MONOmonologueモノ(物→コレクション)とMONO(モノラルサウンド→レコード)をこよなく愛するオヤジの徒然日記。

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「村上春樹」のサイン本 11:16

いやいや気が付けば今年もおわりですね。
私は昨日、仕事納めとともに「レコード買い納め」をしてまいりました(笑)。
今はその1枚「バド・シャンク・カルテット」のモノ盤聴いております。
さすがのウェスト・コースター、からっとしたトーンのアルトが実に清々しいですな。
小淵沢みやげのコーヒーのほろ苦さと良くあいます。
まさに至福の時間でございます。

続いては、デューク・エリントンの「ELLINGTON INDIGOS」。
6つ目のモノ盤でございます。
B面ラストの「TENDERLY」が実に素晴らしい。
ジミー・ハミルトンのクラリネットが静かにしずかに唄います。
それをそっと支えるエリントンさんのタッチがまたニクイ。
グッときます。
思わずニヤリとしてしまいます。
もっともこれは皆が寝静まった夜に一人じっくり聴きたい雰囲気ですね。

そうそう今回は村上春樹氏の話をするつもりなのでした。

以前の仕事場のとなりには彼の事務所がありまして、結構な頻度でお見かけしていたんです。
そこは都心の一等地に立つとても素敵なマンションです。
散歩帰り風だったり、ご夫婦での買い物帰り風だったり、ジョギングに出掛ける姿も見たことがありました。
もちろん、私はかなりなファンを自認しておりますので「サインほしいな」と思いながらすれ違っていました。
でも、なにしろエッセイなど読みますと「声をかけてほしくない」とか、「そっとしていてくれ」とか、直接的にではないまでも、そのようなことを書いていますので、

 スイマセン。ファンなんです。サイン下さい!!

なんてとてもいえませんよね。
もちろんこんなこと、他の有名人にもほとんどいったことないですが。
つまり、そんなすれ違いの(?)日々を過ごしていたんです(笑)

そういえばうちの妻とブルックスブラザースにいったら村上さん夫婦がいたこともありました。
妻は春樹氏に扉おさえてもらって喜んでおりました。

ではなぜ、この写真のサイン本があるのか?

これまた奇跡的な話なんですが、忘れもしません、明治公園のフリマでこのハードカバーを手に取ったら、

 「それサイン本ですよ」

ナンて言うじゃないですか!!
びっくりしてしまいましたよ。
しかもプレミアなしの中古値段。
ありがとうございました。
今時こんな話ってあり得るのかな?

それでは また来年。 良いお年をっ!!
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| 村上春樹 | comments(6) | trackbacks(0) | posted by mono-mono
「10inch仲間」としてのJUNE CHRISTY "Something Cool" 23:19

前回のフランク・シナトラの10inch盤に続いては、私のNo2女性シンガーのご紹介。
ヴォーカルものの名盤特集なんてあれば必ず取り上げられるような超名盤。

 ジューン・クリスティ「サムシング・クール」

これもシナトラの場合と同じく最初は国内盤LP(左)で聴き込んでいて、たどり着いたのがオリジナル10inch盤(右)。
ただ、LPだと11曲入ってるんですが、10inchだと7曲しか入ってないんですよね。
という訳なのでオリジナルLPゲットが次なる目標です。

このレコードにはオリジナルステレオ盤ってのもあるんです。
ただこれが評判よくないんですよね。
なぜかというと、オリジナル録音から数年後に改めて再収録されていて、しかも体調でも悪かったのかジューンさん、あまり唄えてないらしい。

でもジャケットが良いんですよ。
このモノラル盤のはモノクロな色合いですが、ステレオ盤のはカラーのイラストになっているんです。
それにオリジナルのジャケでは閉じているジューン・クリスティの目が開いていたりするので、モノ盤と並ぶと楽しいので是非欲しいです。
もっとも、ジューン・クリスティは私の「アイドル」なんでとりあえず何でも集めてしまいたいんですが。

ジューン・クリスティのレコードをなんでも欲しい理由はほかにもあって、彼女の全盛期のレコードはキャピトルに集中しているのですが、バックのミュージシャンがそれはもう魅力的なんです。
シェリー・マン、バーニー・ケッセル、ボブ・クーパー(彼女のダンナ)なんていうコンテンポラリ一派がサポートしています。
ピート・ルゴロのアレンジもポイント高いですし。
ようするにウェスト・コースト・ジャズのおいしいところ満載なんです。
知的でクールでスタイリッシュにして「ホット!」とでもいいましょうか。
聴いたことがないかたは是非どうぞ!!
このLPなんかはジャズの入門編としてもちょうど良いのではないかと思います。

ところで最初にジューン・クリスティを「私のNo2女性シンガー」といいましたが、1番はブロッサム・ディアリーです。

 ご存知ですか? ブロッサム・ディアリー。

ジューン・クリスティもそうなんですが、名前からして素敵すぎます。
最近は彼女のレコードはなぜか(なぜだろう?)高騰してしまい、かなり手に入りにくくなってしまいました。
ちなみにブロッサム・ディアリーをどのくらい好きかっていいますと、娘の名前は彼女からいただいたほど。
まあ、名前のいわれはほかの人にもあるんですが。
機会があればいつかブロッサム・ディアリーも紹介しようと思ってます。
それでは今回はこのへんで。
チャオ!

上はお買い得盤。
下はモノ&ステレオが両方はいってる限定盤。お好みでどうぞ。



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| RECORDS - JAZZ | comments(0) | trackbacks(1) | posted by mono-mono
こんな寒い日にはシナトラを聴こう! 16:38

いやはや、ここのところの寒さは厳しすぎます。
私は東京に暮らしていて大雪が降る訳でもないのですけどね。

そんな寒さ程度じゃ甘い!!
とおしかりをいただいてしまうかもしれません。

天気はいいのですが、できればこんな寒い日は家でのんびりといきたいところです。
もっとも、やんちゃなちびっ子がいますので「公園行こうよォ」とか「おかし買いにいこうよォ」となってしまうんですが、実際は。

こんな日のBGMは、フランク・シナトラの「ソング・フォー・ヤング・ラバーズ」で決まり。
数あるシナトラのレコードの中でも人気・評価ともに高い1枚ですし、私的には「ダントツ」のお気に入り盤。
ご覧のようにオリジナル10インチ(写真右)が自慢です。

このレコードは「スイング・イージー!」という10インチとのカップリングでLPにまとめられているので(写真左)、こちらでご存知の方も多いのではないでしょうか。
私もはじめにこのLPを入手し聴き込んでいたのですが、このジャケットだと「ソング・フォー・ヤング・ラバーズ」は白黒で、しかも縮小にされてしまっていたので、オリジナル10インチを見た時は「カラーだ!」ってすごく嬉しかったものです。

「ソング・フォー・ヤング・ラバーズ」はタイトルからも察せられる通り、ソフトなというかミディアムからスローなテンポの曲でまとめられています。
「マイファニーバレンタイン」「フォギーデイ」「コートにすみれを」あたりが有名でしょうか。

とにかく、全体の曲順、ネルソンリドルのアレンジ、ジャケのイメージとすべてが素晴らしい。
シナトラはゆったりスイングしながら、ときにソフトに、ときに語りかけるようにそっと唄っています。
ここは是非カップリング版のCDなんかを入手して聴いてみてはいかがかな?

私の「スイング・イージー!」「ソング・フォー・ヤング・ラバーズ」的野望は、「スイング・イージー!」のオリジナル10インチを入手することが当面の目標です。
ただ、この10インチはそれぞれに曲を追加して12インチになってから、カップリングでLPになってるので、そっちの12インチも是非ほしいですね。
うーん、まだまだ先は長そうですね!!

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「BASIE and LAMBERT, HENDRICKS and ROSS」の巻 10:52

今回カウント・ベイシーの「SING ALONG WITH BASIE」(写真右)を入手いたしました。
ベイシーのレコードは見かけたら基本的に買ってしまいます。実際そんなに人気無いのか高くないんですよ。
これを帰ってきてきちんとクレジットを見て、「アレッ」となったんです。

というのもこのレコード、JOE WILLIAMS とベイシーの競演盤と思ってたんですが、 JOE WILLIAMS とともに、DAVE LAMBERT, JON HENDRICKS, ANNIE ROSS の名があるではないですか。
お分かりの方もいらっしゃると思いますが、この3人は「LAMBERT, HENDRICKS and ROSS」というボーカルトリオなんです。

そこで棚から引っ張りだしてきたのが「SING A SONG OF BASIE」(写真左)。
LAMBERT, HENDRICKS and ROSSとベイシーリズムセクションの競演盤。

で、この2枚、「SING A SONG OF BASIE」と「SING ALONG WITH BASIE」はタイトルも似てますが、内容もかなり似てます。
当然といえば当然です。だって出演者はほぼ同じなんですから。

調べてみたら、「SING A SONG OF BASIE」のほうが早くでてました。
この「SING A SONG OF BASIE」がリリースされるとかなり話題になり、それを聴いたベイシー御大がいたく気に入り共演したのが「SING ALONG WITH BASIE」ということなんだそう。
ようするに左が最初で、右が続いて出たってこと。

で、このLAMBERT, HENDRICKS and ROSS。
男性二人と女性一人のジャズコーラスグループ。
紅一点のANNIE ROSSはソロシンガーとしても有名。
このグループの画期的だったところは、ジャズの有名曲のメロディーに勝手に歌詞を載せて唄ってしまったというところ。
これは「ヴォーカリーズ」といわれる方法でそれまでにもやってたひとはいるんですが、それをハモってしまったんですね。それぞれの楽器のソロパートにもばりばりと歌詞を載せてしまうので元曲を知ってる人は思わずニヤリとさせられる。
知らなくても、実に小粋でスインギー。
スタイリッシュにして、これぞ「ジャズ」っていう魅力いっぱいです。
お試しあれ!!

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杉本博司って・・・ボブ・ディランの・・・!! 21:31

会社が臨時休業だったので、六本木ヒルズにいってきました。
ずっと行けなかった杉本博司の写真展を見るためです。
常々、彼の写真はオリジナルプリントを見ないことには理解できないのではないか? と思っていました。
やはり圧倒的な写真世界がありました。

その大きさ、光と影の力強さ、また、インスタレーションといっていい展示方法。
展覧会のコンセプトは当然として、会場の図面も自ら引くそうなので完全に彼の世界が展開されています。

会場も結構広いし、作品数もかなりある「濃い」内容なので正直くたびれました。
同時開催中のヴィヴィアンウェストウッドも気になりましたがとても体力がもちませんでした。
これはまたチャンスがあればということで。

しかし良かった。
現代の作家でここまでぐっときたのはあまり無いです(本人比)。
興味ある方は来年1月9日までなんでお見逃し無く。

写真は帰りに寄ったABCにて発見した、ボブ・ディラン本。
限定3000冊だそう。
 ホントに!?
タイトルの通り「スクラップブック」を再現していて、ポケットに手書きの歌詞が入ってたり、コンサートチケットやポスター、チラシが張り付いてたり、とにかく凝った造本なんでそうたくさん作れるものではないと思います。
気になった人は早めに買わないと後悔するかもしれませんよ。

こんなカンジの本です。凄い凝ってるでしょう?
やはり60年代のボブ・ディランは音楽はもちろん、最高にスタイリッシュ。
資料としても、写真集としても「買い」!です。





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