MONOmonologueモノ(物→コレクション)とMONO(モノラルサウンド→レコード)をこよなく愛するオヤジの徒然日記。

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宵の散歩に聴きたい3曲 09:53

hiyohiyoさんからいただいたお題の第2弾は「宵の散歩のとき聴きたい3曲」。

前回のテーマ「朝の散歩」が、しゃきっと新鮮な空気を胸いっぱいにして「う〜」っと伸びをするような気持ち良い散歩。
それに対して、今回の「宵の散歩」はどことなくメランコリックでノスタルジック。
記憶をさかのぼるような、回想するような、そこにいくばくかの後悔や反省が入り込んでくるような…。
「夕方」ではなく「宵」というところに文学性が感じられる素敵なお題です。

大辞泉で「宵」を引いてみると「日が暮れてまだ間もないころ。古代では夜を3区分した一つで、日暮れから夜中までの間」とありました。
私の選曲は若干夕方要素が強すぎるかもしれません。
っていうかはっきり夕焼けをイメージしておりました(笑)
マ、イッカ。
ということで、私の「宵の散歩のとき聴きたい3曲」、いってみましょう。


1.黄昏サラウンド / RIP SLYME (MASTERPIECE)

お題をいただいて何も考えずにポっとこの曲が頭に流れ出しました。
iPodに入れて、夕焼けの多摩川っぺりを心地よい風とともに一人で歩きたいそんな曲です。
暮れていく空が切なさを際立たせるかもしれません。
私にとって宵の散歩にこの曲はゼッタイ必要です(笑)




2.NO ONE'S GONNA HURT YOU / JAMES IHA (LET IT COME DOWN)

発表当時、スマッシングパンプキンズのギタリストのソロアルバムと聞いて、こんなナイーヴな作品だとは驚きでした。
意外、でも嬉しい衝撃!ってカンジでした。
ネオアコ的というかシンガーソングライター的というか、それ以来の愛聴盤です。
爽やかでありつつ記憶を過去へといざなうような、私の思うこのテーマにまさにぴったりでエヴァグリーンなアルバムです。
未聴の方は是非ともお試しいただきたい!そんな1枚です。




3.OUR SWEET LOVE / THE BEACH BOYS (SUNFLOWER)

NHKFM月一のお楽しみプログラム「小西康晴 これからの人生。」7月の特集は「ビーチ・ボーイズ」でした。
ゲストは片岡義男さん。
私、初めて片岡義男さんがお話しになっているところを聞きましたが、イメージ通りで嬉しかったです。
艶っぽくて、日本語の語尾にそこはかとないバイリンガル感が漂うのです。

「ビーチ・ボーイズ」特集を聴いて以来、ビーチ・ボーイズばかり聞いています。
そしてアルバム「SUNFLOWER」に今回のテーマにぴったり曲「OUR SWEET LOVE」を発見してしまいました。
それでは、カール・ウィルソンのとろけるような唄声を満喫してください。




よろしければ、宵の散歩のときにあなたが聴きたい曲を教えてください。
もちろん、3曲じゃなくてもOKです。
コメント欄からぜひ!

hiyohiyoさん、毎回素敵なテーマをありがとうございます!
そして、選曲にご参加いただく方々にも本当に毎回楽しませていただいています。
自分の選曲だとどうしても偏ってしまうので、皆さんの選曲で視野を広げてもらえて心より感謝しています。





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ド、ド、ドリフのドーナツ盤(笑) 09:16

ババンババンバンバンッ
アビバドンドン!(笑)

ドリフターズは凄い。
何が凄いって、うちのちび達が大好きなんだもん。
いまどきのちびっ子が見ても大爆笑なんだよ。
私が小学生の頃はみんな圧倒的にドリフだった。
30年前の「子供に見せたくない番組」第一位。
時代は変わる?
いやいや当時から親子で笑っていた。

08年に全員集合40周年のDVDが発売になりテレビで特番も結構やっていて、それでちび達はドリフを知った。
それからは一時レンタル屋さんに行くたびちび達はドリフドリフってそればかりだった。
エ〜またドリフ、なんて言いつつ私も一緒に見て笑っている。
全員集合!は生放送で舞台の緊張感とアドリブとハプニングの香りがして最高だ。
とってもシンプルで分かりやすくって、作り込まれていて大掛かりなセットを組んでいる。
これを毎週やっていたんだ!と衝撃を受ける。
ときにコントのパンチが本気の殴り合いになって、引きつる笑顔でなんとか番組をつないでたりして、そんなハプニングを同じくらいの歳になった私が、なんとなく分かるなあとちび達とはまったく違う視点で眺めている。

荒井注がいなくなって、志村けんが入ってきたときは子供ながらにビックリした。
何が起きているのかよく分からなかった。
加藤茶が大好きで志村ケンはアクが強すぎてちょっと苦手だった。

ドリフといえば中盤の音楽コーナーに忘れがたい。
生バンドだし異常にグルーヴィーだし。
それだけ聴いててもとても楽しいくらいだ。
だってそれは昭和40〜50年頃に放送されていて、つまりは60、70年代音楽の影響がありありと感じられるんだ。
ロックだったり、ブラックだったり、エレキインスト風だったりね。
そもそもドリフってコメディバンドだった訳で、音楽大好きなんだよね。

ちなみにレンタル屋さんで全員集合の横にあるバカ殿は妻の「ダメ!」の一声で禁止となった(笑)
理由はコントが大人っぽすぎる(色っぽすぎる)からである。
納得(笑)
しかしあれをゴールデンタイムにやってたんだもん、凄すぎる。

写真は、ちょこちょこ買っていたら知らないうちに集まっていたドーナツ盤とEP。







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| RECORDS | comments(6) | trackbacks(0) | posted by mono-mono
WILCOのドーナツ盤 20:49

アマゾンで注文したWILCOのドーナツ盤が届いた。
「入荷が遅れておりお届けは8月下旬」ていうメールが来てたのに、嬉しい誤算だ。
やったやったと大喜びしながら開封してみると・・・





ああなんてことだ、がっかりだ…。
思ってたのと違ってるじゃないか。
だって、オフィシャルサイトで見た時には、青系の透明なディスクだった。
なのに届いたのは素っ気ない普通の黒いディスク。
エエ〜、そんなァ〜。
透明と黒だったら黒がレアなんだよ、とか仮にいわれても私はだんぜん透明がよかった!(笑)
オフィシャルサイトをあらためて確認してみると、透明と黒の両方写ってる…。
…まさか選べたりはしなかったんだよね…。
ま、しょうがない。

このシングル「I MIGHT」は9月発売予定のニューアルバムからの1stシングル。
疾走感あふれる、しかしちょいすかすかしたカンジのナンバー。
ファズベースがブリブリいって、チープなシンセがピーピー鳴って最高にイカシてる。
ローギアでぐっとアクセルを踏み込むような疾走感が気持良い。
そして新しいウィルコを感じさせる「I MIGHT」に、アルバムへの期待はいやがおうにも高まる。

カップリングはニック・ロウのカヴァー。
このシングルは自身で立ち上げたニューレーベル「dBpm Records」からの第一弾リリース。
だから「I LOVE MY LABEL」なんだね。






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| WILCO | comments(4) | trackbacks(0) | posted by mono-mono
アナログ 20:37

いまだにレコードをせっせと買って聴いている身としては、「テレビのアナログ放送終了」と言われるとアナログの味方をしたくなったりもする。
デジタル放送のほうが断然画像はきれいだけど、音質はどうなんだろうなんて思ったりして。
アナログテープの音質は驚くほど良いらしいから、きっとテレビのアナログ放送でも音質は断然アナログのほうが優れているんじゃないかな。
今となっては、テレビのアナログからデジタルの移行を「技術の進歩」なんて言葉では誰も思っていない。
いつからか市場では、メーカーや業界団体の思惑が最優先されるようになっているんだから。
経済とはつまりそういうもんだ、ってみんなが思って諦めている。

街を歩いてたりして、ふとしたときに東京タワーが見えると良い気持ちになるのだけれど、スカイツリーを見かけてもあまりそうならないのは私だけだろうか。
東京タワーとスカイツリー。
デザインと存在感の違いはいかんともしがたいように思うのだけれど、単に見慣ないとか、東京タワーをひいき目に見ているとかいうことなのかな。
でも、東京タワーがやっぱり世界一だな。





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| ESSAY | comments(2) | trackbacks(0) | posted by mono-mono
朝の散歩のときに聴きたい3曲 15:13

ちび達がまだ小学校に上がっていない頃だから、5年くらい前のことだ。
休日の朝早くに目が覚めてしまい、もう眠れなくなってしまった。
そういうことがときどきある。
6時すぎで、外はもう明るくなっていた。
私がごそごそしていたからだろう、ちびっ子2号(男子)が起きてきた。
いつもは目覚ましが鳴ってもぜったい起きないし、起こしてもまた寝ちゃうのに、ちびっ子2号はその日に限ってぱっちりと目が覚めてしまったようだ。
「眠れなくなっちゃったよお」とちびっ子2号。
「それじゃ、散歩でも行こうか」
ちびっ子2号は目を輝かせて、うん!と言った。
そして、財布持ってよね、とちびっ子2号は私に言った。
その少し前に、ちびっ子1号(女子)と出掛けたときに2人でジュースを飲んだとかって話したことを憶えてたのである。
起きたばかりでもちびっ子はこういうの絶対に忘れないんだ、可愛いね。
自転車にちびっ子2号を乗せて世田谷公園へ行き噴水前の広場に座る。
早朝の噴水は水を吹き上げる事無くシンと静まり返っている。
ぱりっとおろしたての風が通り抜ける。
とても気持良い。
となりでちびっ子2号は嬉しそうにコーラを飲んでいる。
楽しそうに昨日あったことをしゃべり続けている。
広場に人が増えてきていることに気がついた。
集まっているのはほとんどがお年寄りのようで一カ所に集まるでもなく一定に間隔を空けて広がっていた。
すると突然音楽が大きな音で流れ出した。
ラジオ体操だった。
そうか、だから間隔を空けて集まっていたのか。
「これ知ってる?」とちびっ子2号に聞くと、知らない、と言う。
公園に流れるラジオ体操に合わせて私も体を動かしてみる。
ちびっ子2号は「オトーサン、何でできるの!」と喜んでいる。
「この体操は大きくなるとみんな出来るようになるんだよ」
「へえ」とちびっ子2号は言ってコーラをもうひとくち飲んだ。


hiyohiyoさんから素敵な選曲のお題を2ついただいた。
まずは「朝の散歩のときに聴きたい3曲」からいってみようと思う。
お題から思い出したのが冒頭のエピソードだった。
そしてそのエピソードから連想したのがRICKIE LEE JONESのこの曲だった。


1.RICKIE LEE JONES / Dat Dare(「POP POP」より)

  Hey mama, what’s dat dere?
  And what’s dat doin' dere?
  Hey mama, up here! Mama, look at dat over dere!

  ねぇママ、あれ、なーに?
  あそこで、なにしてるの?
  ねぇママ、こっちきてー!
  あっちあっち、みてみて!

ダットデア(That There)とは、舌足らずな子供の発音を真似た洒落たタイトル。
作曲はジャズメッセンジャーにも在籍したジャズピアニストのボビー・ティモンズ。
これもすでにスタンナードナンバーといっても良いだろうか。
その曲に歌詞をつけたのがオスカーブラウンジュニア。
かまってちゃんな子供が母親に質問を次から次へ投げかけるという歌詞。
リッキーリーにぴったりなとても愛らしい曲なのだ。
子供の目に見えるすべては新鮮、世界は驚異に満ちている、というとっても素敵な曲。




2.BLOSSOM DEARIE / I'm Hip(「1975」より)

ブロッサム・ディアリーにも散歩向きの素敵な曲はたくさんあるのだけれど、YouTubeで見れることを条件に探した結果この曲を選んだ。
彼女のカワイイ声が聴く人を選ぶのだけれど、彼女のリズミ感とメロディックな気持良さが歩くスピードにちょうど良い。
「私はヒップなのよ」と唄われたら、私、降参であります。




3.LOU REED / Walk On The Wild Side(「TRANSFORMER」より)

印象的なベースラインにドラムのブラシが入ってくるイントロを聴くたびに、行ったことのないニューヨークの街が頭の中に広がる。
それはきっと今はない、すでに失われたニューヨークなんだろう。
アンディ・ウォーホル、ファクトリー、イーディ・セジウィック、マックスカンザスシティ...。
神経質で自意識過剰で自信満々で臆病な、いかれたやっかいな人たち。
闇とともに活動する人たちが、家へと帰る朝に流れるのはきっとこんな曲だろう。
彼らはワイルドサイドを歩いているんだ。



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もう一つのお題「宵の散歩に聴きたい3曲」は近日公開予定。
少々お待ちを。





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