MONOmonologueモノ(物→コレクション)とMONO(モノラルサウンド→レコード)をこよなく愛するオヤジの徒然日記。

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COUNT BASIEの大問題 23:25

今回もモノラルレコードに関するお話をしていきましょう。
ここでは COUNT BASIEが JOE WILLIAMSというブルーズシンガーと競演した1枚が大問題な訳ですが、この2枚区別がつきますか?

同じレコードでも発売時期が違うと思いのほか「色」も違ってるものですね。
左はヴァーヴレコードからリリースされたクレフシリーズの1枚。
右はクレフレコードからのもの。
もうお分かりですね。
右のほうがより古い盤なのです。


センターレーベルも、左がヴァーヴで右がクレフ。
クレフ盤のほうが不思議と黒が深い色合いなのが分かりますか?
盤の重さもかなり違っていて、クレフ盤のほうがずっしりと重い。

で、音はどうかというと…。
正直、分かりません。この2枚はあんまり変わらないように思うのですが。
クレフレコード盤のほうが若干良いように思うのは、値段からくる錯覚にすぎないと我ながら思います。
ホントどうなんでしょうかね?

ワレこそはどっちがいいか知ってるぜ! なんて方いらっしゃいましたら是非ともご一報くださいませ。
宜しくお願いしますゥ。
それにこのレコードのオリジナルはこのクレフレコード盤でよいのでしょうか? これまた存知の方はご連絡お待ちしています。

しかし、ベイシーはいいなァ。この軽ーい、ラクーなタッチ。
ジョーウィリアムズの艶のあるコクのある声。
最高です。お試しあれ!!
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| RECORDS - JAZZ | comments(2) | trackbacks(0) | posted by mono-mono
「靖国神社でおおいに迷う」の巻 21:39

今日朝イチで市ヶ谷に用事があったが、9時半には片付いてしまった。
で、靖国神社で骨董市が毎週日曜に開催されているらしいので行ってみた。

幸い今日は骨董市が開催されていた。
以前は毎週のようにこういうところを覗いていたが最近はめっきりご無沙汰だった。
案外こじんまりしている。
20店でてるかでてないかという規模。
じっくりゆっくり見ていくにはちょうどよい。

早速ビクター犬をみつける。
15cmくらいの多分昭和のおわりくらいのもの。
なのに6,500円。高すぎ。
こういう店は他のものもじっくり見る気にはなれない。
店主が不勉強なのだ。修行がたりませんぞ。
このていどのニッパー、1,500円がせいぜいだ。

気を取り直して、先に歩を進めていく。
場所柄か皇室関連や、旧日本軍関連の品揃えの店が目につく。
それとも私がこの場所を意識し過ぎなのか?

考えてみれば靖国神社に立ち寄るのは初めてだ。
バイクなどで通りかかることは数えきれないくらいあったのだが。
ここには太平洋戦争の戦没者が祀られているというが、すべての戦没者が祀られているのだろうか?
私の祖父は太平洋戦争で亡くなっている。
ここに祀られているのだろうか?

境内には、戦友会の旗をかかげている老人の一団がいるかと思えば、中国の観光グループらしき人たちもいる。
観光地というのもなんだが、そんな雰囲気さえあるようだ。
しかし中国の人もここにくるのか。すこし驚いた。

一通り端から端までざっと見て、面白そうだったお店を中心にもう少し丁寧にチェックしていく。
今度はかなり古いビクター犬(約15cm)を見つけるが、3,000円でも手が出ない。
残念だが、最近はレコード買い過ぎなのでそう簡単には手が伸びない。

芹沢けい介のカレンダーを発見。
銀座の民芸店「匠」の名が入ったモノで1963年版。たぶん手摺。
1枚欠けがあるということで5,000円だそうだ。
高いというか、安いというか、私には判断がつかないが、手が出ないのは間違いない。

この辺は私の父が専門なので、ひょっとすると持ってるかもしれない。
ていうか、正真正銘のオリジナルカレンダーをいくつも持ってるはず。
なにせ本人から父への直筆手紙なんかを「ひょっい」とだしてきたりするくらいだし。
ちなみに私も往年の芹沢工房製の団扇をもっている。父からの貰い物だが。

そういえば、私は芹沢けい介の東京の工房にお伺いしたことがある。というのも大学時代の恩師の奥様は芹沢けい介さんの娘で、恩師はその工房を引き継いでいる。
同期の学生達みんなで遊びに行ったことがあった。素敵な器のお土産まで貰ってしまった。それを今でもお気に入りで使っている。
先生はお元気だろうか? 全然ご無沙汰してしまっている。

そうだった。骨董市の話だった。
ほかにも中原淳の版画とか70年代初期のシチズンボウヤ(っていうのか?)とかおもしろいものがあった。
ひさしぶりの骨董市でかなり堪能することができた。

しかし帰り際にみつけたビクター犬はかなりほしかった。
ある店の小ケースの片隅にひっそり鎮座していた、4cmくらいのちいさい銅製(?)のニッパー。
店主も「こんなのはじめて見た」ってくらいのレアものらしい。
私の見たところ、日本のビクター製ではなく、本家イギリス HMV製ではないかと思う。脇腹の肋骨(?)のホネホネ具合や、顔が若干幅広な感じがHMVっぽい。
でも2万円ではさすがに無理だ。残念。

写真は今日の収穫。
中国製の陶器のエンピツ削り(!)。下の部分に削り器が埋め込まれているのだ。
5個200円ということで、10種類以上あった中から選んでバンドを作ってみた。
男女のツインボーカルだが何演ってるかは不明。
それにしても5個200円はちょっと安すぎじゃないか?
お願いしたら箱を付けてくれた。言ってみるものである。
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レコード何枚くらい持ってる? という質問 00:10

古本ライター(?)として知られる「均一小僧」こと作家の岡崎武志氏が良く聞かれる質問。

「いったい何冊くらいあるんですか?」
「全部読んだんですか?」
「月に何冊くらい読みますか?」

それに対して彼は、
「ざっと10万冊。もちろん全部読んだ、ざっと100冊」
と答えるそうだ。

もちろん嘘。
気持ちはよくわかる。
だって、相手はそんなこと本気で知りたい訳じゃないんだもん。

私も「レコード何枚くらい持ってるんですか?」と聴かれることがタマにある。
これは、一般人的単純な好奇心からのものと、こいつどれくらい好きなの?的な同じ趣味を持つ人の探りの2種類だろう。

最近は数えたことないので何ともいえないが、実際2000枚以下ってことはないと思う。ただし、 LP、CD、ドーナツ盤の合計なんだが。
単純な好奇心からの質問の場合、この数ってどう思われるんだろうか?
レコードコレクター的には、別に驚く数ではない。
もちろん、コレクションってのも、枚数だけで判断できるものでは全然ない。
お気に入りのジャズのレコードを、ピカピカのオリジナル盤で200枚だけ手元に置いてるなんて人もいるそうだし。

そうはいっても普通はこんなに持ってないだろうし、2000というのが具体的にどのくらいの量なのかもイメージできないだろう。
だいたい140cm巾の棚に天井までいっぱいくらいで2000枚。

どんな音楽が好きなの?

何でも、と答えていたこともあるが、実際はかなり偏ってるなァと最近は思う。
だって、演歌も B'Zも、オペラもクラシックもほとんど聴かないもん。
何でも、では全くないよ。
そこできちんと答えておきましょう。

好きなのは、ジャズ、ポップス、ロックにソウル、ラテンを少々、ただしどれも主に 70年代以前のものをほとんどレコードで聴いてる。
それをこれまた1960年前後くらいに作られた古ーいオーディオで楽しいでおります。

以上、とりとめのないお話でした。
おそまつ。
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"My Fair Lady"の大問題 10:45

シュリー・マンといえば「トロイの木馬」だったか。古代への情熱って人だが、このレコードのシェリー・マン(Shelly Manne)というのはジャズドラマー。
コンテンポラリー・レコードの看板アーティストとして50〜60年代に数々のレコードを発表している。
そしてこの"My Fair Lady"といえば、彼の代表作として、またジャズの名盤の1枚として、その手の本では必ずといっていいくらい取り上げられるレコード。

また、オーディオ好きにもその音の良さは広く知られている。
録音エンジニアは、ロイ・デュナン。スタジオの広さや楽器の配置まで分かるんじゃないかってくらいリアルな音が録音されている。
このなんとも気持ちいいフワーっとした音の広がり。
スピーカーの前に「コンテンポラリー・スタジオ」が展開される!!
シェリー・マンのドラムソロでは、彼の握ってるブラシの動きが、気配が見える。

"My Fair Lady"は、オードリー・ヘップバーン主演で有名なミュージカル。これは1956年の録音。映画版の公開は60年代前半だから、ジュディー・アンドリュース主演のブロードウェイ版のヒットがあって、このレコードが作られたということ。
このレコードのピアノニスト、アンドレ・プレヴィンは映画版"My Fair Lady"のアレンジをしている。このレコードでの演奏が高く評価されたようだ。
彼の生真面目なスイング感というか、クールで都会的なタッチも素晴らしい。

このレコードは大ヒットしたので凄くたくさん中古市場にもあるようだが、程度の良い初期プレスとなると最近は意外と見つからないようだ。

写真の2枚の違いが分かりますか?

これは、どちらもモノラル盤。
ステレオとモノラルと思った方、残念。

女性の配置はほぼ同じだが、文字の入り方が違うのが分かるだろうか。
「My Fair Lady」と大きく印刷されている右のほうが 2ndジャケット。
そして左が 1stジャケット。プロモーション用のハンコが押してあるのはご愛嬌。
このピンク色の違いは、50年近くたってるものなので日焼けなどの影響もあるだろうし、そもそも違う色だったかもしれないし、何ともいえない。
このように作られた時期によってジャケット・デザインが違うレコードは他にも結構ある。


スタンパーを見ると、1stが D-2。2ndは D-16。
2ndの盤は、1stと番号が離れすぎているようだ。どこかのレコード屋さんが、ジャケットと状態の良い盤を組み合わせたのではないかと想像している。
音はというと、D-2とD-16では結構違う。まさか演奏がテイク違いってことはないと思うが、そのくらい印象が違う。
D-2のほうが断然良いかと思いきや、D-16のほうが高音がパリっとしているかんじ。
D-16にいたるまでに音質を改善したのだろうか?
あるいは
値段からするこちらのほうがお得かも。
いずれはスタンパーD-1というオリジナルを聴いてみたいものだ。
D-2のほうが劣化しているのか?

考えてみれば、このレコード、今までに何枚所有してきのだろう?
キングレコードの国内盤に始まって、3rdジャケットも2枚程持ってたことあるし。トータルで10枚くらいになるだろうか。

そのように1枚のレコードでも果てしなくレコード蒐集は続いていくのだ。
「My Fair Lady」ばかり100枚くらい集めているコレクターもいるというが…。

そういえばこれの CD聴いたことないんだった。こんど図書館で探してみようっと。


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ロブストってしってる? 23:09

六本木のアクシスに BRAUN展を見に行った。

なにしろブラウンだけあってレターヘッドまでかっこ良かった。
とにかく全部欲しくなってしまう。
中でも、ラジオ関係のは特にぐっときました。
ポータブルプレイヤーにドーナツ盤がくっついてるのもカナリきた。
ブラウン版電子ブロック(っていうか、学研のがパクリ?)なんてものもあるんですね。
展示ケースとかもすごい良かったです。
テレビとかデンっと置いてあるのにはビックリしましたよ。

 いいなぁ、ブラウン。

家にあるブラウンものあげてみると、先日紹介した、コーヒーミルでしょ、目覚まし時計、マルチミックスに電動歯ブラシ。
こんなもんか。
とりあえずの目標は、壁掛け時計ってことで。
しばらくはオークションで値段上がっちゃうかな?

アクシスいったついでにポール・ヘニングセン(なんでこんなに高いの!)とかもみたのですが、リヴィングモチーフで写真のモノを買ってきました。

 何か分かります?

ロブストっていうイタリアの伝統的調理器具なんです。
実家で昔から魚焼きに使ってて、かっこいいし欲しいなと思ってたけど、こんなお洒落ショップで見つけるとは思いませんでした。
結構安いんですよ。長く使えそうだし。

実家では魚焼きオンリーで使ってましたが、肉でもOKだそうなので、今度試してみようっと。
波形の溝が余分な油を逃がしてくれておいしく焼けるんだってさ。
楽しみ、楽しみ。
もう週末だっ!!
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