MONOmonologueモノ(物→コレクション)とMONO(モノラルサウンド→レコード)をこよなく愛するオヤジの徒然日記。

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用の美 00:13

ちび達が一番欲しがっていたクリスマスプレゼントの携帯ゲーム機はあげませんでした。
すでに彼らはDSもWiiも持っているのです。
姉には72色入り色鉛筆、弟にはトランシーバーセットをあげました。
それらは欲しいリストの上位にあったモノだったこともあり、二人とも予想以上に喜んでくれました。
サンタからのプレゼントにがっかりしていると次の年から何ももらえなくなるよ、という私の言葉がどの程度影響しているかは何とも言えませんが。

弟は喜びすぎてトランシーバーを試していたら手から滑って落としてしまいました。
そうしたらなんと、アンテナが折れてしまった!
相当ショックを受けていましたが一生懸命耐えていました。
改めて試してみたら普通に使えたのでなんとか機嫌を取り戻すことができました。

そんなクリスマスが終わりました。
すると柳宗理さんの訃報が伝えられました。
96歳だったそうです。
大往生です。
私は、宗理さんの父である柳宗悦さんのことを幼い頃からいろいろ聞かされて育ちました。
父が民藝に心酔していたのです。
人間国宝になる、が父の当時の口癖でした。
また、宗理さんが雑誌「民藝」で連載していた、「新しい工藝」「生きている工藝」についても聞かされていました。
その連載では、宗理さんが工業デザイナーの視点で選んだ、道具としての機能とデザインに優れたプロダクツが紹介されていました。
生意気だった私はずっと父に反発していたのですが、それら父の話は不思議と印象に残っています。

その「新しい工藝」「生きている工藝」には、01年のカーサブルータス柳宗理特集号で出会いました。
再編集され、別冊子として綴じ込まれていたのです。
そこには、ジーンズやジープ、ブラウン社の製品、ウェグナーやヤコブセンの椅子、ケメックスのコーヒーいれなどが紹介されていました。
私が魅了される製品ばかり取り上げられていました。

柳宗悦さんは、「用の美」という言葉で民藝を語りました。
実用性、機能性から生まれるフォルムの美しさを語りました。
「用の美」の力強さを教えてくれました。
柳宗理さんは、工業デザイナーとして「用の美」を実践されたのです。
ご冥福をお祈りいたします。

今わが家では、柳宗理さんのデザインしたヤカンでお湯を沸かし、片手鍋で料理し、カトラリーで食べています。
気が付けば、父がそうであったように、自分の好きなモノを子供たちに語る私がいます。
私の子供たちが大きくなって、家で使ってたあれって有名な製品だったんだ、素敵なデザインだったな、と気付く日が来るのかもしれません。
そうなったら素敵だな、と思いました。
私がそうであったように。


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