LPより小さくて、CDより大きいホワイトアルバムってなァに?
それがこの7インチです。
って違うかァ(笑)
アメリカはキャピトル盤で「Ob-La-Di,Ob-La-Da / Julia」のカップリング。
たぶん活動時の公式な作品ではなく、後年リリースされた企画盤ではないかと思うのですがどうでしょう?
キャピトルのマークからすると70年代中頃以降かな。
とはいえシリアルナンバーも入ってる嬉しいジャケット。
THE BEATLESがエンボスになっていたらもっとよかったのにな。
これ実はテイク違い、とかだったら凄いんだけど。
そんなことないだろうなァ、って聴いてみてもないし(笑)
私はJuliaのつかみどころのない浮遊感が好きです。
深い霧の向こうから逆光のシルエットがぼんやり浮かんでいるよう。
ジョンの声に、虚脱感というか、諦めのようなものがカンジられます。
こういったパーソナルな歌詞では彼のファーストソロアルバム「ジョンの魂」が思い浮かびます。
しかしまだ、あの切実さ、赤裸々さはありません。
ここにあるのはただ、寂しさ、やるせなさ、無力感、諦念そして母への愛。
膝を抱えてうずくまっている少年の姿。
「ジョンの魂」へとつながっていく彼の心の旅はここから始まっているのかもしれません。
久しぶりに見たらスリーヴにシミが出てきてしまっていました。
こんな場合どうしたらよいのでしょうか?
お知恵のある方ご一報くださいませ。
取り敢えずは乾拭き。
アルコールで拭くのはアリかな?