今年もいろんなレコードを買いました。
ジャズもですがロック方面がいくらか多めだったかもしれません。
どのくらい買ったかは内緒?
なんて自分でもはっきり分かりませんけれど。
先日この「GETZ / GILBERTO」を買ってしまいました。
状態もミントマイナスってくらいでとても良いです。
フフフ。
「それ持ってるわよね」とはこのジャケットを見た妻のお言葉。
「もちろん!」などと力強く返せる訳もなく「あ、いや、そうかな? うん、そうだよね」なんて具合にしどろもどろなってしまいました。
まあよくあることです(笑)
「おとうさん変わってるよね。同じレコード何枚も買って、ネェ?」なんて子供に話しかけてます。
チビときたらこっちも見ずに「よくあることだけどね」なんてクールに言ってるし。
なんだかなァ息子(5歳:笑)
これにはスタン・ゲッツ来日記念の日本語ライナーノーツが入っていました。
いわゆる直輸入盤ってやつですね。
手持ちの「GETZ / GILBERTO #2」も同じく直輸入盤なんすよね、そういえば。
ちょっと調べてみるとスタン・ゲッツの初来日は65年7月でした。
このレコードは63年発売なのでファーストプレスとはいかないようですが、まあオリジナルの範疇に入れてよいのかな、と。
まあこの「GETZ / GILBERTO」は大ヒットアルバムなんで数はかなりあるようです。
これまで持っていた国内盤と比べてどれだけ良い音がするのかと期待してましたが、そうでも無い、かも(笑)
こればかりは、盤の状態なのかもしれませんし、私の装置との相性なのかもしれません。
そのあたりの追求心はありませんのでご勘弁を…。
でもまあこのシンバルはちょっとよいかも。
ゆったりと聞き流すのももちろんアリですが、このレコードには聴き所が満載ですね。
「イパネマの娘」だったり、ゲッツの切れ味だったり、「ディサフィナード」だったり、ジョアンの実はとてつもない歌唱力だったり、ジョビンの「間」だったり。
きりがない(笑)
改めて聴き倒してみようっと。
まあ、これで一旦このレコードはコレクター的には「あがり!」かな(笑)
延期されていたジョアン・ジルベルトの日本公演が中止になりましたね。
私は彼の音楽を生で聴くことはできなくなってしまったのかもしれません。
無理してでもいっておくべきだったのでしょう。
後悔先にたたず、ですね。