MONOmonologueモノ(物→コレクション)とMONO(モノラルサウンド→レコード)をこよなく愛するオヤジの徒然日記。

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店長ピッザ! 21:44

「MONO CAFE」の人気メニューの紹介です。
その名も「店長ピッザ!」。
店員(チビ1号:小3女子)が勝手に名付けて値段を決めてチラシを書いて店内(わが家のリビング)の柱に張り出してしまいました。
店長(mono-mono:41歳男子)もこのチラシの出来は大いに気に入りました(笑)
「店長ピッザ!」の小さな「ッ」のところに本格感がでててとても良いです。
しかしどうしてチビが「ピッザ」なんて言葉知ってたのかな?(笑)
そしてこのチラシ、お知らせの裏紙ってとこがまた最高じゃないですか!
エコってやつっス。

以前にも紹介した通り、ときどき自家製ピザを作っています。
トマト缶からピザソースを作り、小麦粉を捏ねて生地を作ります。
それをデロンギのオーブンで焼きあげます。
基本はマルゲリータ。
あるいは、生ハム&モッツァレラ、スモークドサーモン&クリームチーズなどシンプルなトッピングでいただきます。
ベランダ菜園の生バジルがあれば最高ですが今度の春まで待ちましょう。
デロンギのオーブンにはピザ用のプレートが付属していて、これで石釜焼きのようにカリっと仕上がるのです。
これまでは薄いパリパリ生地のローマ風で作っていましたが、今回は初めてナポリ風に初挑戦してみました。
イーストで発酵させて膨らまし手のハラで生地を丸く伸ばします。
生地の中央と耳のところをふっくら残すのがポイントです。

このナポリ風が大成功でした!
表はカリっと中はモチモチに焼きあがりました。
とても美味しかったっす。
チラシにある「店長大ぜっさん!」とはつまり、上手くできて嬉しくって私が自画自賛の大喜びをしていたということなのです。
ハハ。

一応家族にも好評だったということを付け加えておきます(笑)


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これからの人生 10:05

小西康晴がNHK-FMで番組をもっているなんてぜんぜんしらなかった。
新聞のラジオ欄なんてほとんど見ないのに、偶然に発見した。
タイトルは「これからの人生。」。
早速聴いてみた。

これからの人生、か。
ふっと、自分のこれからの人生ってどんなだろう、とぼんやり考えてしまうタイトルだ。
そして、これまでの人生についても、ぼんやり思い出してみてしまうタイトルだ。
いろいろあったような、たいして何もしてきてないような。
でも、それなりに楽しんできたし、これからも楽しくいきたいな、と思う。

番組はおおむね、落ち着いた雰囲気の選曲なのだけれど、冗談なのか本気なのかわからないようなユーモアの感覚が全編に漂っている。
それっていつもながらの小西康晴ってことでとても良かった。
格好付けたいし、格好付けてるのに、格好付けてることを人に悟られたくなくてはぐらかすような。
それって、子供っぽさ、といっても良いような「テレ」の感覚なのだよね。
それでいてタイトルは「これからの人生。」。
格好付けちゃって、さ。
でも、私はぜんぜん人のことは言えない(笑)

写真は、先週のお休みに作ったモノ。
パンケーキの生地をひとくち大にしっとりさっくり焼きあげる。
あらかじめ、アズキを半日かけてことこと煮ておく。
焼きあがった生地にアズキをはさむ。
隠し味は、生地に薄く塗ったマーガリン。
これで「ものもの謹製 もの☆どら焼き」の完成。

少し前に紹介したのは、期間限定アニバーサリーバージョン
これがレギュラーバージョン(笑)
家族で美味しくいただいた。
これからの人生も、こんな風に生きていきたいなあ。



「これからの人生。」は、毎月最終水曜日の23:00からの1時間。
次回は12月22日だそう。
年末だァ。

先日の放送で知った、安藤明子さん。
どこか高田渡を思わせる、とても可愛らしいシンガーソングライターだ。



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デジタルはアナログを目指す 22:12

かつて読んだ、デジタルはアナログを目指す、という言葉が忘れられない。
これはオーディオについて語られた言葉である。
つまり、コンパクトディスクだとかデジタルだとか言ったって、音楽メディアとして完成の域にあるレコードの音質にいかに近づけるかを競っているだけじゃないか、ということだ。
この言葉は、CDが一般に広く普及し、オーディオにデジタルの時代が来たと言われていた頃のモノと思われる。
レコードはもはや時代遅れになり、完全に無くなってしまうのではないかと思われていた時代が確かにあった。
90年に、代表的なレコード針メーカーである「ナガオカ」が倒産し、多くの人がこれをアナログ時代の終わりが来たと思ったことだろう。
私自身、いよいよCD一本でいかないとなあ、と思ったことを覚えている。
大学に入学した頃のことだった。
遠からずレコードは廃れるだろうと思った。
時代は間違いなくそのように進んでいたはずだ。

「デジタルはアナログを目指す」
この言葉を読んだ時はそれほどでもなかった。
言わんとすることをはっきりと理解出来なかった。
「どうしてデジタルがアナログを目指さなくてはいけないのか?」
しかしその後も私の胸にずしりと残り、折に触れて思い出された。
もとはオーディオについて語られた言葉であるが、コンピュータの普及した世界において、これほど本質を突いた言葉も無い、と今は思う。
PC、インターネットにおいて実験され実現されてきたすべてはまさに、アナログ世界の再現に他ならない。
現在皆の注目を集めている電子書籍は、「本」の再現だ。
電子書籍アプリでのページをめくるという行為は、いかに「本」の読み心地を再現するかに腐心しているとはいえないか。
イラストレーターの友人は、ペンタブレットでイラストを描くようになって久しいが、機材がバージョンアップするたびに筆や鉛筆で描いている感覚に近くなる、と言う。
それなら筆や鉛筆のままでも良かったじゃないか、と笑って言う。

「デジタルはアナログを目指す」
これは、一関にあるジャズ喫茶「ベイシー」のご主人である菅原氏の言葉だ。
早速、本棚から<ジャズ喫茶「ベイシー」の選択>を引っ張りだしてその箇所を探してみた。
引用してみよう。

  ある雑誌にぼくは「デジタルは今後限りなくアナログに近づこうと変な努力をする悲劇のヒロイン
  だ」みたいなことを書いた憶えがあるが、本当は喜劇的だと思っている。
  (中略)
  ぼくは、誰がなんといおうとアナログレコードの音が好きだ。

この言葉が、いつ菅原氏によって書かれたのかも気になる。
いつ書かれたにしろ相当な見識である。
私の持っている<ジャズ喫茶「ベイシー」の選択>は、01年に出た講談社+α文庫版である。
オリジナルは、93年に出た単行本である。
その単行本はもともと、ステレオサウンド誌の連載「ぼくとジムランの酒とばらの日々」をまとめたものである。
「ぼくとジムランの酒とばらの日々」がステレオサウンド誌に連載されていたのが、88〜92年であり、推察するに90年前後にこの言葉は書かれたのだろう。
なんと、先見の明があり、示唆に富んだ言葉だろう。

今となっては誰もレコードが無くなるとは思っていない。
レコードよりむしろ、CDの存続が危ぶまれる時代になってきてしまった。
CDは確実にデータ配信に取って代わられつつある。
一方でレコードは意外に健闘している。
古い貴重なレコードは現在も活発に取引されている。
そして、レコードを再開した、という音楽好きもゆるやかに増えている。
いっときは風前の灯だったレコードプレイヤーやカートリッジも、普及品から高級品までさまざまな選択肢が用意されている。
また、クラブDJの活躍によってレコードはオシャレアイテムにまで存在が高まってもいる。
映画「3丁目の夕日」のヒットで、失われつつあるレコードを懐かしむ人々も多い。
もっとも、そのような人たちは、「レコードってパチパチいうのが良いよね」とか、「レコードは優しい音がする」などと言う。
これらは驚くべき誤解である。
レコードは懐かしさの増幅装置では決してない。
レコードで音楽を楽しむ人は、レコードでこそ音楽が楽しめると思っているのだ。
<ジャズ喫茶「ベイシー」の選択>から再び引用する。

  袋からレコードを取り出し、おもむろにゴミを拭いてから静かに針を下ろすと、さあ、これから演
  奏が始まるゾ、というパチパチ音がたまらない。などとは一言もいっていない。
  土台、”パチパチ音”などなんとか出さないように心血を注いで来たのではなかったか?!
  はっきりいおう。レコードは、ジャケットがいいのと、音がいいのと、長持ちすること以外は全部
  CDにしてやられたのだ。

そう、普通の人は、レコードを聴く人が、いかにパチパチ音がでないようにするかに苦心しているのか、を知らない。
優しい演奏が録音されたレコードから優しい音が聴こえたならそれは正しい。
過激な演奏が録音されたレコードから優しい音が聴こえたなら、そのオーディオは正しく調整されていないことを疑ったほうがよい。
「優しい音がする」ことがレコードの良さでは必ずしもないのだ。
レコードで音楽を楽しむという行為は、CDやPCオーディオ同様、現在進行形で続いているのだ。

写真は先日、探し物で訪れた東急ハンズで偶然みつけたブラシだ。
「エレスター・M」という「静電気とホコリを同時にカット!」することができるのが売りのブラシだ。
「導電性繊維サンダーロンを使用してーー」とパッケージに小さく書かれていた。
「サンダーロン」
この言葉に私はビビっときた。
それは以前オーディオ誌でみかけたレコードアクセサリーの宣伝文句にあった単語である。
レコードやCDに発生する静電気を除去するための商品にサンダーロン・シートが使用されているとのことだった。
これにより静電気を取り去ることができ劇的に音質が改善されるらしい。
つまり、レコードの”パチパチ音”とさよならできるはずなのだ。
しかし、オーディオ関連の商品は高価なものが多く、気にはなってもなかなか購入には至らない。
幸いこのブラシは普通の家庭用品なので普通のお掃除ブラシ価格。
試してみる価値有りとみた。

ということで買ってきてレコードやCDをさらさらっと撫でてみた。
静電気が無くなってゆく。
ホコリも取れていくようだ。
これはいいぞ。
で、音は??

明らかに楽器の透明感が増し、ヴォーカルの延びもはっきりと違う・・・

ような気がする(笑)
騙された、でも良いではないか。
この「気がする」というところが大事なのだ。
それで十分ではないか(笑)





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背伸び 08:29

遠くを見る。
よく見る。
目を凝らす。
自分の手の届く範囲、身の回りばかりでなく、
顔を上げて、いつもは見ない遠くの景色を見よう。

すこし遠くを見るために背伸びをする。
今まで見えていた景色に、ちょっぴり新鮮さが加わる。
背伸びして見えるのは、せいぜいそのくらいの新鮮な眺めだ。
これまで見たことのない世界が見えるのではない。
でも背伸びして、いつもは見ないすこし遠くの景色を見よう。

すこし遠くとは、心理的なハードルを越えたところにある場所のことも意味している。
せいぜいこんなもんだ、と自分で自分の範囲を決めてしまわないように、
ときどきは背伸びして、いつもは気にしないすこし遠くの景色を見よう。



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JUST TAKE FIVE 00:34

ジャズを特別好きではなくても、デイブ・ブルーベック・カルテットの「テイク・ファイヴ」を知っている、という人は案外多い。
デイブ・ブルーベックの名前を知らなくても、あるいは「テイク・ファイヴ」というタイトルすら知らなくても、あのメロディを聴けば、「あ、この曲知ってる」という人は多いだろう。
しかし、ジャズといえばマイルス、くらいの知名度を誇る、マイルス・デイビスにして、彼の名前は知っていていも、彼の演奏する曲を思い浮かべられる人は、案外ジャズファンに限られるのではないか。
とすると、「テイク・ファイヴ」の知名度は相当なものといえる。

「テイク・ファイヴ」を知っていても、それが「タイム・アウト」というLPに収録されていることを知っている人は、まずまずの音楽好きといえるだろう。
もちろんあなたがジャズ好きを自認するなら「タイム・アウト」は常識である。
その上で、「タイム・アウト」が「タイム」、つまり変拍子をテーマにしたアルバムだということをご存知だろうか。
知ってるって?
それは失礼いたしました(笑)
このアルバムに収録された7曲すべてが変拍子なところが「タイム・アウト」の「タイム・アウト」たるゆえんなのである。

しかし、「変拍子」という言葉だけ聞くと、私などはテクニック至上主義的な音楽と思いがちである。
難しそう、などと安易に思ってしまう。
それはそのまま私のプログレへの先入観だったりするのであるが、これはまた別の話だ。

「テイク・ファイヴ」のメロディやリズムが、風変わりではあるが耳に心地良いことからもお分かりなように、変拍子の曲は難解な訳でもなく、アバンギャルドな曲調に限られているのでもない。
そう、変拍子がずばりとはまった曲は、聴いていてとても気持ちがよいのだ。
ちなみに「テイク・ファイヴ」は5/4拍子というリズムなのだそう。
5/4拍子とだけ言われてもなんのこっちゃさっぱり分からないが、「テイク・ファイヴ」のリズムだと言われたら何とかイメージができる。
こんど「テイク・ファイヴ」を聞く際には、是非とも、メインのアルトサックスではなく、ピアノやドラムにも耳を向けてみてほしい。
あなたの知っている「テイク・ファイヴ」とは少し違う世界が聴こえてくるかもしれない。
5/4拍子の世界が垣間見えるのだ。

さて、「タイム・アウト」というアルバムには続編がある。
今回紹介するのがその続編であり、「タイム・ファーザー・アウト」である。
「タイム・アウト」は大ヒットアルバムだったので、レコード会社主導で続編が企画されたことは想像に難くない。
こちらのアルバムにも変拍子がたっぷり収録されてはいる。
しかし、「テイク・ファイヴ」というヒット曲も入っていなければ、「ブルー・ロンド・ア・ラ・ターク」に匹敵する強力なオープニング曲も無い。
セールスもレコード会社の思惑通りだったかは大いに疑問である。
デイブ・ブルーベック・カルテットがこの続編に乗り気だったのだろうか?
演奏がどことなくユルく感じるのは気のせいだろうか?
休日の昼下がりに昼寝しながら聴くのにうってつけの「変拍子」アルバムが仕上がったというわけか(笑)
悪くはない。
しかし、どうしても「タイム・アウト」と比べてしまうのだ。

「タイム・アウト」はブラックのような絵を使用したジャケットも含めて大名盤。
しかしあれは誰の絵なんだろう?
「タイム・アウト」を引っ張り出してきてジャケットを見ると絵の左下に「s.neilFujita」のサインが!
ネットで調べてみたら、なるほど、日系のグラフィックデザイナー、S・ニール・フジタ氏の作品だという。
しかもなんと!
今年の10月23日に89歳でお亡くなりになったそうです。
しかもなんと!!
ハワイ出身で第二次大戦では442部隊で戦った方だそう。
合掌。

なお、「タイム・ファーザー・アウト」のジャケットはミロの絵が使われている。
さすがはヒット作の続編で一寸豪華。
しかし、断然「タイム・アウト」のほうが素敵だと思う(笑)
もちろんこれはミロの責任ではない。
多分。


過去に「タイム・アウト」を紹介した記事がありますので、よろしければどうぞ:

 → 音楽的にはどうでも良いことじゃないのか?






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