MONOmonologueモノ(物→コレクション)とMONO(モノラルサウンド→レコード)をこよなく愛するオヤジの徒然日記。

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私が旅に出た理由 20:12

大学三年の夏休み、私はヨーロッパを旅した。
HISで格安チケットを買った。
往きはパリ着、帰りはロンドン発のチケットだった。
ヨーロッパでの移動は「ユーレイルパス」を使うことにした。
一カ月の間ヨーロッパ中で、2等列車が乗り放題になる周遊チケットだ。
初めての海外旅行は、5週間の一人旅だった。

チケットを買って、どんな旅になるかを考えるほどに不安はふくらんだけれど、それを上回る期待で胸ははちきれんばかりになった。
出発するまでの間、会う人ごとに旅のことを話していた。
そしたら、多くの人がとても良くしてくれた。
助言をしてくれる人はもちろん、パックパックを貸してくれた人、時計をくれた人。
これいがいと持ってくと便利だよ、と爪切りやトラベルソーイングキットをくれた人もいた。
困ったら尋ねればいい、と現地に住む日本人の住所をくれた人もいた。
出発するまでの間、とくべつ旅の計画を立てるのでもなかったな。
夏休みがきたら、地球の歩き方を借り物のバックパックに放り込んで、私は旅に出た。

どうして一人旅だったのか、と問われれば実に簡単にして単純な話だった。
その少し前に、たまたま手にした月刊誌「スウィッチ」が藤原新也とセバスチャン・サルガドという二人の写真家を取り上げていた
この出会い、特に藤原新也の写真と文章に衝撃を受けたのだ。
もともと大好きな音楽からヒッピー的なライフスタイルには興味があった。
ヒッピー、一人旅、は私にとって分かちがたく結びついた強いイメージだった。
それらがここで一緒になって「一人旅をしなくちゃ」という気持ちが強まっていったのだ。

この旅で訪れたのは6カ国になった。
フランス、スペイン、イタリア、オーストリア、オランダ、イギリス。
5週間、つまり35日間の旅だったけれど、35日で見ることが出来たのは、大きなヨーロッパのほんの僅かな場所だった。
刺激的な日々ではあったけれど、旅慣れない私にはテレビの中を移動している感覚で終わってしまったように思う。
街やそこに暮らす人の中に入り込んでゆくことなど思いもよらなかった。
映画みたいな風景をひたすら写真に収める、そんな旅だった。
いまこの旅で思い出せることはそれほど多くはない。

パリで少年にタバコをたかられたこと。
バルセロナ、モンジュイックの丘のふもとでスラムのような場所に迷い込んだこと。
そこの一角に何か動物の骨が散乱する異様な場所があったこと。
ミロ美術館の水銀の噴水。
ヴェニスでブーツを買ったこと。
ウィーンへ向かう夜行列車で席が確保できなくて通路で寝たこと。
朝方寒くて目が覚めるとそこは険しい山のまっただ中だったこと。
アムステルダムへ向かう列車で、一緒のコンパートメントに乗り合わせた不良っぽいお姉さんが、パスポートチェックでひっかかり車掌室連れて行かれてしまったこと。
ロンドンでB.A.D(ミック・ジョーンズ!)とTOROJANSのライブを観たこと。
アンガス君と呼ばれてた同宿の日本人が、ハッパでハイになってるうちに財布を持ち去られたこと。

つらつらと思い出してみると、少ないなりに思い出せるモノだ。
さすがにきりがないのでこのあたりでやめておこう。
20年前のエピソードも、記憶をたどってみると案外浮かぶものだ。

今回の記事は、hiyohiyoさんからのお題を考えていたら思い出したエピソードである。
お題とは、

  飛行機に乗っているときに聴きたい3曲。
  電車に乗っているときに聴きたい3曲。

以外と苦戦している。
という訳でしばしお待ちを(笑)





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Comment








uronteiさん、選曲ありがとうございます!

「汽車」
良いですね。
電車とはまた違った特別な景色が思い浮かびます。
これは参考にさせていただきます。

「ノルウェイの森」はあの「ノルウェイの森」だからじゃ無くって?(笑)
あっちはイージーリスニングヴァージョンだったように記憶していますが。
「バンザイ」の高揚感はまったく思っても見ない展開でグーっす。

私の選曲はいつアップできるかなあ、とちょっと弱気になってたりして(笑)
posted by mono-mono | 2011/03/12 2:04 PM |
こんばんは。
楽しそうなお題だったので、図々しくしゃしゃり出て参りました (^^;

【電車編】
ビリー・ヴォーン/浪路はるかに
エレファントカシマシ/今宵の月のように
吉田拓郎/唇をかみしめて

浪路〜はやっぱり、海の見えるところを走りながら。ドライブでもいいかもしれないです。
あとの二曲は電車… というより “汽車” かな (笑)


【飛行機編】
ビートルズ/ノルウェイの森
『紅の豚』より/遠き時代を求めて
ウルフルズ/バンザイ

ノルウェイ〜は、このお題を聞いて、まず始めに思い浮かびました。なんででしょう。やっぱりこの、浮遊感ですかね?
遠き〜は、とりあえずこれを選びましたが、『紅の豚』のサントラはどれも空で聴くにはもってこいです。
バンザイは、飛び立つ瞬間に。イェーイ!!(笑)
posted by urontei | 2011/03/11 12:33 AM |
hiyohiyoさん、どうも。
悩んでるのではありませんので、ご心配なく。
楽しんでるんですが、まとまらなくて。
スイマセン。

そうです、まさに若い時にしか出来ない旅でした。
宿も取らずに、なんとかなるだろうって行っちゃうんですから。
温水シャワーなんて贅沢!ってカンジでした(笑)
ドミトリーにも泊まったし、どこでも生きていける、とまで言いませんが、いろいろ自信がつきました。
女性にはちょっと無理じゃないかと思いますが。
posted by mono-mono | 2011/03/10 11:14 PM |
mono-monoさん

こんばんは。
悩ませてしまってすみません。
でも、楽しみにしていますね。

若いときには若いときにしかできない旅がありますよね。
ただ風景を見ているだけでも、
列車に乗って人々の姿を見ているだけでも、
やっぱり刺激になって、自分を形づくる
ちっちゃなピースになっている気がします。
posted by hiyohiyo | 2011/03/09 11:28 PM |
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