MONOmonologueモノ(物→コレクション)とMONO(モノラルサウンド→レコード)をこよなく愛するオヤジの徒然日記。

| CALENDAR | RECOMMEND | ENTRY | COMMENT | TRACKBACK | CATEGORY | ARCHIVE | LINK | PROFILE |
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

MONO商店入口

WEBショップ「MONO商店」は小さなお店です
音楽が大好きなあなたへ
もっと音楽を楽しむための
ささやかなMONO(モノ)をお届けします
>>上の画像をクリックしてください<<

| - | - | - | posted by スポンサードリンク
やっとFire-Kingのマグが来た!! 22:34

写真のこのマグをご存知ですか?
これはアメリカ製の古いマグなんでございます。
アメリカはオハイオにありますアンカーホッキンググラス社の「ファイア・キング」というシリーズのマグでして、右のほうが「エキストラヘヴィカップ」、左が「ストレートカップ」といいます。

このファイア・キングは、'50年代〜'70年代に製造されていたものですが、これは'50年代中期頃のもの。
ミルクガラスといわれる耐熱ガラスでできていて大変丈夫。床に落としても割れないくらいなんです。
おかげで50年もの年月を経て、今、私の手元にあるという訳。

この手の「ちょい古」モノを、アメリカでは「コレクティブル」というのです。
アンティークというのは「100年以上前のもの」という定義が一応あるんですよ。
コレクティブルは日本でも注目され愛好家が増えているようです。
この間は教育テレビの主婦向け番組でも取り上げてたくらい。
ただNHKでは「ファイア・キング」という商標名ではなく、「ミルクガラスのカップ」とよんでましたけど(笑)。

私が集めだした7・8年前にはそうでもなかったんですが、最近ではグっと値段も上がってしまい、なかなか手が出なくなってきてしまいました。
パイレックスも集めてるんですが、オールド・パイレックスなんていって、こちらも徐々に人気上がってます。
若干値段は落ち着いてきましたが、まだまだショップでは結構な値を付けてます。

そこで考えたのが、ネットでアメリカから買うこと。
そりゃ本場ですから探してみると結構あります。
そんで恐る恐る注文してみました。

注文してから1ヶ月あまり、まだかまだかと待って待って、ついに到着!
状態はもう少しキレイなの期待してましたが、悪くないです。
なにせ50年前のモノなんですよ。十分です。
早速コーヒーいただきました。
いいです。嬉しいです。
いままでメインでつかってる「Dマグ」より、ぽってり肉厚なのでずっしりきます。

ほんとネットはヤバイ。便利すぎ。
よし、次はデミタスカップだ!!
MONO商店入口

WEBショップ「MONO商店」は小さなお店です
音楽が大好きなあなたへ
もっと音楽を楽しむための
ささやかなMONO(モノ)をお届けします
>>上の画像をクリックしてください<<

| SHOPPING | comments(0) | trackbacks(0) | posted by mono-mono
コンテンポラリー・レコードの動物ジャケット 15:02

今回はコンテンポラリー・レコードの動物ジャケを集めてみました。

  いかがでしょうか?
  面白くないですか?

しばらく前のことですが、思いつきでレコード棚から「動物ジャケ」だけ抜いて飾ってみたら、子供が大喜びしてくれました。
なかでも気に入ったのが右上の猫。
「ニャンコゥ!!」といいながら仰向けになってマネしてました(笑)
あの牛は何たべてるのォ、ともいってたっけ(下段中)。
そのとき、気がついたのが「どれもコンテンポラリーのレコードじゃないか!」ということ。
そしてこのほとんどを「Robert Guidi」という人が描いてますが、どんな人なんでしょうか?

コンテンポラリー・レコードといえば、とにかくその録音の良さで、録音技師のロイ・デュナンが有名です。
でもなぜか、レーベルオーナーのレスター・ケーニッヒについてはほとんど語られることは無いのです。
彼こそ最重要人物なにどうして! とコンテンポラリー・レコード好きの私はいつも思うのです。ブルーノート・レコードの場合は、録音技師のルディ・ヴァン・ゲルダーと、オーナーのアルフレッド・ライオンがセットみたいに語られるのとは大違いです。

レスター・ケーニッヒについて、どこかの雑誌で特集してくれませんか?

彼は、コンテンポラリー・レコードと平行して、「グッドタイムジャズ」という、古いニューオリンズスタイル専門レーベルをやっていて、これがまた充実したカタログを持っているんです。
キッド・オリーなんていう人のレコードを聴いてみてほしい。

今この手の古いミュージシャンのレコードってほとんど忘れ去られてるのかもしれませんが、「グッドタイムジャズ」に限らず、ひとつ騙されたと思って聴いてみてほしいですよ。
何しろ楽しいし、物悲しいし、唄うような語りかけるような演奏が詰まってます。
シドニー・ベシェ、ジャック・ティーガーデンにボビー・ハケット。エディ・コンドンやビッグス・バイダーベック。

とりあえず図書館には無いかなぁ。
キッド・オリーはルイ・アームストロングと共演してたりもするようなので探してみてください。
騙されたと思って…ゼヒっ(笑)
MONO商店入口

WEBショップ「MONO商店」は小さなお店です
音楽が大好きなあなたへ
もっと音楽を楽しむための
ささやかなMONO(モノ)をお届けします
>>上の画像をクリックしてください<<

| RECORDS - JAZZ | comments(2) | trackbacks(0) | posted by mono-mono
コーヒーの香り。そしてコーヒーは香り 22:13

今日、久しぶりに銀座線に乗った。
外苑のイチョウ並木に出かけてみたのだ。
思ったより人がたくさんいることに驚いた。
肝心のイチョウ並木は「4割黄色」くらいでまだ見頃ではなかった。

今年は、やや暖かいということなのだろうか。

外苑のグランドの一角が物産市のようになっていて、いろんな出店がでていた。
肉の串焼きや五平餅、焼き物なんかまでバリエーションゆたか。
しかし、肉の串焼きは凄いことになってるな。
とにかくでかい。
お得感があるからか、ビール片手にほおばってる人が目立つ。

帰り道は渋谷までつらつら歩いて帰った。
途中、青山の「大坊」でコーヒー豆を買って、スパイラルマーケットをのぞいた。
スパイラルで何かやってないかと思ったのだが、残念、何もやってなかった。

「大坊」のコーヒー豆は100g800円。
お店で飲むこと考えればかなり割安なのだが、普段安い豆を買ってる身からするとかなり高く感じてしまう。
こんなに高かったっけ!? なんて思い、200g買おうと思っていたのに、100gしか買えなかった。

帰って早速封を切ってみると、ふわっと香ばしい香りが部屋中に広がった。
さすがにここの豆は香りが違うわね、と妻がいった。

このくらい真っ黒に深煎りのコーヒーの場合、ざっくりと荒く曳いて、あまり濃く入れないくらいがちょうど良い。
さらっとした苦みを楽しいんで、スっと、後味スッキリに飲むのが好みだ。
お店では、ネルでじっくり入れているのだが、確かうちにもどこかにあると思うので、今度ネルでいれてみようか。
MONO商店入口

WEBショップ「MONO商店」は小さなお店です
音楽が大好きなあなたへ
もっと音楽を楽しむための
ささやかなMONO(モノ)をお届けします
>>上の画像をクリックしてください<<

| COFFEE | comments(4) | trackbacks(0) | posted by mono-mono
レコードの内袋という大問題 22:19

古いレコードを買っていると面白いことに気付く。
レコードの内袋のことである。

分からない人のために念のため説明しておく。
レコードは「ジャケット」というボール紙の中に入っているが、ボール紙のジャケットに「そのまま」つっこんでいてはホコリもはいるし、キズも付きやすい。
そのため盤面保護用に「袋」にいれてメーカーは出荷していた。
それが内袋だ。

レコードの時代をご存知の方々には、内袋といえば、半透明のカサカサした袋がすぐ思い浮かぶのではないか。
かんじとしてはスーパーなどにロールでおいてあるポリ袋を厚手にしたようなもの。
いわゆる「日本盤」ではほとんどこのタイプが主流だった。
一時、間に白い紙が封入されていたものがあるが、あれは主にソニーのレコードだった印象がある。
もちろんこのポリタイプの内袋に興味があるのではない。

これがアメリカ盤となると、俄然面白くなる。
紙製の袋に、レコードのカタログが印刷されていたり、写真が入っていたり、レコードの扱い方や、録音方法が図解入りで説明されていたりと様々だ。
特に面白いのが、コロンビアとキャピトル。
それぞれのカタログがジャケットの写真入りで紹介されていたりするのはもちろん、とにかくバリエーションが豊富。
いかにこのレコード会社が儲かっていたかが分かる。
この内袋だけ集めても面白いかもしれない。

そうなると気になるのが、年代のこと。
オリジナル盤にはオリジナルの内袋が欲しくなってくる。
ただ、オリジナルのレコードを買ってもオリジナルの内袋がついてくるとは限らない。
むしろ新しい、ただの白い紙袋に入っている場合やポリタイプの場合のほうが多い。
コンテンポラリーなどではオリジナルの内袋自体、ただの紙袋だったりもする。

コロンビアとキャピトルなどのレコードを買って、カラフルな内袋が入っていると「アタリッ!」ってカンジで大変嬉しい。
問題はそれがオリジナルなのかってことになるのだが、今のところ内袋の年代を判別できるレベルにはまだまだなれそうもない。

あと、ルーレットやプレスティッジなんかでパラフィン紙のものがあり、かなり茶色に変色してるのも「大当たり」だ。
ブルーノートのレキシントン盤なんかはどんなのにはいってるのかな?
興味は尽きない。
MONO商店入口

WEBショップ「MONO商店」は小さなお店です
音楽が大好きなあなたへ
もっと音楽を楽しむための
ささやかなMONO(モノ)をお届けします
>>上の画像をクリックしてください<<

| RECORDS | comments(0) | trackbacks(0) | posted by mono-mono
ネットがタイムマシンになった!! 13:21

この古雑誌は単なる古本ではありません。
私だけでなく、ファミリーにとって特別な意味を持っています。
昭和12年発行の「コドモノクニ」。
先日、埼玉のネット古書店から購入しました。

この表紙を描いたのは私の祖父です。
いまでいうデザインの仕事をしていました。
当時は「意匠」といったそうですが。

彼は戦争でなくなっています。
終戦間際のサイパンで亡くなったそうです。
そのとき私の母はまだ3歳。
父親の記憶は無いそうです。

東京・三ノ輪にあった実家は空襲で焼けてしまい、彼の仕事はすべて失われてしまいました。
母は父親の写真1枚持っていません。

私にとっても、祖父は以前から気になる存在でした。
断片的に聞いてきた話では、銀座のマンション(!)に住み、作家とも付き合いがあったりとなかなか華やかな生活をおくっていたとか。祖母も美容師という、かなり現代的な仕事をしていたので、いまでいう「ヒルズ族」みたいな夫婦だったようです。

不思議なのですが、ふと思い立ち、彼の名前を検索してみたのです。
するとこの雑誌がでてきました。
急いで母に伝え、そして購入することになりました。

送られてきた雑誌は思ったより状態も良く、しかも表紙だけでなく見開きで6ページ程の絵を担当していました。

これはやはりネット時代だからこその出来事です。
昭和初期の古雑誌を探そうなんて思ってもみなかったし、自分の足ではなかなか見つかるものでもないでしょう。
インターネットで、時代を超えて雑誌を注文できたとは!
MONO商店入口

WEBショップ「MONO商店」は小さなお店です
音楽が大好きなあなたへ
もっと音楽を楽しむための
ささやかなMONO(モノ)をお届けします
>>上の画像をクリックしてください<<

| ART & DESIGN | comments(0) | trackbacks(0) | posted by mono-mono
| 1/2 | >>