MONOmonologueモノ(物→コレクション)とMONO(モノラルサウンド→レコード)をこよなく愛するオヤジの徒然日記。

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宝探し 11:09

私が「レコード屋へ行った」というとき、たいがいはLPのみをチェックしている。
CDをチェックすることはあっても基本的にシングル盤はチェックしない。
ディスク・ユニオンといったチェーン店ではシングル盤コーナーはのぞきもしない。
なぜか。
それらの店の棚に並ぶのは、評価のはっきりしたシングル盤がそれにふさわしい値段で並んでいるからだ。
つまり、おもしろみに欠けるのだ。
そこにあるのは、ためしにこれ買ってみようか、という品揃えでも値段でもない。

その点、昔ながらの中古屋さん風情を残す店のシングル盤コーナーは楽しい。
リサイクルショップのレコードコーナーも楽しい。
床にドーンとおかれた箱一杯のシングル盤などみつけようものならわくわく感は最高潮だ。
宝探しのはじまりだ。

段ボールから、がしっとシングル盤を一束つかんで、ぱらぱら、ぱたぱた確認していく。
ひと掴み、またひと掴みと取り出して自分の横に積んでいく。
最初は丁寧に1枚ずつ見る。
しかし、そうそう面白い盤があるわけもなく、チェックするスピードが上がっていく。
次から次へめくっていく。
それにつれ見方は雑になっていく。
どうせそんなに気になるレコードはないんだからと、演歌的色合いのは数枚ずすつばしていく。
カラフルなジャケットがあれば手をとめチェック。
なんだこれ持ってるよ、とか、いらないよ、というものばかりでも、この先何が飛び出すか分からない、というモチベーションだけで手を動かし続けるのだ。
疲れてきて、目もしょぼしょぼしてきても、一通りチェックするまではやめられない。
店からすれば迷惑な客なのかもしれない、とも思う。
なのでせめて、1枚でも見つけて買おうと思うし、見た後の状態がグチャグチャにならないようきちんと箱に戻す。

今回の発掘品(出土品)は写真のブツである。
60年代、USコロンビアのシングル盤だ。
真っ赤なセンターレーベルは、LPの通称「二つ目」というデザインに対応している。

特筆すべきは、スリーヴである。
言ってしまえばたんなる紙袋である。
日本の常識からすればありえない簡素さだ。
しかしこれが素晴らしい。
美しい。
紫がかったグレーに白抜きの「COLUMBIA」の文字。
そして、ちいさく配置されたトレードマーク。
目玉に足のはえたようなデザインは、愛嬌がありながらもとてもクールで都会的だ。

このスリーヴに真っ赤なセンターレーベルが入ったさまがとても良いのだ。
その姿を鑑賞するためにこれを買ったといって良い。
そのうえ、格好良い音楽が聴けるのだ。
これ以上何を期待したら良いだろう?

  THE CHAMBERS BROTHERS
  TIME HAS COME TODAY c/w PEOPLE GET READY
  (COLUMBIA RECORDS 4-44414)


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| RECORDS | comments(0) | trackbacks(0) | posted by mono-mono
棄てられないレコードが増えてゆく 00:12

大好きな歌手がいて、大好きなレコードがある。
国内盤で入手して聴き込んで、できればオリジナル盤がほしいなあ、なんて考える。
熱心に探すのではないが、レコード屋へいくときそのレコードのことを思い出したりする。
するとそのレコードがありそうな棚を眺めてみる。
見つかってもあせって買ったりはしない。
他に未知の欲しいレコードがあれば、まずはそちらを優先する。
だって国内盤を持ってるんだからいつだって聴けるのだ。
あせらないあせらない。

探し出してどれくらいたっただろう。
ついにそのときはやってくる。
大好きなレコードのオリジナル盤を買う、そのときが。
よくもあきらめずに探し続けるものだ、と自分でもあきれる。
でもこれは遊びなのだ。
気の長い楽しみなのだ。

あれが欲しい!という衝動だけでレコードを買っているのではない。
なにしろもう30年も、ずっと音楽のことばかり考えて暮らしてきたのだ。
欲しいレコードは尽きないけれど、それが今日なくたって聴きたいものは他にもたくさんある。
あせって買う必要なんてどこにもない。
もちろん「今買わなきゃ!」と思わせるレコードとの出会いだってときどきある。
1年に何度もないけれど、そんな出会いは最上級の喜びだ。
その瞬間を求めてはいる。
けれど普段はそんなことはない。
たんたんとレコードを探し、たんたんと買う。
そのとき一番自分にふさわしいレコードを買う。

ついにオリジナル盤を手にいれたレコードの、もともと持っていた国内盤はどうするか。
多くの場合、その国内盤は不要となる。
普通の国内盤には値段がつかない。
つまり、わざわざ中古屋さんに売るほどのレコードではない。
そのレコードが好きそうな知人のところにもらわれる場合もあるが、たいがいは捨てるしかない。
少々残念でさみしいが仕方がない。
オリジナル盤でも国内盤でもそこに収録されている音楽に変わりはないのだ。
捨てるとなるといくらかは罪悪感も覚える。

今回入手したのは、ブロッサム・ディアリーのレコードだ。
自身のレーベル、ダッフォディル・レコードから3枚目のリリース。
2枚組。
ダブルジャケット。

  BLOSSOM DEARIE / MY NEW CELEBRITY IS YOU

さて、向かって左の国内盤をどうしようと考えてしまった。
ダッフォディル・レコードで国内盤。
あまりたくさん売れていない、と考えられる。
もしや、現存数においてオリジナル盤よりも実はずっとレアではないか、と。
たぶん間違いないだろう。
となると捨てるアイディアは消える。
誰かに差し上げるというのも消える。
とりあえずとっておこう、ということになる。
こうしてレコードは増えてゆく。


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| RECORDS - JAZZ | comments(2) | trackbacks(0) | posted by mono-mono
いよいよ、さようならです 00:42

気が付けば3月。
そんな3月も思えばもう半ば。
3月半ばといえば、3月15日に東急線渋谷駅がいよいよなくなってしまう。
副都心線と東横線が合流するため、渋谷駅のホームが地下へ潜ってしまう。
ずっと先のことのように思っていたけれど、そのときがやって来てしまった。

昨年夏、東横線を渋谷とは反対の方向である郊外へ仕事で通うようになった。
毎日利用していた渋谷駅から足が遠のいてしまった。
残念ながら3月15日に立ち会うことは叶わない。
なのに、この3月下旬から再び毎日渋谷へ通うことが突然決まった。

これは神様のイタズラなのだろうか?
つまりは大好きな東横線渋谷駅の最後を見ることができない運命だった、ということなのか(笑)。
ア〜、さみしい。

東急電鉄が出版した、渋谷駅の写真集ってどうかなあ?
良いかなあ?

写真は、このブログ開始3周年を記念して、東急渋谷駅を占拠した際のもの。
あ、4周年だったかも。
良い思い出だなあ、フフフ。



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| mono-mono | comments(0) | trackbacks(0) | posted by mono-mono
small change 08:58

3月か。
もう3月だ。
ああ、3月だよ。

妻がダイニングテーブルを磨き上げた。
やすりをかけて、オイルで仕上げた。
とても美しくなった。
食事のとき、お茶のとき、おやつのとき、とっても気持ちが良い。
見違えた。

ちびっ子2号(小3男子)は優しい子だ。
でもめだちゃんの餌やり、つい忘れちゃうんだ。
朝は忙しいからね。



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| KIDS ARE ALRIGHT | comments(2) | trackbacks(0) | posted by mono-mono
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