MONOmonologueモノ(物→コレクション)とMONO(モノラルサウンド→レコード)をこよなく愛するオヤジの徒然日記。

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今年最初のお買い物(レコード編) 11:25

最近レコード屋で「欲しい!」という1枚に出会うことが少なくなってしまった。
手ぶらで店を出ることも少なくない。
これは必ずしもレコード屋さんのせいではなくて、私の欲しいと思うレコードのレベルが難しい段階に入ってきているように思える。
考えてみれば、30年くらい足しげくレコード屋に通っている。
レコードに興味のない人からすれば信じられないくらいに多くのレコードを手に入れてきた。
再発で出会った好きなレコードを、発売当初のオリジナル盤に買い換えるなんてこともずいぶんした。

「これはまあいいか」
そんな風に棚に戻すことが多くなった。
それはつまり、買ってもあまり聴かない、という状態を自ら認めることである。
日常でレコードを聴くことができる時間は限られている。
iPodで聴くほうがはるかに時間が長い。
レコードを買わないことはつまり、リスニングの合理化、レコード買いの健全化ともいえる。
不要なレコードを買わなけれより欲しいレコードに集中してお金をかけられる、ということになる。
あるいは、レコードを買うよりCDを買った方がずっと良いのかもしれない。
いやいやデータだけで十分ではないか、という声も聞こえてくる。
そもそも音源はすでに十分あるし、YouTubeやインターネットラジオで足りているではないか。
これこそ合理的な音楽生活、素晴らしい話ではないか、と。

一方で「本当か?」と考えている自分がいる。
合理的な音楽生活などというものが果たしてありうるのかとも考えている。
無駄の削除、合理化は時として必要な何かまで失うことがあるではないか。
失敗もあるけれど、失敗を恐れて大事な出会いの機会をも逃すことになるのではないか。
10枚、20枚に1枚、とてつもないレコードとの出会いがある。
「レコードを買うお金にも限りがある…」
「レコードの収納スペースにも限りがある…」
それらはレコードを買い控えるもっともな理由に聞こえる。

合理化?
効率化?
資本の集中的投下?

これはなんの話だろう。
まるで経済ニュースのようだ。
私は音楽の話をしているのだ。
趣味の話をしているのだ。
なのにこの無味乾燥な言葉の連なりは何だろう。

音楽とは、レコードとは、合理的に説明がつかない何か、であってよいはずなのだ。
「なんだかわかんないけど大好き」
「意味不明だけど凄い」
そんなもんだ。
言葉で説明する必要はないし、そもそもが無駄なものである。
文化は無駄であり、絶対に必要なものだ。
だけどそんな無駄が、ときとして私には必要なのである。


そうそうこれは、今年訪れた最初のレコード屋でこいつを見つけてしまったという話だった。

WOODSTOCK MOUNTAINS REVUE / PRETTY LUCKY (ROUNDER RECORDS 3025)


ハッピー&アーティー・トラウム、ジョン・ヘラルド、ジム・ルーニー、ビル・キース、エリック・アンダーセン、ジョン・セバスチャンといった方々が参加したレコード。
いやあ楽しくて楽しくて仕方がない。
これは「MUD ACRES」「WOODSTOCK MOUNTAINS」の続編、というか3部作である。


ジャケットはコーティングが施され、盤の内溝には「MASTERDISK」「RL]の刻印があった。
MUD ACRES」「WOODSTOCK MOUNTAINS」の2枚は国内盤なのだが、それにくらべてこれは抜群に音が良い。
そんなことがまた嬉しい。


いやまあ、こんなレコードを見つけたらなにはともあれ買ってしまうとそういう訳である。

しかしこの、ジャケット。
とても美しいデザインなのだが、いかんせん地味だ(笑)。


JUGEMテーマ:No Music, No Life
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Comment








toku1209様
お帰りなさい!
「ミドルリミッターオーディオ」の再開嬉しいです。

「聞かずにはいられない何かが自分の心の中にある」
同感です。
必要と無駄の境界線って人それぞれです。
でも、合理性の名のもとに「文化」を切り捨てていくとしたら何が残るのでしょう。
つまり、無駄こそが必要、ということなのだと思います。
こちらこそよろしくお願いいたします!
posted by mono-mono | 2013/02/11 6:05 PM |
ただいま帰りました。
ご無沙汰してしまい申し訳ありません。
実は、色々あって更新を止めていたブログを再開しまして、mono-monoさんの記事も遡って読み始めたところです。

この記事にコメントしたのは、「合理的な音楽生活などというものが果たしてありうるのか」というくだりが心に響いたからです。
そうなんです。「音楽とは、レコードとは、合理的に説明がつかない何か、」だと思います。
合理性を追求するなら、そもそも音楽を聴くこと自体が時間の浪費で、不合理でしょう。
聞きたいという衝動、聞いて心が安まったり、元気が出たり、楽しくなったりする、そして生きるエネルギーを得る。こうしたことは数値化できないものです。
オーディオを休んでいたときも、音楽だけはMacから聞いていました。聞かずにはいられない何かが自分の心の中にあるからでしょう。
よろしくお願いいたします。
posted by toku1209 | 2013/02/11 12:06 AM |
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