MONOmonologueモノ(物→コレクション)とMONO(モノラルサウンド→レコード)をこよなく愛するオヤジの徒然日記。

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OKAMOTO祭り!! 23:54

昨日は、朝からちび達とひとしきり遊んだ後、お昼前頃ネットを見ていた。
先週はじめてその存在を知った日本の若手バンド「OKAMOTO'S」の情報を追いかけて、つらつらとウェブサイトを見ていた。
公式サイトをまだ見ていなかったことに気付き早速チェック。
トップページをクリックすると小さなウィンドウが開いてサイン会の告知が出てきた。
なになに、と。

  2/26(土)にOKAMOTO'Sが出演する岡本太郎生誕100周年イベント「TARO100祭」
  の開催を記念して、OKAMOTO'Sライブ終了後(出演時間 13:00~13:30 予定)イベント会場
  にてOKAMOTO'SのCD購入者を対象にサイン会をおこないます。

おっと、これは今日の話ではないか!
岡本太郎生誕100周年イベント?
「岡本太郎の誕生日っていつだ?」という言葉が思わず口をついて出た。
「今日だよ」とクールにちびっ子2号(小3女子)が答えるではないか。
エッ、どうして知ってるの?
「今日の新聞に出てたよ」
そうか、そういえばテレビ欄に岡本太郎特番のお知らせが載っていたあれだ、と思いつつこのTARO100祭なるイベントはどこでやるのだろう。
見れば六本木ヒルズアリーナではないかそれなら行ける、と時計を見ると11時半。
もうすぐお昼である。
私は、わが家の休日のすべての食事を担当している。
しかもこういう日に限って、妻に交代頼める状態じゃなかったりするのである。
次の瞬間、「すぐヒルメシにするよ〜」という声と共に私は台所へ入ったのだった(笑)
〜中略〜
昼食を終えたのが12時15分ごろで、たぶん12時20分過ぎには東横線に飛び乗っていた(笑)

ここで、OKAMOTO'Sを紹介しよう。
彼らは昨年メジャーデビューしたハタチの4人組。
すでに2枚のアルバムをリリースしている。

  オカモトショウ ボーカル担当。元『ズットズレテルズ』。
  オカモトコウキ ギター担当。
  ハマ・オカモト ベース担当。元『ズットズレテルズ』。
  オカモトレイジ ドラムス担当。元『ズットズレテルズ』。

  和光中学校の同級生であった4名によって結成。
  全員が岡本太郎好きで、ラモーンズのように全員がオカモト姓を名乗る。
  音楽性のルーツはR&Bよりのロック、ブリティッシュ・ピートあたりにあるようだが、
  パワーポップ的な要素も強力に感じる。
  (ウィキペディア情報を元にmono-monoが加工)

そう今回、岡本太郎の名前からオカモトをいただいたOKAMOTO'Sが、岡本太郎の生誕100周年を記念するイベントに出るんだから、先週バンドの存在を知ってYouTube見ただけの私だって駆けつけるしかないでしょう。
これほどまでにTARO100祭にふさわしいバンドがほかにあるだろうか。

こんな具合にばたばたと昼食を済ませ慌ただしく六本木ヒルズに駆けると、ライブ開始予定時間の20分くらい前だった。
会場の席は埋まってるしなかなかの人気のようだ。
開演を前にバイリンガルな女性が日本語と英語での「それではこのあと、OKAMOTO'Sのライブがはじまります」というアナウンスがあった。
日本語の「OKAMOTO'S」のところで会場からくすくす笑いが起きる。
バンド名のアクセントの位置は私も気になるところだが「お」のところは間違いのようだ(笑)

ライブが始まった。
イキのよいモッズ系R&Rなのだけれどノリに余裕があるというかグルーヴが実に気持ちいい。
直立不動系のハマ君のベース、とにかく楽しそうに叩くレイジ君のドラムが素晴らしいのだ。
OKAMOTO'Sの魅力がギュっとつまった30分あまりのライヴはあっという間に終わってしまった。
ファンキーだし、リズムはタイトだし、ユーモアもあるし、いやあ、ガンバってほしいモノだ。

彼らの2nd「オカモトズに夢中」を購入しサイン会の列に並ぶ。
ほとんど女の子の列に混じって一人サインを待つのは少し恥ずかしかったが、ゆるやかなさんコレクターである私の目標はこのように達成された。
やった(笑)
しかしメンバーもファンも若くてお肌ピチピチだもんね。

  SPECIAL THANKS
  私はOKAMOTO'Sを、ミモザさんのブログ「PLASTIC SOUL」のこの記事によって知りました。
  アザース!(笑)

【サイン中のOKAMOTO'Sのみなさん(女性スタッフがコウキ君にかぶっちゃってます)】



YouTubeで見て私がノックアウトされた「笑って笑って」を是非ご覧ください。







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TARO100祭 23:56

六本木ヒルズへ「TARO100祭」に行ってきた。
つまり「タローヒャクサイ」。
今日2月26日が岡本太郎氏の誕生日で、今日が生誕100周年なんだってさ。

そこはまさに「OKAMOTO祭り」だった!

詳細は、多分、あした(かな?)。
本日はこの辺で(笑)



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昨年、音楽CDを買いましたか? 22:31

朝日新聞の土曜版「Be」に、「読者と作る」というアンケートを元にしたコーナーがある。
先日のテーマが「昨年、音楽CDを買いましたか?」だった。
アンケート結果が大いに気になるところではないか。

  昨年、音楽CDを買いましたか?
  はい  49%
  いいえ 51%

結果はご覧の通り、およそ半々である。
音楽はCDだけで聴くのではない。
CDを買わずにデータをダウンロードする人も増えている。
YouTubeといった動画サイトで十分という人、CDレンタルで済ます人もいるだろう。
世の中は不況といわれ久しい。
もっぱら違法ダウンロードという人もいるだろうか。
音楽はぼちぼち好きだけど買うほどではない、というの人が増えているのだろう。

音楽CDの売り上げは、98年のピーク時に比べて半分以下なのだという。
黄金期の売り上げと今の状況を比べることに果たして意味はあるのか、とも思う。
「過去10年の娯楽の多様化で音楽が娯楽の中心の地位を失った」という意見はもっともらしく響く。
しかし音楽が90年代後半に「娯楽の中心」だったというのは本当だろうか。
音楽が「娯楽の中心」だったことが今まであるのだろうか、という疑問。
かつてもこれからも、娯楽の中心のすぐ横あたりに位置しているのが音楽ではないか。
「もともとレコードを買わない層に売っていた90年代終わりのCDバブル期から、元に戻る表れではないか」という指摘の方が、今でもレコードやCDを買っている私にははるかに腑に落ちる。
そう、98年はまさにCDバブルだったのだ。

アンケート結果で興味深かったのは「買った」と答えた人への、買った枚数に関する質問だった。
1枚以上10枚以下があわせて約2,000人と、まあそんなもんかという答えだったが、案外たくさん買ってる人も多いのだ。
「51枚以上 22人」
「分からない 15人」もいるという点。
アンケートの総回答者4,492人中37人、0.8%というのはなかなか面白い数字ではないか。

そして、10年前より買う枚数が増えたという人も1割いるのだった。
ふふふ、私も買った枚数「分からない」し、「10年前より買う枚数が増えた」クチだ。
もっとも、「分からない」人が51枚以上買ってるとは限らない。
私はたぶんCDを50枚も買っていない。
しかも買ってるのは中古ばかりじゃないか(笑)

気になるのは、音楽CDを買った人買わない人のどちらもが、別の質問で「音楽を聴くこと自体が減った」と答えていること。
ちょっと寂しい気がしなくもない。
ま、数字の見方って難しいからこのアンケートだけでは確かなことは言えないけれど。



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| RECORDS | comments(8) | trackbacks(0) | posted by mono-mono
カワイイ 22:51

かつて、私のボキャブラリーに「カワイイ」という言葉は無かった。
しかし今はある。
今の私は、ペンギンの描かれたレコードジャケットを見て「カワイイ」と思う。
かつてならただ、「良い」あるいは「カッコいい」と思ったことだろう。

私の人生では「カワイイ」をかたくなに拒んできたといって過言ではない。
女性が「カワイイ♡」と言っているのを聞くのもあまり好きではなかったし、ましてや男が「カワイイ」なんて言うなどもってのほかだった。
なぜ、私は「カワイイ」が駄目だったのだろうか。
「カワイイ」で定義される世界と、「カワイイ」で語られ共有される世界観が、私にとっては格好悪く思われた。
「カワイイ」で表現される世界の背景色は「ピンク」ではないか。
私は、そのようなピンクの世界に暮らすことを積極的に拒んでいた。
一体私は、この世界がどうあるべきだと考えていたのだろう。
それは、格好良くあるべきだ、と思っていたのだった。

「カワイイ」で表現される世界を私のまわりに持ち込んだのは妻だった。
「あの服カワイイ」というような、ごく普通に女性が使う「カワイイ」であった。
最初は過敏に反応したことだろう。
しかい幸い、妻の言う「カワイイ」は、ピンクの背景の「カワイイ」ではなかった。
「あれが好き」という程度のことを「カワイイ」という表現だということが分かった。
このようにして私のまわりに「カワイイ」は入り込んできたのだ。

そしてちび達の誕生が「カワイイ」の領域を家庭全体に広げていった。
ちび達は「カワイイ」。
私にとっても、疑う余地無くカワイイ。
ちび達にまつわるさまざまなモノ、服やおもちゃなどもすべて「カワイイ」。
カワイイは日常のあらゆる分野を凄い勢いで塗り替えてしまった。
そうして、「カワイイ」は定着していった。

「カワイイ」がどうこうなんてめんどくさいそんなことどうでもいいや、という歳になったとも言える。
若いうちは、何でも無いことに、こだわったり反抗したりするものだ。
今でもゆずれないこだわりはいくつもあるが、どうでも良いようなこだわりは無くなってゆくばかりのようだ。
反抗にいたってはもはや忘却の彼方だろう。
こんな風に人は歳を重ねてゆくのだね。

このペンギンジャケットのレコードを最初に買ったのは20代中頃だった。
12インチに収められた再発盤だった。
シェリー・マンらしい「マイ・フェア・レディ」のような、ひたすらスウィンギーな内容を期待して買った。
しかし、少々実験的な内容に面食らい、そのまま棚の奥へ直行だった。
「"THE THREE" & "THE TWO"」というタイトルの意味を買ってみてはじめて分かった。
これは、A面が三人、B面は二人で演奏されている。
どちらのサイドともベースプレイヤが参加していないのだった。
A面は、Shelly Manne (ds)、Shorty Rogers (tp)、Jimmy Giuffre (cl,ts,bs)という三人。
B面は、Shelly Manne (ds)、Russ Freeman (p)という二人。
後に、シェリー・マンがインパルスから「234」という名盤を出しているが、これは同じコンセプトな訳だ。
20代中頃の私は「234」という名盤のことも知らなかった。

今回レコード屋さんでみつけた「カワイイ」ペンギンジャケットは、ひとまわり小さな10インチ盤だった。
タイトルも「THE THREE」となっていた。
「THE TWO」の10インチ盤が存在するのか。
どんなジャケットなのか。
私は知らない。

「THE THREE」である、Shelly Manne (ds)、Shorty Rogers (tp)、Jimmy Giuffre (cl,ts,bs)という三人の演奏を久しぶりに聴いた。
10数年前には馴染めなかった少々実験的な演奏も、これが案外良いのだ。
このレコードはリリースされた時からずっとこの演奏が入っていた。
レコードは変わらなくとも、聴く人によって、聴く人の状態によって捉え方は異なる。
こんな風に私は歳を重ねてゆくのだ。


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それっていつからオッケーなの? 00:20

黒いセルフレームのメガネをかける少女たちが街で目立つようになったのは、いつからだろう。
Dr.スランプのアラレちゃんのをもっと大きくしたようなメガネ、というのはおじさん的表現か。
黒いセルフレームといえば、前から男の子たちの間で流行っていた。
きっかけはジョニー・デップだったように思う。
映画のプロモーションで来日した彼が、黒いセルフレームのメガネにソフト帽を被っていて、風変わりなボヘミアンというようなファッションだった。
それを真似て若い子たち間で流行りだしたのではなかったか。

私としては、黒いセルフレームのメガネといえば、ビル・エヴァンスやバディ・ホリーだったり、ボブ・ディランやファブ4時代のジョン・レノンのサングラスを思い出す。
しばらくこの手のクラシックなメガネは探しても見つからなかったが、いまや簡単に入手できるようになった。
引き出しにしまい込んでいたレイバンのウェイファーラーも、私は引っぱりだしてかけている。
もうかけることは無いかもしれないと少し前には思っていたが、流行なんて分からないモノだ。
流行遅れで格好悪いと思っていたモノだって普通に見えてきてしまう。
レイバンのウェイファーラーが「格好悪い」って訳じゃないけれど。

黒いセルフレームのメガネをかける少女たちを見かけるようになって、しばらくして気がついた。
彼女たちがかけているメガネにはレンズが入っていない場合があるのだ。
フレームだけのメガネを、なぜ?
どうして?

レンズの入っていないメガネで思い出す風景がある。
10年ほど前のこと。
そのころ私は、青山の会社に地下鉄銀座線で通っていた。
渋谷の駅で見かける同じ歳くらいのお洒落な男性がいた。
彼も毎朝、渋谷で乗って、表参道で降りていた。
彼はカジュアルな格好で通勤していて、フィフティーズが好きらしく、適度にフィフティーズ、適度に今風な格好をしていた。
髪型は前髪を少し残して全体をごく短く刈っていた。
タンタンのような、山田五郎のようなカンジといって伝わるだろうか。
その彼はセルフレームのメガネをかけていたのだが、ある日レンズが入っていないことに気付いた。
ン?と思った。
なぜ?と思った。

街で見かける少女たちのメガネもそうだ。
伊達メガネだとは思っていたけれど、まさかレンズが入っていないメガネをかけているなんて思わなかった。
まったく訳が分からなかった。
だがこの間、ハッと分かった。
レンズが入っていないメガネをかけている理由が分かったのだ。

彼女たちは「モッテル」からだ!

持ってるから、ではない。
彼女たちは「盛っている」のだ。
つまり、つけまつげやマスカラを盛大につけているから、メガネをかけるとそのつけまつげやマスカラがレンズにあたってしまう。
レンズにくっついてよごしてしまうこともあるのだろう。
だからレンズの入っていないフレームだけをかけるのではないか。
なるほどね、とは思いながらも、レンズの無いフレームだけのメガネなんて、ね。
ちょっと笑える不思議な光景だ。
きっと有名読者モデルなんかがはじめたのだろうけれど、あれがオッケーだって思えないんだ。
そんなこと言ってるのはオヤジってことなんだろう。

しかし、銀座線で見かけてたあの男性は、どうしてレンズの無いフレームだけのメガネをかけていたのだろう。
これは永遠の謎である。



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