MONOmonologueモノ(物→コレクション)とMONO(モノラルサウンド→レコード)をこよなく愛するオヤジの徒然日記。

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DON'T LOOK BACK 17:33

「Subterranean Homesick Blues」のプロモフィルムからスタートするこの「DON'T LOOK BACK」。
歌詞の一節がかかれたカードを次々落としていくアイディアはフリッパーズギターもパクってたね。
後ろでずっとおしゃべりしているギンズバーグ(笑)

1965年の英国ツアーを1台の16ミリカメラで追いかけたドキュメンタリー。
フォークとかプロテストソングの枠では収まりきらなくなってきた彼の姿が、モノクロでクールに記録されている。
このフィルムは、どこをどう切り取ってもかっこ良すぎる。
ビートルズもストーンズも、みんなディランに憧れていた。
ロックサウンドで時代を切り裂くのはもう間もなくである。
そんなヒリヒリした空気が真空パックされている。

時代が変わる瞬間、振り返るな!とディランは叫ぶんだ。

この「Don't Look Back〜Delux Edition〜」には、公開された本編に、監督自ら手がけた65分に及ぶ本編の未発表アウトテイク集が追加されている。
その上、69年にペーパーバックで発売された160ページに及ぶ映画の全スクリプトや「Subterranean Homesick Blues」のぱらぱらマンガ風冊子などコレクターズアイテムがついてる限定版。
アマゾンでは予約が殺到したのか、申し込みが出来ない状態だったので、出かけたついでにCD屋さん覗いたらポストカードのおまけ付きで売ってました。
ラッキー。
ご興味のある方、お好きな方はお早めに!


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| BOB DYLAN | comments(4) | trackbacks(69) | posted by mono-mono
BLUE SKY BLUE 16:32

WILCO 待望の新作「SKY BLUE SKY」が5月15日にリリースとなった。
1カ月くらい前には彼らのオフィシャルサイトで全曲試聴可能になっていたが、CDが来るまで聴くもんか、とがんばっておりました。
3年ぶりの新作がやっと私にも解禁となりました。

実は全曲試聴可能になる前に、1曲試聴期間ってのがあって、「WHAT LIGHT」は聴いておりました(笑)
MP3ダウンロードができたので、iTunesに入れて聴き込んでいたんです。
1曲くらいいいですよねぇ。

この「WHAT LIGHT」がホントにいい曲でね。
60年代のボブ・ディランっぽくもあり、ラップ・スティールがス〜っと気持ちよく鳴っています。
ちょっとヤンキーホテル以前のWILCOっぽいともいえる名曲。
ざらついたアコースティックな質感が気持ちいいんです。

前作「A GHOST IS BORN」でオルタナ部門のグラミーをとったあと、新メンバーが加入し、その間メンバーのソロ活動もあり、長いツアーがあり、その集大成のライブアルバムは米各紙で絶賛。
この「SKY BLUE SKY」は、ライブで鍛え上げた新生ウィルコの真価を問うニューアルバム、な訳ですな。

「A GHOST IS BORN」とその前の「YANKEE HOTEL FOXTROT」は、完璧に作り込まれたオルタナティブにしてミニマルなポスト・ロックサウンドでした。
その雰囲気を期待して聴く人にはどうだろう?
ジム・オルークやソニック・ユースといった流れでウィルコに辿り着いた人にはあまり楽しくないかも。
楽しくないとは言い切れませんが、オルタナな雰囲気は弱まり、なんというか、当然ですが、バンドサウンドな訳です。
オルタナなWILCOに私もどっぷりとはまっておりましたが、オルタナカントリーの最高到達点ともいうべき名盤「BEING THERE」でWILCOと出会い、前身バンドともいうべきUNCLE TUPEROに遡っていった人間なので、今作もかなりよい出来映えです。

このCDには、箱庭的精密模型から壁を取り去ったら見えてきた広い世界、とでもいうような開放感があります。
まさに、「SKY BLUE SKY」。
「A GHOST IS BORN」や「YANKEE HOTEL FOXTROT」はもちろん素晴らしいけれど、そにずっととどまっていることはできないんだよなァ。
だよね、ジェフ。

レーベルとの契約問題、メンバーとの対立・葛藤、薬物依存。
「YANKIE HOTEL FOXTROT」以降、ジェフ・トゥイーディは実にいろいろなモノと戦い続けてきた。
「I am trying to break your heart」と宣言せずにはいられないくらい追いつめられてもいたのだろう。
そして今や、WILCOはアメリカを代表するバンドにまでなった。
そして今、ジェフはやさしく語りかける。

  If you trying to paint a picture
  But you're not sure which colors belong
  Just paint what you see
  Don't let anyone say it's wrong
    ーWHAT LIGHTー


しかし、今作においてもロッキン・オンは完璧に無視を決めこんでいる。
洋楽各誌も同じようなものだろう。
なぜ?
私の知っている限り、唯一ミュージック・マガジンがWILCOを追いかけているくらい。
最新号にレヴーがのってます。
ザ・バンドやデッドの「アメリカン・ビューティー」などを引き居合いに出してのベタボメ状態。
まあ、ザ・バンドやデッドより、もっと素直に、ディランにビートルズ、ニール・ヤングのほうがよっぽど分かりやすいし直接的じゃん、と思いますが、まあいいか。

「ザ・バンド」に「デッド」、そしてWILCO。
どれも日本では売れてないよね〜(笑)

驚いたのは、東京メトロのフリーペーパー「metropolitana」で「SKY BLUE SKY」がお薦めされていたこと。
ライターの方の一方的な好みだとは思いますが、嬉しかったなァ。
オオ!こんなところにWILCOの記事が!って。
これをきっかけにCD買う人がいたらいいなァっておもいました。


しかし、東京メトロっていくつフリーペーパーだしてるの??
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| WILCO | comments(0) | trackbacks(28) | posted by mono-mono
この週末、私は夢を見る 22:21

本日、仕事帰りにtotoビッグを買ってきました。
やっと入手できたってカンジ。
先週は買い忘れてしまい(笑)、火・水とローソン行ったもののシステムダウンのため買えない。
それじゃ販売店でって、totoサイトの売り場検索に行ってみれば混み合ってアクセスできない。
じゃあ、どこで買えるの??と困りましたよ。
なんとか中目黒駅前にあることを見つけ、ようやく買ってまいりました。
フゥ〜。

6億円が出る!ってことで、窓口にはかなり並んでるという報道もあり、スムーズに買えるのか心配してました。
まあ、中目に関しては行列も全く無くふつうに買ってきました。
若干覚悟してたので、拍子抜けってかんじ。
まあ良いのですが(笑)

10口買ってみましたが、これっていくら買っても確率は同じ?とも思えてきたりした。
それどころか、totoビッグの場合には買えば買うほど、売れれば売れるほど正解のでる確率は上がっていく、正解の本数がふえると…当選金が下がってしまう、のですよね?
まあ、なんというか、ジレンマですな〜。

でもって、totoビッグ買って家に帰るため、再びホームへ。
で、電車を待っていると、びっくり!

となりにあのレフティモンスター、元Jリーガーにして現サッカー解説者の小倉さんが立っているではないですか!!!

いや〜、思わずサイン頂いてしましましたよ。
それが写真(右)な訳です。
私、有名人ハンターを自認するものとしては、有名人を見かけることは日常的なのですが、このようにとなりにいらっしゃるなんてことさすがにそうは無いです。
一瞬迷ったものの、サインをおねだりすると、無愛想ながら(?)快くサインをしてくれました。
誠にありがとうございます!
しかし、私のようなスーツ姿のモノにサイン頼まれるのってどんなモノかな?

果たしてこれは、吉兆なのか?!

近くで見かけた有名人と言えば、ヒロスエさんがすぐ後ろにいらっしゃったことを思い出しました。
あれはビビリますよ。
日の丸自動車で教習の予約の列に並んでて、振り返ったら、そこにいるんですから。
あれは彼女が人気絶頂のころでねェ。
当時、噂の彼氏とお手てつないで帰っていく姿が眩しかったな。

あと、日の丸自動車といえば、高速教習のとき、Y2K & ドギーバッグの「兄」と一緒だった(知ってますか?)。
彼ったら、フッツーのヤンキー兄ちゃんってカンジで、教習中に信号無視。
なんてこった!
今頃どうしてるんだろ?
優香なんかもみかけたけど、さすがは日の丸自動車ですな。

全く話は日の丸自動車の方向にそれてってしまいましたが、レフティモンスターの話だった。
いやいや、totoビッグだった。
この週末は、もし6億当たったらって、いろいろ妄想して楽しもうッと。
サマージャンボも発売してるし、合わせて9億円なんてもっと凄いことも…。

まあ、そんな訳で、当たろうが外れだろうがご報告はいたしませんので悪しからず(笑)
ウシシ。
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| etc | comments(4) | trackbacks(14) | posted by mono-mono
道具のはなし 09:33

もう何年も前になるが、ある雑誌で見かけた特集が面白かった。
かなり記憶が曖昧なのだが、ある高名な外国人デザイナー(ジャスパー・モリソンだったような)が、日本のありふれたスーパーを訪れて、よいプロダクトデザインを探す、というようなものだった(と思う)。

私にとって、そこで取り上げられていたモノは、あまりにも当たり前に見ているだけで特に何も感じないような日用品の数々だった。
それを見て私は目からウロコが落ちたというか、とても驚いたのです。
それらは当たり前に私たちの日常にあって、実は多くのデザイナーや職人の創意工夫の上に生まれ、もしかすると今も改良を加えられつつ商品棚に並んでいるのです。
そのことをそのとき強く教えられたのです。

特に覚えているのは、彼がキッコーマンの醤油差しを取り上げ絶賛していたこと。
そう、あの醤油差しの完成度は相当に凄い。
洒落た醤油差しなんか買ってみても、今イチ醤油の切れが悪くて注ぎ口が見苦しく汚れてしまうのでいつものに戻してしまった、なんて経験はありませんか?
日本人にとってあまりにも当たり前に使われ、どこの家庭や定食屋さんなどにもあって、機能的にして超安価、繰り返し使用可能な道具。
今これを書いていても、その素晴らしさに驚きます。

で、あれって誰のデザインなんだろう?

日常使っているモノって色々ありますが、その形や使いやすさに考えを巡らせることもなかなかないかもしれません。
そこにデザインがあることにすら気が付かないような。
どうだ、これカッコいいだろ、なんてこれ見よがしにデザインされたものは私には少々ウルサく感じられる。
自己を主張しない「カタチ」。
使いやすさすら意識させないさりげなさ。
真に、匿名的なモノのあり方。
それはプロダクトデザインの究極の姿、理想なのかもしれません。

写真は、先日、合羽橋の道具街で買ってきたフライパン。
これぞ、まさに匿名的フライパン!
完成された究極の機能美といっては言い過ぎか?

なんだか使い込んだモノのようにも見えてしまいますが、ヤキを入れてから数回使用した程度です。
これまで使ってきたフライパンが大きくて重いため、18センチのものを購入。
これからは料理によって使い分けができそう。

いいですね。
目玉焼きとか、ちょっとした炒め物とかに機動力を発揮してくれそう。
蓋がないんでどうしようかと思ったら、同じ径の柳宗理のナベ蓋がピッタリでした。
ラッキー。


 +   +   +   +   +   +   +   +   +   +   

キッコーマンのしょうゆ卓上びんについて調べてみたら案外簡単に見つかりました。
1993年度のグッドデザイン賞をもらったんだそうです。
やけに最近になってるな、と思いきや、グッドデザイン賞は応募性だから。
商品自体は1961年発売。
デザインは「株式会社GKグラフィックス」だそうです。
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| ART & DESIGN | comments(11) | trackbacks(32) | posted by mono-mono
星屑のギタリスト 07:37

エイモス・ギャレットというギタリストをご存知ですか?
現役のミュージシャンではありますし、ソロ名義のレコードもだしておりますが、彼の極めつけのプレイを堪能するには70年代に彼がセッションマンとして参加した幾多のレコードを聴くのが一番ではないか。
まずもって名前がかっこいい。
なんだか、西部劇のヒーローみたいではないか。
「ギャレット」ってあたりが、荒くれ馬やどこまでも続く荒野を私には思わせるのだ。

  MARIA MULDAUR / Midnight at the Oasis

この曲でのギターソロは彼の代表作にしてマスターピース。
だいたい、特定の曲のギターソロが話題になるギタリストって、そうたくさんいないですよね(いや、いるか)。
エイモスといえばこのソロってくらいに、さまざまなところで語り尽くされていますが本当に素晴らしい。
このソロをポピュラー音楽の世界遺産に指定しよう!(笑)

なんだろうこの浮遊感は。
心地よく揺れながら天の川を漂うようだ。
ふわふわして、キラキラして。
浮かんでいっては、すっと落ちたり、また浮かんだり。
曲のビートとはちょっと違う、彼だけのタイム感覚ってのが不思議に気持ちいいんだなァ。
マリア・マルダーの透明感&清涼感あふれる唄声とあいまって絶品です。

このレコードはこの曲だけではありません。
ジャグ、ジャズ、カントリー、フォーク、ロックとさまざまなアメリカ音楽のおいしいところがギュっとつまっています。
参加メンバーも、ライ・クーダー、ドクター・ジョン、デヴィッド・リンドレー、スプーナー・オールダム、ニック・デカロ、ジム・ケルトナーなどなど多彩にして超豪華。
一家に1枚、是非とも常備してほしい名盤でございます。
しかし、この国内盤のタイトルが「オールド・タイム・レイディ」ってのはなァ(笑)

これはハワイに行った際、アンティークショップのレコードの山から1ドル程度で「救出」した想い出深い1枚(笑)
状態も悪くないし、1stプレスのようですし、いい買い物では。

ビートルズのキャピトル盤シングルも買ったけどあれはどこにやったかな?
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