MONOmonologueモノ(物→コレクション)とMONO(モノラルサウンド→レコード)をこよなく愛するオヤジの徒然日記。

| CALENDAR | RECOMMEND | ENTRY | COMMENT | TRACKBACK | CATEGORY | ARCHIVE | LINK | PROFILE |
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

MONO商店入口

WEBショップ「MONO商店」は小さなお店です
音楽が大好きなあなたへ
もっと音楽を楽しむための
ささやかなMONO(モノ)をお届けします
>>上の画像をクリックしてください<<

| - | - | - | posted by スポンサードリンク
レコードの楽しみ方にもいろいろあるんです 20:43

このレコード、音が良いんだよ。

なんて言葉に反応してしまうのはよっぽど道を踏み外した(?)マニア以外にはいないでしょう。
私もそんな一人なのですが(笑)
だって普通は「音が良いレコード」なんていっても意味分からないですよね。
モノラル録音が云々とか、ステレオ盤がどうのとかいわれてもなんのことやらさっぱりですよね。
音楽を好きな人は多くても、音や音色にこだわるなんてごくごく一部。
オーディオに夢中だなんて、ねえ(笑)

本日のこのレコード「Belafonte at Carnegie Hall」は、演奏内容もさることながら、TAS Super Discにも選定された名録音な1枚でございます。
「高音質盤」ということで所有している方もいらっしゃることでしょう。
「TAS Super Disc」 って何かというと、米国のオーディオ誌 「The Absolute Sound」が選定する超高音質盤のことなんだそうですが、その雑誌を見たこともないんでまるきりの聴きかじりです(笑)

しかしまあ、なんと1959年カーネギーホール・コンサートでの実況録音なんです。
古い録音ですねェ。
しかし、古さをみじんも感じさせない素晴らしい音楽が詰っています。

目を閉じてこのレコードを聴けばそこにはカーネギーホールの舞台が広がり、ハリー・ベラフォンテが中央で唄っている!

例えば、B-3「MAMA LOOK A BOO BOO」を聴いてみましょう。
小気味よいブラスセクション、ハリベラフォンテのヴォイス、乾いたコンガ、カチンカチン鳴るトップシンバル。
男性コーラスの声の響きからステージの広さが想像されてしまうのです。
バックで演奏しているミュージシャンの立ち位置が見える!
足音や衣擦れまで聴こえるんじゃないかってくらいのリアルさ、といっては大げさか(笑)

このレコードは、街の普通の中古屋さんで掘り出したのですが、2枚組で数百円は安すぎでしょう。
しかしこれが、深ミゾもくっきりでズッシリ重いRCAステレオ盤初期レーベル。
見開き部分にイタミがありますが外側にはコーティングもバッチリのオリジナル(かな?)。
面白いのが、A面の裏にD面、B面の裏にC面があるという、オートチェンジャーターンテーブル対応仕様なんです。
このような仕様は勝手に70年代以降のレコードだと思っていたため意外なカンジもします。

いつ頃からこのようなオートチェンジャー対応レコードがプレスされたのでしょうか?
ご存知の方、是非教えてくださいませ。
MONO商店入口

WEBショップ「MONO商店」は小さなお店です
音楽が大好きなあなたへ
もっと音楽を楽しむための
ささやかなMONO(モノ)をお届けします
>>上の画像をクリックしてください<<

| RECORDS | comments(4) | trackbacks(9) | posted by mono-mono
敗者復活 17:32

今年は年明け早々に歯痛を人生初体験した。
いや、虫歯はたくさんあるのだが歯痛というモノを幸いにして体験したことがなかったのです。
ズキズキと痛んだ奥歯はさすがに重症で神経を抜かれてしまった。
その他にも虫歯数本の治療と親知らず1本抜くのに半年かかった次第。

ア〜ァ、それがなければ軽くGEバリレラくらい買えたのにィってもっとか(泣)

そんで先日の木曜だった。
子供にもらったハイチュウを噛んでいたら奥歯に違和感が。
詰め物が浮いたような?
そのときにはそれだけだったのだが翌日しっかり詰め物がとれてしまった。

今日歯医者に連絡してみるとちょうどキャンセルが出たというので急いで行ってきました。

その際気になったのが、この間直したばっかの詰め物がとれたら治療費ってとられるの?
だって納得いかないじゃないですか、馬鹿にならないお金払ってるんですから!
そう考えだすと、もういけません、いきり立って(?)いってしまいました(笑)

そしたら、ああここは治療してないとこだよ、だって。
なか、けっこう黒くなってるねェ、型とってやり直しだそうデス。
やっと終わったと思っていたら、歯医者復活だそうデス。

トホホ〜(泣)
MONO商店入口

WEBショップ「MONO商店」は小さなお店です
音楽が大好きなあなたへ
もっと音楽を楽しむための
ささやかなMONO(モノ)をお届けします
>>上の画像をクリックしてください<<

| etc | comments(0) | trackbacks(2) | posted by mono-mono
知っている人は知っている 19:47

この間の土曜に家族でお出掛け。
目黒駅のほうで用事を済ませ、かなり久しぶりに白金を訪れた。
私の知っている白金とはちょっとずつ変わっていて面白かった。
シュテルンも、その上にあったレストランも跡形もないのは寂しかった。
あそこのレストランにはお世話になったのです。
森田さんや清水さん、どうしてるかなァ、元気かなァ。

ゼストでランチ。
思ったより、ピザもパスタもまともで美味しかった、といっては失礼だな(笑)
サーブしてくれた店員さんもおおむね良好な接客態度で感心感心。
ってえらそうだな。
しかし、入店して席に着くまでのあいだ居酒屋みたいにやたらと皆で、いらっしゃいませ!とかってのは、どうなの?
私はああいうの、ちょっと困る。
是非とも、さりげなく、でお願いしたいものです。
あれを喜ぶお客さんいるんですかね?

となりのお店、ブルーポイントのテラス席に、マジでチョイワルなオヤジが2組いらっしゃったのは笑った。
2組ですよ、2組(笑)
夫婦で「!」って顔見合わせちゃったもんね(爆笑)

「いまの見た!チョーちょいワルだったね」ってのが妻のコメント。

バスに乗って神宮外苑へ。
無料レンタルの自転車でサイクリングだ!って行ってみたら、日曜祝日のみの開催でした。

ガックシ。

チビ達をかなり盛り上がらせてしまっていたので困りました。
また今度いこうなッ。

ぐるっとお散歩して、じゃあ帰ろうかと思いポケットの「パスモ」を探すと・・・ない!
あれれ、ここに入れたはずだけどな。
じゃバッグは?・・・ない。
財布にも・・・入ってない!!

さあ困った。

それほどチャージはしていないものの、定期がまだ二十日分くらい残ってるし!
という訳で警察とかバス会社とかに問い合わせてみたもののどうなるモノでもない。
最後に駅に行って尋ねてみると「じゃあ、こちらにご記入ください」とのこと。
氏名や定期の区間など書き込みました。
「身分証明書はございますか?」
「ハイ」
「確認できましたので、パスモは止めておきます。では明日以降こちらをご持参くださいますと再発行いたします。では」
と引換券をくれた。

ハ?ってカンジですが、ようするに、私のパスモ定期のデータが確認できた訳です。
定期の区間と期限がどうで、いくらチャージされているかということが。
身分証明書で名前などが照会できれば、ハイOK再発行という流れ。
こりゃ便利ですね。
あっけなく助かりました。
手数料500円かかりますが、定期なくしたらそんなもんじゃすまないですからね。

フ〜。
休日の午後に冷や汗かいてしまった話でした(笑)
MONO商店入口

WEBショップ「MONO商店」は小さなお店です
音楽が大好きなあなたへ
もっと音楽を楽しむための
ささやかなMONO(モノ)をお届けします
>>上の画像をクリックしてください<<

| etc | comments(14) | trackbacks(5) | posted by mono-mono
音楽的にはどうでも良いことじゃないのか? 10:30

今回アップするこの「DAVE BRUBECK QUARTET / TIME OUT」は、前回の「MY FAIR LADY」同様、ジャズ好きならば誰もが知っている名盤中の名盤。
「ジャズ名盤100選」系の本には間違いなく紹介されていることでしょう。
そんな訳で内容の素晴らしさについては私が紹介するまでもないですね。
このレコードは、録音の良さでも知られる1枚ですので、オーディオの調子をはかるリファレンス盤として使われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「Blue Ronda a la Turk」
ピアノのイントロが始まると、まるで異国の広場に迷い込んだよう。
見知らぬ景色が広がります。
見知らぬ人々が行き交います。

これがジャズ?

ポンポンポンポーンとベースが。
コオンコオンとシンバルが鳴ります。
リズムがコロコロ変わり、それとともに風景が移り変わります。

見知らぬ街で迷子になったようでもある。
広場からのびる路地に入り込み、角を曲がる度に新たな景色が広がる。
強い日差しも路地の奥までは届かない。
乾いた風が実に気持ちよい。
あっちに行きこっちに行き、気が付けば元の場所にもどっていた、というカンジ(笑)

出会いは、デジタルリマスターのステレオ盤でした。
紺の額縁のついた廉価版。
「Blue Ronda a la Turk」のイントロに傷をつけてしまった想い出深い1枚(笑)
これで相当聴き込んだ後、6つ目のモノ盤へ。
そうなると、この高音質は是非ともステレオ盤で聴いてみたい、ということで最近やっと入手したのが写真のステレオ盤という訳。
これはいわゆる2ndジャケットの2nd盤です。

ジャケット左上にある「featuring TAKE FIVE」の文字がないのが1stジャケットで、6つ目のあいだの矢印のところに「CBS」がないのが1st盤なんです。

そんなこと音楽的にはどうでも良いことじゃないのか? とは思いながら気になって仕方ないのがわたくしです(泣)
トホホ。

しかし、ホント素晴らしいレコードだなァ。
曲よし、演奏よし、録音よし。
スタジオの大きさ、ミュージシャンの位置、ベースの鳴り、シンバルの響き。
いままで聴こえなかったものが聴こえるというか、音のあいだにある空間が「見えてくる」ってカンジのそれは素晴らしい録音だ。
B5の「Everybody's Jumpin'」のなにげないタムの鳴り方なんかに、ウ〜ン、ぞくぞくするぞ(笑)
しばらくはこの1枚に改めて夢中になりそうだ。
MONO商店入口

WEBショップ「MONO商店」は小さなお店です
音楽が大好きなあなたへ
もっと音楽を楽しむための
ささやかなMONO(モノ)をお届けします
>>上の画像をクリックしてください<<

| RECORDS - JAZZ | comments(19) | trackbacks(14) | posted by mono-mono
1枚のレコードを辿る旅 08:24

我ながら欲深いなァと思う。
なんでこう次から次へと欲しくなってしまうのかなァとも思う。
しかも、同じレコードを同じレコードと知って買ってしまうだなんて。
幸いにして、いまのところ、同じレコードをそうとは知らずにダブって買ってしまったことがないというのは救いかな。
なんて、それは全然別の問題か(笑)

この「SHELLY MANNE & HIS FRIENDS / MY FAIR LADY」は本当に好きなレコードでこれまでにもいくつもの盤を所有してきた。
オリジナル盤なんて言葉を知ってから、このレコードのアメリカ盤を入手したのは間もなくだったように思う。
モノラルカートリッジは持っていない頃だったが、モノラル盤を買うということがひどく特別なことのように思われた。
そのアメリカ盤は、3rdジャケットでスタンパーもD21とかそのくらいだったように記憶している。

もっと遡れば、このレコードとの出会いはキングの再発ステレオ盤だった。

これは聴きまくった。
小気味よくて切れ味鋭いスウィング感にすっかり夢中になってしまった。
ここにはウェストコーストの透明な光に満ちた世界がある。
この1枚で、シェリー・マン、アンドレ・プレヴィン、コンテンポラリー・レコードは私にとって特別な響きの言葉になったのです。
これ以降、これらに無条件で反応してしまう体質になってしまった(笑)

そして中古のキング盤は、たったの¥500-だったと思う。

いやァ、物の価値は決してその値段ではない。
聴けば聴くほど発見があり楽しみがありスリルがあるレコード。
人生に寄り添うように手元におきたい1枚である。
まさに一生モノ。
なんていいながら、次々買い替えている自分…(笑)
キング盤からスタートしたSHELLY MANNEのMY FAIR LADYの旅ですが、ステレオ盤のオリジナルに辿り着いた。
ウシシ。
とはいえこれも道の途中…かな?(笑)

考えてみれば、レコードって新品から中古盤に至るまで、完璧なリサイクル・システムが出来上がっている。
ある人にとっていらないレコードでも、それを必要とする人の手に渡るように出来ている。

古本にしてもそうですが、モノがモノとして大事にされるのって素敵だ。
大切に人から人へ受け継がれていく。
必要とする人に手渡されていく。

素晴らしい。

レコードを取り出し、針を載せる。
本を手にとり、ページをめくる。
それぞれに身体を使ったフィジカルな体験である。

MP3? 電子ブック?

なんだかピンとこないのはやはり身体感覚を伴わないからなんでしょうか。
こういうことブログでいうのはナニですが。
実はウェブ関連の仕事している私がいうのも何ですが(笑)
MONO商店入口

WEBショップ「MONO商店」は小さなお店です
音楽が大好きなあなたへ
もっと音楽を楽しむための
ささやかなMONO(モノ)をお届けします
>>上の画像をクリックしてください<<

| RECORDS - JAZZ | comments(6) | trackbacks(8) | posted by mono-mono
| 1/2 | >>