MONOmonologueモノ(物→コレクション)とMONO(モノラルサウンド→レコード)をこよなく愛するオヤジの徒然日記。

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レアなレコードとは? 22:27

きみに、レアなレコードとはどんなレコードのことか教えてあげよう。
レアなレコードとは、例えばこのレコードのことである。

  MARIA MULDAUR / GOSPEL NIGHTS (TAKOMA RECORDS, TAK-7084)

レアなレコードとは?
レア、つまり、稀少で手に入りにくいレコードのことだ。
稀少で手に入りにくいと聞いて、あなたはどんなレコードを思い浮かべるだろう。
具体的なレコードのタイトルが浮かぶのはコレクターだけだろう。
しかし、レコードに興味のある人もそうじゃない人も、多くの人は誤解しているのではないか。
レアと聞いて高額で取引されるレコードをイメージしているのではないだろうか。
レアという言葉を純粋に捉えた場合、決して高額ということを意味してはいない。
しかし、そのような誤解がつきまとっているように思われて仕方がない。
はっきりさせておこう。
レアと高額は、まったく別のハナシである。

有名にして高額なレコードの場合、有名になればなるほど実は入手することは難しくなくなる。
なぜなら、高く売れるからである。
確実に売れるから店にならび、欲しい人は案外探しやすくなるのである。
店は、売れるか売れないか分からないレコードよりも、確実に売れるレコードを仕入れ、販売する。
高額で、しかも店に飾れば人目を引くような有名レコードをどの店だって置いておきたいし、売りたい。
だから店は仕入れたい。
客はもちろん欲しい。
つまりみんな欲しいのだ。
ネットオークションなどにおいても同じことがいえる。
人は売れやすいと思われるレコードを出品し売る。
誰も見向きもしないレコードではなく、多くの人が欲しがるであろうレコードを出品する。
高額有名盤は思いのほか出品されている。
そしてかなりの確率で落札されている。

インターネットがこれだけ発達した世の中で、コレクターがそのような有名レコードを探すことは難しくない。
かつてのように、店から店へ足を棒にして探しまわる必要はない。
交通費もいらない。
検索サイトなり、オークションサイトなりの検索欄にタイトルを入力すれば良いのだから探すのは簡単なのだ。
もちろん欲しければ、それなりの出費を覚悟する必要はあるが、それはあくまでお金の問題ともいえる。
お金を出せば買えるのだ。
高額なレコードだから庶民感覚でからいえば入手困難ではあるが、人気はあるし探すのも難しくないとすると、そのレコードは果たしてレアといえるのか。

否である。
ノーである。
これで高額盤が必ずしもレア盤ではないことをご理解いただけただろう。

それにひきかえこのマリア・マルダーのレコードはどうだろ。
何と入手困難なことか。
これは彼女の代表作とはいえない。
1980年にタコマなるマイナーレーベルからリリースされた、おそらくはたいした枚数もプレスされていないマイナー盤である。
そんなレコードがどれだけ日本にあるというのか。
欲しいという人がどれだけいるというのだろう。
もしかすると、買い取りカウンターにレコードを持ち込んでも突き返されないとも限らないのではないか。
こういうことを書くのは、マリア・マルダーのファンとしてはつらいところではあるが、これがまあ現実だろう。
実際、このレコードはあるレコード店の床に置かれた均一処分箱から救出した。
あのまま放置されたら遠からずゴミとして始末されてしまったことだろう。
その意味で私は救世主である(笑)。
ハハ。

このレコードは、THE CHAMBERS BROTHERS、THE BURNS SISTERSという2グループをゲストに迎えたゴスペル集のライヴ盤である。
バックの黒っぽい演奏にのせて、マリアもいつも以上にエモーショナルな唄を聴かせてくれる。
これがなかなか良い。
しかし、レコードのレア度とそのレコードに収録されている音楽には何の関係もない。
このマリアの唄声を聞くことこそが重要なのである。


きみに、レアなレコードとはどんなレコードのことか教えてあげよう。
レアなレコードとは、例えばこのレコードのことである。

  MARIA MULDAUR / GOSPEL NIGHTS (TAKOMA RECORDS, TAK-7084)

残念ながらCDはリリースされていないらしい。
そう、CDにもなっていないのだ。
欲しかったらレコードを探してごらん。
きっとなかなか見つからないから。
これをレアといわずして、何がレアなレコードだろう。
なんてネ。



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Comment








god-zi-llaさん、どうも。

いやあ、レアとかいってる時点で間違ってる気はするんですよ。
音楽とは、関係ない方向に進んでいくので。
でも私はレアなんてことに囚われているわけです。

>カネでなんでも自由になると思ったら大間違い(笑)

まさにそれこそが私の言いたかったことっす(笑)
コレクションをお金で語ることの貧しさ。
そしてそれを羨ましがる自分の貧しさ。
なんだかなあ(笑)

god-zi-llaさんが書いたら最高に面白そうなんでこの切り口で是非!!
posted by mono-mono | 2011/10/08 8:15 AM |
しかし、まさに「レア」になることを運命づけられたよーなジャケット写真のローカル・レーベルの1枚ですなー(笑)

マリア・マルダーというとぼくは反射的に、髪に花を刺して唇を半開きにした、あの見方によったらエロいポートレイトのジャケットを思い出してしまいますが、これはとても同じ女の人とは思えません(笑)

しかし、すばらしいレアなレコードについての定義!
そうなんです、カネさえ出しゃ買えるようなのはレアとは言わないんですよね。
まさにレアと金額は関係ナシ。

カネでなんでも自由になると思ったら大間違い(笑)

ぼくもそのうち同じネタでやってみようと、棚を眺め始めてております。
うふふふ。なんて。
posted by god-zi-lla | 2011/10/07 6:50 PM |
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