MONOmonologueモノ(物→コレクション)とMONO(モノラルサウンド→レコード)をこよなく愛するオヤジの徒然日記。

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500円のミーツ・ザ・リズム・セクション 15:27

このレコードは確かオーディオの先輩のお宅にお邪魔した際に初めて耳にしたと記憶している。
20台の半ば頃、まだまだジャズについて何も知らず、ただレコードを買うのが楽しかった頃のことである。
艶やかでスピード感満載のアルトサックス。
緩急自在のリズムセクション。
アート・ぺッパーと聞いても、ザ・リズム・セクションと聞いても何も分からなかった。
アップテンポでもスローな曲でも余裕綽々のグルーヴ感に痺れ、すぐにレコードを探しに走った。
手にしたのはたった500円の日本盤だった。
オーディオシステムなんて持っていなかった。

何度この500円のミーツ・ザ・リズム・セクションを聴いたことだろう。
オリジナルかなんてことは関係なかった。
目を閉じる。
耳を澄ませる。
音楽に向き合えばそこには「世界」があった。

ほどなくオーディオやオリジナル盤なんて言葉を知り、覗き見た世界に興味の趣くまま足を踏み入れてしまった。
ヴィンテージオーディオ、ファーストプレス、モノラルだステレオだ、なんていっぱしな口も少しはきけるようになった。
レコード屋では、演奏、盤やジャケットのコンディション、値段をチェック。
でも実はそれ以上に「オリジナル」か否かが気になって仕方がないのだ。
手持ちのレコードでオリジナルだと思っていた盤がそうでないと分かってがっかりしたり、オリジナルだと分かり喜んだり。

これはまずいのではないか。
何か変だ、という想いがよぎる。

音楽が鳴っていればそれだけでよいのではないのか。
乾いたスポンジのように、聴く音楽をはしから吸い込んでいたのではなかったか。
オーディオをグレードアップすれば音楽はもっと楽しくなるのか。
オリジナルのレコードを買うことでより深くその世界を理解できるというのか。

さて写真のレコード。
これはさすがに500円では買えない。
コンテンポラリーレコードのレスター・ケーニッヒの制作。
ロイ・デュナンの録音。
コンテンポラリーレコードがステレオ録音専門にリリースしていた「STEREO RECORDS」から発売のオリジナル盤。
マトリクス番号は両面D3。
それを知っているからどうなるというのか。

500円で買ってむさぼるように聴いたあのときに比べて私はこのレコードを楽しんでいるのだろうか。
分からない、分からない。









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Comment








> 上の動画のペッパーは初見ですが、いつ頃のものなんでしょう?
> ルックス的には60年代初頭のような気がしますが、随分演奏が前傾していますね。

すいませんが、YouTubeで「art pepper」の最初に出てくるのですが詳細は分からないんですよ。
しかもペッパーの動画ってこれくらいしかなくて。
ペドロメンデスさんのコレクションからのヴィデオってことが分かるくらいです(笑)

前傾って言葉を初めて聴きました。
確かにけっこう前傾してますね。
posted by mono-mono | 2008/08/15 8:39 AM |
>何度この500円のミーツ・ザ・リズム・セクションを聴いたことだろう。
>音楽に向き合えばそこには「世界」があった。

>500円で買ってむさぼるように聴いたあのときに比べて私はこのレコードを楽しんでいるのだろうか

僕の体験でもこのペッパーは国内廉価盤である意味十分だった気がします。
20歳の頃でしたから当然オリジナル盤なんて考えてもいませんでしたし、そもそも10000円位で買った自分専用のステレオセットで聴いていましたから。
でも、むさぼるように聴いていたのですね、僕も。

では、オリジナル盤は欲しくないのか?
と聞かれたら欲しいことは事実ですね(笑)。
しかしあの当時のように楽しめるかという疑問は僕も同様です。

ところで上の動画のペッパーは初見ですが、いつ頃のものなんでしょう?
ルックス的には60年代初頭のような気がしますが、随分演奏が前傾していますね。
posted by bob | 2008/08/15 5:31 AM |
どうも音楽から離れて情報に意識が傾きすぎてしまう時があるのです。
つまりは音楽を今ひとつ楽しめていないなあ、とカンジているんです。
音楽とそれにまつわる情報インプットのバランス。
これが崩れるとつらいっす。

ご理解頂いていると思いますが、あくまで個人的な感じ方です。
お分かりでしょうけれど、オーディオやオリジナル盤への批判ではまったくありません。
posted by mono-mono | 2008/08/14 9:04 PM |
たびたびなってしまうのですね...

演奏を聴き、奏者の顔ぶれを調べ、盤自体も調べ、ジャケットを眺め、等々いろんな相を同等に楽しめなければ辛いでしょうね...

ちょっとずれますが、以下はネットで拝見したオーディオ関係の文章で唯一感動させていただい方のものです。

http://www.ne.jp/asahi/solanon/non/audio/audio4.html
posted by ひぃ〜 | 2008/08/14 4:45 PM |
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