MONOmonologueモノ(物→コレクション)とMONO(モノラルサウンド→レコード)をこよなく愛するオヤジの徒然日記。

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夏に備える Part.2 09:18

6月も後半である。
いよいよ梅雨らしい日々である。
「しとしとじめじめの季節」といえば印象は悪いがのんびりと部屋で過ごす休日もいいものだ。
窓越しの雨、お気に入りの音楽とコーヒー。
そんな休日も悪くない。

「梅雨きたりなば、夏とおからじ」である。
そう、夏はそこまで近づいているのだ。
こんなときこそ、積み上げたままになっている本の山から「これは」というやつを抜き出して読んでみよう。

「8月の路上に捨てる」伊藤たかみ

容赦なくギラギラと照りつける太陽。
真夏の路上の暑さ。
セミの鳴き声。
真っ黒に日に焼けた少年少女が走って通り過ぎる。
笑顔に大きな歯がまぶしい。
真っ青な空の遠くに入道雲。
雑草の目立つ公園。
夕立ち、雨やどり。

そんな夏を、私は思い出している。
「8月の路上に捨てる」のストーリーとは、おそらくまったく違う夏だろうけれど。





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夏に備える 21:47

6月である。
梅雨である。
「しとしとじめじめの季節」
そういってしまえば印象はたしかに悪い。
しかし、窓越しに雨を感じながらコーヒー片手にソファでのんびり読書。
そんな休日も悪くないではないか。

「冬きたりなば、春とおからじ」ということわざになぞえてみよう。
「梅雨きたりなば、夏とおからじ」である。
つまり、夏はそこまで近づいている、ということ。

今年の夏はどんな夏になるだろう?

そんな期待に胸を膨らます。
人生のそんな時期を人は「青春」と呼ぶのかもしれない。
梅雨の合間の晴れた日、日差しはいよいよ強い。
うっかりサングラス無しで外出すれば、こめかみがずきずき痛くなるほどである。

夏になると聴きたくなる音楽がある。
爽やかなビートに清涼感あふれるメロディ。
エレクトリックではなく、アクースティックな響きが好ましい。
表立ったエネルギッシュさではなく、一見クールな中にときおり情熱がのぞくくらいがちょうど良い。
そんな心地よさを求めてレコード店を訪れた。

  MILT JACKSON / JAZZ 'N' SAMBA (IMPULSE AS-70)

「JAZZ 'N' SAMBA」というタイトルにひきつけられた。
ブラジル風味のジャズ。
ヴァイブラフォン、ガットギター、ソフトなテナーサックス。
この夏の1枚はこれで行こう。

さて、今年の夏はどんな夏になるのだろう?






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暮らしの手帖 09:49


これは あなたの手帖です
いろいろのことが ここには書きつけてある
この中の どれか 一つ二つは
すぐ今日 あなたの暮しに役立ち
せめて どれか もう一つ二つは
すぐには役に立たないように見えても
やがて こころの底ふかく沈んで
いつか あなたの暮し方を変えてしまう
そんなふうな
これは あなたの暮らしの手帖です


雑誌「暮らしの手帖」を拾ってきた。
古紙回収のため道ばたに積み上げられていた。
手に取って見ると1950年代後半から60年代前半のものだった。
13冊あった。

冒頭の言葉は、すべての号の表紙裏側に書き付けられており、現在進行形で今も引き継がれている。
いわば「暮らしの手帖宣言」である。
こんな心意気が、今もこの雑誌の編集部に正しく生きているのか、は知る由もない。
ただ、この心意気が今も生きているとしたら、なんて素晴らしいことだろうと思う。

拾ったものでもあり、けっして保存状態は良くないのだが、表紙の美しさはもちろん、紙面の1ページごと神経細やかにデザインされていることに驚く。
写真のクオリティ、トリミング、レイアウト、そして花森安治の描き文字。
そしてもちろん記事である。
58年刊行の44号には「電気の買い方」という特集がある。
高度成長前夜、電気需要が高まっていたであろうこの頃に、電気はいかに作られ、どのように家庭に届き、どのように値段が付けられているか。
そして「電気機器を買うことは一っしょに電気も買うときことです」と、機器の消費電力について考えをうながしていく。
その後、暮らしの手帖の売りであった、商品テストに紙面はつながっていく。

ここでいまいちど「暮らしの手帖宣言」を読んでみるとこの雑誌の姿勢が実感できる。


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