片山正通氏率いるWONDERWALLの作品集「WONDERWALL ARCHIVES 02」を頂いた。
片山氏のサイン入りである。
フフフ。
クールで贅沢な空間がこれでもかと続く写真集であるが、これらのアイディアどこからくるのだろう。
泉のようにアイディアが湧き出てくるのだろうか?
いやいや、まさか(笑)
綿密なヒアリング、リサーチ。
クライアントの求めるイメージを抽出し、みずからのアイディアを練り上げていく。
これらの作品は、地道なプロセスの上にある結果なのだろう。
おそらく「考える」ということが何より重要なのではないか。
クライアント、そこを利用する人たちに、その空間は何をもたらすべきなのか?
図面と模型などでクライアントを納得させて、店舗が出来上がったのちに、そこを訪れるお客様によっても審査される。
真のクライアント評価はその後にくだる、という厳しい世界である。
格好いいなあ、今っぽいなあ、ではすまされない仕事なのだ。