唐突ですが「MUSIC MAGAZINE」の9月号をご覧になりましたか?
なんとフリッパーズ・ギターの特集なんでございますよ。
なんでまた今頃フリッパーズなんだ??
私もそう思いましたが、紙ジャケ&リマスターが発売なんだそうです。
フ〜ン、ってかんじでしょうか。
「なぜ今紙ジャケ&リマスターなのか」という疑問はまったく消えませんが、まあ、特に意味はないんでしょう。
しかし、気になるのは、1st、2ndのみ発売で、3rdの「ヘッド博士〜」はナシ。
不思議だ。
ヒョットしてこれは改めて豪華版とかで予定しているのか?
コロンビアのレガシーエディションみたいなのどうかな?
国内アーティストのレコードって、ああいった形態でのリリースってあるのかな。
ボックスセットとかではなく。
なんとなくイメージ的に日本のレコード会社って無駄な(?)テープアーカイブなんて持ってなさそう。
どんどん処分してしまいそうなのですが、どうだろ?
例えば、ビーチボーイズのペットサウンズセッションズみたいなの日本では不可能そう。
大瀧氏や達郎氏くらいならどうだろ?
でもって「MUSIC MAGAZINE」のパーフリ特集の話だった。
彼らを支えていた「大人」達のインタビューも非常に興味深い内容です。
アートディレクター、サウンドプロデューサー、プロモーションディレクター。
なるほど、こんな風にフリッパーズはつくられていたんだ!
しかし信藤サンもトシとったなァ。
フリッパーズってそもそも2年間くらいしか活動していないってことにビックリ。
一応伝説への道を歩んでる(のか?)彼らの活動に立ち会えたのは今にして思えばエキサイティングなことのような気がします。
オールナイトフジなんかにもでてたもんなァ。
なつかしいな、オールナイトフジ。
意味もなく起きていて、ほとんど面白くもないのに見てたもんなァ(笑)
いろいろな意見はあるのでしょうけれど、私はあの1stにはやられた。
たんなるロック少年だった私には本当に衝撃だった。
英国のネオアコをベースに、ファッション、アートワーク、そして本人達の言動。
いままでの日本にはない、まったく新しいアーティストとしてのあり方だった。
そして今あらためて聴き直してみても、良かったですよ、1st。
全編英語詞に対訳付き!!
久々に盛り上がりましたよ。
較べる対象ではないかもしれないが、「くるり」なんかよりずっといい。
「くるり」は最近の(?)バンドでは私的に結構イイセンいってるんですけどね。
個人的には、はっぴいえんどやシュガーベイブとかとも並び称されるバンドになっていくような気がしています。
また、同世代の1人として、彼らがいまもそれぞれ活動しているのが嬉しいです。
コーネリアスの新譜も非常に楽しみな今日この頃。
新曲「ミュージック」のみですが聴いたカンジでは、前作を研ぎすましていってる印象ですね。
相変わらずの繊細な録音してるカンジの音で期待値上昇中です。
この間の、小沢健二のアルバムも楽曲、サウンドともに非常にクオリティ高かったしね。
そういえば一時期、六本木のテレ朝通りでしょっちゅう小山田クンとすれ違ってたなァ。
カヒミ・カリィともよくすれ違ったなァ。
でも2人一緒のところは見たことなかったなァ。
あそこ今じゃ六本木ヒルズだもんなァ。
なつかしいなァ。