった。
このブログでも紹介しようと思いながらなかなか上手くまとまらなかった。

そしてニューアルバム「GO FLY A KITE」を買ってきた。
自身で立ち上げたレーベル「THE NOISE COMPANY」からのリリースだという。
CDにCD−Rのおまけがついているというお得盤。
その上、タワーレコード限定のおまけDVD−Rまで付くという。
ラッキー(笑)。
小躍りしそうになりながらレジへ直行。
すると、ナナなんと、もうひとつおまけをくれるというのだ。

サイン会参加券!

なんと、2/24に新宿のタワーレコードでミニライブがあり、その後サイン会が開催されるのだ。
海外ミュージシャンのサイン会ってあるんだ。
チョ〜びっくりした。
ああうれしい。
CDなんて買うつもりじゃなかったのに。
やられた。

このアルバムは随所に気合いを感じる。
そうとうに凝ったつくりのジャケットだ。
組み立てて箱になる内側には楽しいイラストが描かれている。
そこではベン・クウェラーが、ガイコツからイチゴで攻撃を受け、ひとり必死に戦っている。
「GO FLY A KITE(あっちいけ!)」というわけだ。
しかし特殊ジャケットってうれしいけど、いちいち面倒くさくて結局仕舞い込むことになる。
もったいないけど、そういうものだ。

このアルバムのライナーでベン・クウェラー本人が、前作はあまりファンに好評ではなかったと語っている。
「前作は、あたらしいリスナーを獲得することができたんだけど、デビュー当時から追いかけているリスナーにはイマイチだったみたいで…(苦笑)」
前作を傑作だと考えるオールドファンがここにいるのだけれど、いわゆるロック好きには少々地味すぎる内容だったのも確かだ。
ロック好きよ喜びたまえ、以前のアルバムにはあって前作にはなかったベン君お得意の痛快系ロックナンバーが戻って来た。
冒頭の「Mean To Me」、「Jealous Girl」などリフの一音がはじまった瞬間、「デビュー当時から追いかけているリスナー」はうれしくて笑顔になること間違いなし。

6トラック目、アナログ盤でならたぶんB面最初の曲になるであろう「Full Circle」あたりから、前作に満ちていたアメリカの田舎道といった土香りのしそうなメロディ、アレンジも十分に残っている。
「ボクは、ハイキングしているときやバスを待っている時にふと口ずさむような、普遍的な音楽を作りたい」
ベン・クウェラーは、前作で3歩すすみ今作で2歩さがったのかもしれない。
誰だっていつだって確信に満ちているわけではない。
人の意見や批評も気になることもある。
でも彼は音楽家として、確実に歩を進めている。
それがなによりうれしい。










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秋には秋の音楽を 23:08

WILCOがニューアルバム「THE WHOLE LOVE」をリリースしたこともあり、最近すっかりWILCOモードに入ってしまった。
「THE WHOLE LOVE」はもちろん、iTunesのWILCOフォルダから過去のアルバムをiPodに入れて次々聴いていた。
そして久しぶりに、THE AUTUMN DEFENSEのアルバム「THE AUTUMN DEFENSE」に辿り着いた。

THE AUTUMN DEFENSEは、WILCOの静かなる二人、ジョン・スティラット(b,vo) とパトリック・サンソン(key, g)によるユニットである。
この二人が実際に静かなのかは分からない。
私の勝手なイメージである。
日本のメディアでは、ジェフ・トゥイーディーのインタビューですら掲載されることは稀なので、二人の人柄などを知ることは難しい。
私には、寡黙で控えめな二人に見えるが本当はどうなんだろう。

THE AUTUMN DEFENSEの音楽をどう評したら良いだろう。
シンガーソングライターという言葉で語られる音楽に通じる、ノスタルジックで切ないメロディがつまったポップス、ブルーアイドソウル、あるいはAORといったら良いだろうか。
私が二人に感じている人柄をそのまま音楽にしたように聴こえる。

THE AUTUMN DEFENSEを久しぶりに聴いた。
シンプルで味わい深い楽曲の数々である。
彼らの音楽から連想される色は、暗めの暖色系中間色だろうか。
くすんだ緑や黄色、茶色のグラデーション。
そんなことを考えていて気が付いた。
これって秋の色じゃないか。
彼らのユニット名にもなっている「AUTUMN」にうってつけの色合いだな、と。

地味と言えば確かに地味な音楽だ。
何かを大きな声で主張する音楽ではない。
ラジオで彼らの曲が流れても、ほとんどの人は聴き流してしまうかもしれない。
作り手もきっと、ほんの一握りの人たちに繰り返し聴いてほしいと願って作っているのではないか。
そんな風に、ささやかで美しい、隅々まで配慮の行き届いた手作りの音楽なんだ。

ここからはまったくの想像なのだけれど、コロムビアミュージックエンタテインメントの担当者もWILCOが大好きで、そのつながりでTHE AUTUMN DIFENSEを聴いたのだろう。
そして、このささやかにして素晴らしい音楽をなんとしても日本でリリースしよう! とがんばってくれたに違いない。
そんな風に想像すると嬉しい気持ちになるのだ。
情熱をもって仕事をしている人がいるということ。
また、そんな一社員の情熱に会社が応えたとしたのなら、コロムビアミュージックエンタテインメントも素晴らしい会社に思えてくる。
本家のWILCOが日本ではかなりマイナーなのに、メンバーのサイドプロジェクトの国内盤がリリースされているなんて信じられないくらいに嬉しいことではないか。

ところで、このCDって何枚ぐらい作られたのかな?
そして採算ラインってこの場合何枚くらいなのかな?
でもって、何枚ぐらい売れてるのかな?

そんなことが気になりだした秋の日であった。








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宵の散歩に聴きたい3曲 09:53

hiyohiyoさんからいただいたお題の第2弾は「宵の散歩のとき聴きたい3曲」。

前回のテーマ「朝の散歩」が、しゃきっと新鮮な空気を胸いっぱいにして「う〜」っと伸びをするような気持ち良い散歩。
それに対して、今回の「宵の散歩」はどことなくメランコリックでノスタルジック。
記憶をさかのぼるような、回想するような、そこにいくばくかの後悔や反省が入り込んでくるような…。
「夕方」ではなく「宵」というところに文学性が感じられる素敵なお題です。

大辞泉で「宵」を引いてみると「日が暮れてまだ間もないころ。古代では夜を3区分した一つで、日暮れから夜中までの間」とありました。
私の選曲は若干夕方要素が強すぎるかもしれません。
っていうかはっきり夕焼けをイメージしておりました(笑)
マ、イッカ。
ということで、私の「宵の散歩のとき聴きたい3曲」、いってみましょう。


1.黄昏サラウンド / RIP SLYME (MASTERPIECE)

お題をいただいて何も考えずにポっとこの曲が頭に流れ出しました。
iPodに入れて、夕焼けの多摩川っぺりを心地よい風とともに一人で歩きたいそんな曲です。
暮れていく空が切なさを際立たせるかもしれません。
私にとって宵の散歩にこの曲はゼッタイ必要です(笑)




2.NO ONE'S GONNA HURT YOU / JAMES IHA (LET IT COME DOWN)

発表当時、スマッシングパンプキンズのギタリストのソロアルバムと聞いて、こんなナイーヴな作品だとは驚きでした。
意外、でも嬉しい衝撃!ってカンジでした。
ネオアコ的というかシンガーソングライター的というか、それ以来の愛聴盤です。
爽やかでありつつ記憶を過去へといざなうような、私の思うこのテーマにまさにぴったりでエヴァグリーンなアルバムです。
未聴の方は是非ともお試しいただきたい!そんな1枚です。




3.OUR SWEET LOVE / THE BEACH BOYS (SUNFLOWER)

NHKFM月一のお楽しみプログラム「小西康晴 これからの人生。」7月の特集は「ビーチ・ボーイズ」でした。
ゲストは片岡義男さん。
私、初めて片岡義男さんがお話しになっているところを聞きましたが、イメージ通りで嬉しかったです。
艶っぽくて、日本語の語尾にそこはかとないバイリンガル感が漂うのです。

「ビーチ・ボーイズ」特集を聴いて以来、ビーチ・ボーイズばかり聞いています。
そしてアルバム「SUNFLOWER」に今回のテーマにぴったり曲「OUR SWEET LOVE」を発見してしまいました。
それでは、カール・ウィルソンのとろけるような唄声を満喫してください。




よろしければ、宵の散歩のときにあなたが聴きたい曲を教えてください。
もちろん、3曲じゃなくてもOKです。
コメント欄からぜひ!

hiyohiyoさん、毎回素敵なテーマをありがとうございます!
そして、選曲にご参加いただく方々にも本当に毎回楽しませていただいています。
自分の選曲だとどうしても偏ってしまうので、皆さんの選曲で視野を広げてもらえて心より感謝しています。





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赤い電車 06:43

くるりの「赤い電車」が大好きだ。
この曲を聴くたび気持ちがウキウキしてくる。
06年リリースのアルバム「NIKKI」は名曲揃いの名盤だがその中にあって「赤い電車」は強い印象を残す。

チープな(?)ピコピコサウンドと胸躍るベースライン。
ハイハットのシンコペーションがこの曲のキモなんじゃないだろうか、と考えている。
なにげなようで、その部分だけでも、多重録音を重ねて作られているように聴こえる。
規則性があるようで、ランダムなようで、ハイハットがどんなリズムを刻んでいるのかがよく分からない。
耳をすまして、その部分に注意して聴いてみるととても面白い。
CDをお持ちの方はお試しあれ。

その「赤い電車」のシングルCDをやっと購入することができた。
CDの中を見て、作りの素晴らしさに嬉しくなってしまった。
赤い電車(京浜急行)の正面イラストがカヴァになっていて、ケースを開けると中には路線図が書かれている。
ブックレットを開けば、赤い電車(京浜急行)の設計図面が描かれている。
封入されている歌詞カードは、かつて使われていたプリペイドカードを模してある。
このCDがリリースされた頃はまだ、パスモじゃなかったんだろう。

楽しいなあ。
電車愛にあふれている。
くるりの岸田君は生粋のテツオタ。
京急にCMソングを頼まれて出来たのがこの曲だという。
やるなあ(笑)


  赤い電車  作詞作曲 岸田繁

  赤い電車に乗っかって
  僕はどこかへ行ってしまいたい

  赤い電車は羽田から
  僕らを乗せてひとっ飛び

  でっかい東京 どこへでも
  どこまでも行けるから
  君住む街へ ひとっ飛び

  赤い電車は歌い出す
  ファソラシドレミファソー

  赤い電車に乗っかって
  夢を探しに行くんだよ

  でっかい東京 こんな街もあるんだ
  見たことのない景色見せてよ 赤い電車

  でっかい東京
  君住む街へ ひとっ飛び
  赤い電車で ひとっ飛び


赤い電車のヴィデオクリップが相当好きなのだが、どうもYouTubeにアップできない事情があるらしい。
くるりの他の曲のクリップはあるので、許可しないのはレコード会社ではないだろう。
あるいは京浜急行が許さないのだろうか?
テレビCMはOKなのに?



ニコ動にはあったのでどうぞ。

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雨の降る日に雨を歌ったCDを聴こうと思った 21:02

  雨は、日本列島にとっては本当に恵みの雨であるのに、そのことはすっかり忘れて
  鈍感になりきったまま、たとえば新聞は、梅雨入りになるとかならず、じめじめし
  たうっとうしい雨として、梅雨を人々に伝える。
  人々のほうでも、雨はやっかいなもの、嫌なもの、面倒なものでしかないから、
  ほんの二、三日も雨が続くと、よく降るねえ、いやんなっちゃうねえ、などと平気
  で言っている。日本の年間降雨量がその人たちの気持ちに合わせて半分にでもなっ
  たら、日本はもはや日本ではあり得ないのに。
  <片岡義男「昼月の幸福」(晶文社)>

毎年今時分、気温がそれほどでもないのに蒸し蒸ししいて、外はしとしと雨が降っていると、思わず反射的に心をよぎることの半分は、メディアが作り出す梅雨のイメージで、あとの半分は習慣的に毎日晴れを望んでいる自分が、ふとがっかりしているのではないかと、そんな気がしてくる。
朝起きてウキウキしながら、あ今日も雨だ、なんてことを思う日はきっと来ないだろうけれど、雨だからって嫌だ嫌だと言わずに暮らしたいものだと、片岡義男を読んで気付かされた訳なのだった。

そんな梅雨のある日、ミモザさんの「 Singin' in the Rain 雨の歌10曲」という記事を読んだ。
そして、雨音とともに私の頭に流れてきた4曲を紹介しようと考えたのだった。


1.あしたてんきになあれ/はっぴいえんど

ときどき戦闘機が墜ちてくる街に
今日は朝から雨がしとしと
黝んだ水溜りを飛んだ少女は
とっておきの微笑
ぽつん



2.BREEZIN'/CORNELIUS

くもり はれま くもり
はれま くもり はれま
くもり はれま ひるま
小雨 ぽつり ぽつり
ぶらり ぶらり あるき
のぼり くだり のぼり
きもち ふらり ふらり
そこで いちど やすみ



3.雨は毛布のように/キリンジ

雨が豪雨になって 雨がもうずっと
ケンカにも飽きる あの雲に飽きる
僕らはとりあえず 雨宿りを止めた
沈黙をやぶり 鉛色の粒の中へ
どしゃぶりの町はとても綺麗で
いつの間にか子供になっていた



4.ばらの花/くるり

雨降りの朝で今日も会えないや
何となく でも少しほっとして
飲み干したジンジャーエール 気が抜けて
安心な僕らは旅に出ようぜ
思い切り泣いたり笑ったりしようぜ




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