MONOmonologueモノ(物→コレクション)とMONO(モノラルサウンド→レコード)をこよなく愛するオヤジの徒然日記。

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空を見上げて 08:35

気が付くと空を見上げている
ふとした折々に空を見上げている

人々の上に広がる空
家々の間に見える空
ビルに区切られた空

私の暮らすこのあたりに大きな空は無い
でもそこここに空はちゃんとあるんだ

雨の上がった朝
ぼんやりくすんだ昼
慌ただしさの夕方
きりりとした夜

気が付くと空を見上げている
ふとした折々に空を見上げている





今年のアップはこの記事が最後となります。
2009年もおつきあいいただき本当にありがとうございました。
良い年末をお過ごしください。

2010年が皆様にとって良い年でありますように。


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| ESSAY | comments(6) | trackbacks(0) | posted by mono-mono
サンタがウチにやってきた! 17:44

ウチのちび達(8歳の娘と6歳の息子)も気が付けばずいぶん大きくなってきてしまいました。
ついこの間生まれて赤ちゃんだと思っていたのに…。
このちび達はサンタをいつまで本気で信じて心待ちにしているのでしょうか。
息子はまだ保育園児でサンタの存在を疑っていないようです。
一方の娘は小学2年。
そろそろサンタの存在に疑問を持ち出しているようです。
娘本人としては信じているのですが、クラスの男子などが「サンタって親なんだぜッ!」とかいうのを聞いて心が揺らいでいるようなのです。
息子はそれを聞いても「何言ってんだか。サンタはいるのにね」とまだまだカワイイ盛りです(笑)

クリスマスに向けて、11月頃からちび達は大いに盛り上がります。
これってようするに、プレゼントを何にしようか悩みに悩むのです。
クリスチャンではない家ではしょうがないことですが、クリスマス=プレゼントの日ではないよなァ困ったなァ、というのが私の偽らざる本心。
いっそさっさと物欲クリスマスは終わりにしたいとすら思いますがそうもいきません(笑)

なんだかなァ、クリスマス。

しかし今年は私にもサンタがやってきたのです。
驚きました。
写真のプレゼントを頂いてしまったのです。

これは何か?
黒いところがレコードで白っぽいピンクのところがレコードプレイヤーなんです。
左にピョンと跳ね上がっている茶色いところがトーンアームだそうです。
レコードは取り替え可能な作りとなっています。

娘がフェルトで作ってくれたのです。
妻向けのプレゼントももちろんあります。
両親に見つからないようにとびきり早起きしてこんなサプライズを用意してくれていました。
とうちゃんかあちゃんにはサンタ来ないからって。
まいったなぁ。

これじゃ、しばらくクリスマスは続けざるを得ないな(笑)


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| KIDS ARE ALRIGHT | comments(4) | trackbacks(0) | posted by mono-mono
聖なる夜に口笛吹いて 00:02

今回は、23日にアップされたbobさんの記事「THE BAND / ROCK OF AGES」から始まるストーリーだ。

bobさんはこのライヴアルバムを「年の瀬になると頻繁にターンテーブルにのせた」という。
その訳は、2枚組の最後の面を「0時7分前位から聴き始めると、ちょうどいい具合に年越し気分が味わえる」からだそう。
ガース・ハドソンのオルガンソロが「蛍の光」を奏でる頃に年が明けるということだ。
このレコードは71〜72年の年越しにニューヨークでライヴレコーディングされたのだ。
なるほど。
知らなかった(笑)

久しぶりにこのアルバムを引っ張りだしてみる。
この年のニューヨークはどうだったのだろう、と想いを馳せてみる。
しかし寒そうだなァ。
アラン・トゥーサンがアレンジしたホーンセクションが豪華だな。
しかし、わが家では圧倒的に2ndばかり聴いてしまうのだった。
そして、年末年越しは田舎に行ってしまう。
この暮れも「ROCK OF AGES」は聴けないのだなァ。
ここから、俄然この記事はレコードコレクター色を強めるのだがご勘弁を(笑)

THE BANDのレコードといえば、Robert Ludwig氏がレコードの原盤を制作していたことで知られている。
いわゆる「ラドウィック・ホット・ミックス」である。
ようするに抜群に音が良いってことだろう。
2ndは頻繁に聴くこともあり、内周にある「sterling」と「RL」の刻印を確認していた。
今回この「ROCK OF AGES」で確認してみた。
すると、3つの面には「sterling」と「RL」の刻印があったが、Side2はなぜか「sterling」刻印のみ。
この面だけカッティングエンジニアが違うのか?
ひょっとして、4面すべてに「sterling」「RL」刻印があるとプレミアがつくとか?(笑)
どうなんでしょうか。
情報求む(笑)

なお、私のUS盤は、レコードチェンジャー仕様のためSide1の裏がSide4、Side2の裏がSide3となっている。
今となってはアナログ2枚組は聴くのが少々面倒くさい…。
何度もレコードを取り替えて、何度も裏返さなければならないんだから。
今回のbobさんの記事でCDではボブ・ディランが登場するボーナストラックが追加されていることを知った。
まいった。
買うしかないっしょ(笑)

話は変わる。
今朝の朝日新聞朝刊の8面、広告記事中に「音楽を聴く楽しみ」と題した佐野元春氏のエッセイが載っていた。
およそ次のような内容だった。

・・・
お気に入りのレコードの「音」が未知の旅へといざなってくれた。
「ブルーノート」「スタックス/ヴォルト」「アサイラム」といったお気に入りのレコードレーベルには良いアーティストが属し、良いサウンドを奏でていた。
良いサウンドには主張があり、強いメッセージがある。
良いサウンドには感情がある。
ひとびとの感情をふるわす魔法がある。
・・・

素晴らしい内容なので機会があれば原文をお読みいただきたい。
いまだにレコードなど聴いている方は必読であろう。
ポンっと膝を打つこと請け合いである。
そしてそこにはこんな文が続いていた。

  1983年、僕はレコードの制作環境を東京からニューヨークに移した。
  そこでレコード制作にかかわるいっさいを体験した。カッティングは数多くのヒットレコードを
  手がけていたマスターディスク社のボブ・ラドウィック氏に依頼した。

あ!
昨日のアレにして、今日はこの文章だ。
びっくりである。

佐野元春氏といえば「クリスマス・タイム・イン・ブルー」である。
このレコードは残念ながら「ラディック・ホット・ミックス」ではないようだ(笑)
とはいえ一昨年のクリスマスにはここでも取り上げたほど好きな曲である。
いやなんとまあ良いクリスマスだろうか。
今年もいろいろあったけど、まあそんなことは取り敢えず置いといて(笑)

それでは、皆さん、メリー・クリスマス!








佐野元春&ホーボーキング・バンドのアルバム「THE BARN」は、ジョン・サイモンのプロデュース。
そして、ウッドストック、ベアズヴィル・スタジオで録音された。
なんとガース・ハドソンも参加してるのだった。
つながってるなァ(笑)


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| RECORDS | comments(4) | trackbacks(0) | posted by mono-mono
1958年12月19日 11:48

BARNEY KESSEL PLAYS "CARMEN"

このレコードは1958年12月19日(と22日)に録音された。
そのレコードをおよそ50年後のこのときに入手出来たことにただもう感謝感謝である。
これはもうBARNEY KESSELと私の運命的な出会いではないか(笑)

録音場所はカリフォルニア州ロサンゼルス、コンテンポラリーレコード社のハウススタジオ。
録音技師はロイ・デュナン。
プロデューサーはコンテンポラリーレコード社の社長でもある、レスター・ケーニッヒ。
コンテンポラリーレコードの看板ミュージシャンであるバーニー・ケッセルは、この年だけでもこんなレコーディングセッションに参加している。

  Hampton Hawes - Four!
    January 27, 1958
  Benny Carter - Jazz Giant
    April 21, 1958
  The Poll Winners Ride Again!
    August 19 & 21, 1958
  Sonny Rollins And The Contemporary Leaders
    October 20, 21 & 22, 1958

このどれもが名盤である。
しかしこれはコンテンポラリーレコードのカタログ上だけなので、ヴォーカリストのバックなど含め、キャピタルその他のレーベルで膨大なセッションをこなしていたのではないだろうか。
なんという密度の濃い一年なんだ。
この年はどんなライブ活動があったのだろう。

多忙な58年の、おそらくは最後の録音セッションにして自らのリーダー作「カルメン」の録音である。
ビゼー作のオペラをジャズスタイルで演奏するという意欲作。
どんな準備があったのだろう。
レコーディングのためのリハーサルはどのくらいやったのだろう、などと気になることばかりである。
レコーディングメンバーは気心の知れたシェリー・マン、アンドレ・プレヴィン、ヴィクター・フェルドマンといったコンテンポラリーオールスターズが中心となっている。
これを聴いて楽しくない訳が無い。
明るくて乾いたスウィングがこれでもかと詰まっている。
ジャケットも含めてウェストコーストジャズの魅力満載である。

しかしジャケットの牛の足元にある「眼鏡」が気になる。
これってケッセルのメガネ?
それともカルメンのストーリーと関係があるのかな?




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| RECORDS - JAZZ | comments(2) | trackbacks(0) | posted by mono-mono
#東京 22:22

寒い。
しんしんと冷える夜。
空気はパリっと凍てついたまま。

静まり返った道を車が走り過ぎる。
一瞬の後、ブワっと風が吹く。
コンビニ袋を下げて帰り道を急ぐ人。
自分を抱えるように背中を丸めてる。

街灯ににじむ後ろ姿。
逆光のシルエットに息が白く広がる。
通り沿いのレストランにはクリスマスツリー。
いつまでも点滅を繰り返してる。

誰もが足元を見つめて行き交う。
腕組みした人たちがすれ違う。
空にはくっきりと月が光ってる。
普段よりくっきりした月が光ってる。





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