MONOmonologueモノ(物→コレクション)とMONO(モノラルサウンド→レコード)をこよなく愛するオヤジの徒然日記。

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これは究極のジャズでありファンクなのだ 22:55

久しぶりのレコードですね。
今回は、ジャズのルーツであり、そのままファンクのルーツであるという歴史的な1枚。
ある意味、文化人類学的資料価値もあるのでないか。
学者が民族学的見地からフィールドワークで採集した音源と並べてもいいような。
もちろん難しい音楽という意味ではありませんよ。

この「ジャズ・ビギンズ(ジャズの誕生)」ってようするにお葬式の音楽のこと。
伝統的なニューオリンズのブラスバンドが葬式のセレモニーそのままに演奏しています。
墓地に行き、埋葬するまでは痛々しく悲しい。
すすり泣くようなクラリネットがいたいたしい。
帰り道では一転して陽気な演奏。
ここでは生来の楽天性が爆発しています。

セレモニーを忠実に録音するため野外で録音されているのですが、この録音がまたまた素晴らしいのです。
1958年の録音でエンジニアはあのトム・ダウド。
あの、といっても分からないか。
ちょうど『トム・ダウド/いとしのレイラをミックスした男』なんて映画が公開になるんで、実にタイムリー。
これは全くの偶然です。検索かけたらでてきたんでびっくりです。
でもって当時のアトランティックの社長のネスイ・アーティガンがプロデューサーです。
社長自らがプロデュースしてるなんて、このレコードの重要さが伝わってきますよね。

このレコードずっと欲しかったのですが、全く見かけることもなく忘れたころにヒョコっと出てきました。
この手のルーツものってかなり人気ないし、ホントでてこないのですよ。
好きな人は決して手放さなそうですしね。
CD化もされてないようなので興味もってしまった方は気長にLP探してくださいね。
これは1970年前後プレスの再発盤なんで、私は今後オリジナル盤探しとなりますよ。
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| RECORDS - JAZZ | comments(2) | trackbacks(0) | posted by mono-mono
小さいものはときどきひどくカワイイ 19:38

この靴のカワイさはご覧の男子には伝わるでしょうか?
自分の子供のってこともあるのでしょうけれど、仕事から帰ってこんな小さい靴が玄関に並んでいるのをみると「ホンワカ」したいい気持ちになるんですよ。

妻がえらい「小さいもの好き」なので影響された所もありますかね。
もちろん全ての小さいものがカワイイとはいいませんが。

しかし、ここで問題となるのは、この靴の可愛さよりも、実は靴の置いてある椅子。
これはコーレ・クリントのチャーチ・チェアなのですが、なにせ古い上に、子供がこの上に乗って遊ぶからペーパーコードが切れきれの大変な状態になってきています。
なんとかしようとも思うのですが、張り替えで1脚2万円とかするそうなので、躊躇しているうちにどんどん酷くなるという悪循環。
いっそ自分で、と思いDIY関係の本などあたってみても張り替え方って不思議とのってないんですよね。
ペーパーコードの椅子って案外日本じゃ使われてないのかなァ。

ネットでペーパーコードは売ってましたが、どうしよう!?
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迷ったら買え、という話(ホックニーの場合) 10:06

アーティストの作品集というものは、買い逃すと入手が困難になるケースが多々あります。
ようするに小ロットかつ再刷がかからない場合が多いということなのでしょうね。
あ、この場合のアーティストって、芸術家のほうです。
ミュージシャンじゃないです。

写真集なんかでもこのケースが多く、気が付くと驚くような値段になっていたりします。
手持ちのモノが値上がりしてると「ムフフっ」ですが、迷って買わなかったモノだとやたら悔しいものです。
欲しいものを見つけてしまったらやはり「買う」ことが大事。
だから、お金がないのに余計なところは覗かないに限ります。
だって、そういう時に限っていいものが見つかるものなんですから!!
とかいいながら、暇さえ見つけてはいろいろなところに顔だしてしまう私ですが。
これって、ヴィンテージ・レコードや古本にもいえることで、いわば一点ものみたいなものですから、逃すと大きな魚がごろごろしてるんですよね。

でもお金があったらあったで、
 「あーあ、また買ってしまった。妻になんていおう…」
ってことになるわけで、どちらにしても葛藤があるのですが。トホホ。
そんなわけで私の財布はいつもすっからかんなんです(笑)。

これはまだ独身で無理すればどうにかなった時代の1冊。
「David Hockney Cameraworks」
最近はなかなかこの手の本に手がでません…(泣)。
しかしデヴィッドホックニーの写真はホントかっこいい。
写真なのに、不思議と(あるいは当然?)彼の絵画作品とトーンが変わらない。
美しくて、透明な時間感覚とでもいうのかな。

そういえばトーキング・ヘッズのジャケをやってましたよね。
って古い話なのでわかるかなァ。
思い出したように日本人のジャケでもこのかんじパクってますよね。
このあいだのレミオロメンのも元ネタこれかな? とにらんでおりますが。
スガシカオでもこんなのあったし。



ところで、この本のアマゾンでの値段に結構な幅が。
下のバナーはなかでも高いのを張りました(笑)。
もし欲しい方はくれぐれもよく調べてお買い上げ下さいね。

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| BOOKS & MAGAZINES | comments(0) | trackbacks(0) | posted by mono-mono
衝動買いにご用心 22:07

先日、仕事から帰ると妻が少々深刻な顔で近づいてきた。
話があるという。
こういうときにいい話というのはまず出てこないものだ。
下腹部にいやーなかんじが広がる。

  今日、衝動買いをしちゃった

何を買ったのか恐る恐る聞いてみると、観葉植物を買ったんだそう。
びっくりさせないでほしいよ。
一瞬の間にいろいろ想像してしまったではないか。

写真が届いたモノ。
私の背より大きいので、なかなかな存在感ではあるが、部屋にこれがあると雰囲気がぐっとよくなった。
子供達も大喜びである。
触りたがって大変だが。

エヴァフレッシュという。
いわゆる「ネムノキ」のこと。
夜になると葉が閉じてしまう植物である。
梱包された状態で宅配されたので、初日の晩は時差ぼけだったらしく閉じなかったが翌晩からは普通に夜閉じるようになった。

今はよい鉢を探しているが、これが案外見つからない。
今後の課題である。
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古本趣味もここまでくると・・・(笑) 00:14

古書会館なるものの存在はきいたことがあった。
古本の目録販売ということもきいたことはあった。
どちらも自分とは関係ないことなのかと思っていた。

が、案外近くにあったんですね。
物理的にも、心理的にも。
というのも、近所の若干敷居の高い、入りにくいかんじの古書店に立ち寄ってみた。
表には均一台があり時々覗いていたのだがあまりめぼしいものがなかったのだ。
店内はいわゆる「黒っぽい本」が中心なので、自分とは縁のない本ばかりだと思っていたのだ。
黒っぽい本というのは、戦前といった時代の古い本のことである。

ぼんやり店内の書棚を眺めていると、日本の民芸や工芸の本が並んでいることに気が付いた。
柳宗悦の著作が思いのほか充実している。
その1冊に引きつけられた。

  蒐集物語

これは読んでみたい!
かのコレクター(ではないか)の蒐集に関する随筆集なのである。
全集(?)のセット売りのうちの1冊なので、少々値が張る。
残念ながらとても買える値段ではない。
今度父親に持ってるかきいてみよう。
区立の図書館にはないだろうなァ。
って帰って検索かけたら文庫であるではないか!
早速注文だ。

帰りしなに藤田嗣治展のチラシをもらったら、その招待券をくれた。
恐縮しごくでございます。
感謝!!
そしてこの古書目録ももらってきたのだが、眺めてると案外楽しいんだよね。
まいった、まいった。
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