MONOmonologueモノ(物→コレクション)とMONO(モノラルサウンド→レコード)をこよなく愛するオヤジの徒然日記。

| CALENDAR | RECOMMEND | ENTRY | COMMENT | TRACKBACK | CATEGORY | ARCHIVE | LINK | PROFILE |
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

MONO商店入口

WEBショップ「MONO商店」は小さなお店です
音楽が大好きなあなたへ
もっと音楽を楽しむための
ささやかなMONO(モノ)をお届けします
>>上の画像をクリックしてください<<

| - | - | - | posted by スポンサードリンク
アウト・オブ・ジ・アフタヌーン 09:46

ロイ・ヘインズの「アウト・オブ・ジ・アフタヌーン」である。
私にとって、不思議と見かけないレコードだった。
縁がないというのか、どうしてかまったく出会わなかった。
20年である。
『ジャズ喫茶「ベイシー」の選択 ぼくとジムランの酒とバラの日々』で存在を知って、CDで聴いて、レコードを探し出した。
しかしほとんど見かけなかった。
その20年間で5回くらいしか見ていないと思う。
国内盤とかシングルジャケットの再発盤とか、買う気がおきないものだった。
あるいは完全オリジナルで予算オーバーとか(笑)。

まぼろしの名盤とか、超人気盤ならまあ仕方が無いとも思える。
普通のレコードのはずなのに、と首をひねる。
まさか『ジャズ喫茶「ベイシー」の選択』を読んだ人が皆必死に探しているなんてことないよな、なんて。
もっとも、レコードを探している人なら1枚や2枚はこんな風に「縁のないレコード」に心当たりがあるだろう。
そのうちきっとあるさ、と思い続けて20年がたっていた。
見つけたことはもちろん嬉しいが、20年以上もレコード屋へ通い続けている自分にも驚くばかりだ。
何やってんだか、とよぎらないでも無いが、眉間にしわ寄せて執念で探し続けてたのでもない。

レコード・コレクター2011年11月号のインパルスレーベル特集はちょっとしたショックだった。
「アウト・オブ・ジ・アフタヌーン」がこんな風に紹介されていたからだ。
「内容的には若干印象が薄い。全体を通して演奏がややおとなしいのがその一番の理由だろう。中古盤市場でもあまり人気がないのか廉価でころがっているのをよく目にする」と。
これじゃ聴く価値無いレコードみたいに読めるではないか!
中古盤市場にころがってるっていうのは本当なのだろうか??
私はぜんぜん見かけないのだが。
このレビューを描いた、今本渉とは一体どんな人なのだろう。

入手したのは2ndレーベルのステレオ盤。
オリジナルレーベルは「オレンジ」と言われるもの。
モノラル盤も気にならないではない(笑)。
ジャケット見開き部分を見て、持ってた紙ジャケCDの見開き部分が別デザインだったことが分かった。
LPジャケットをそのままCDサイズに縮小しても小さて見えなくなってしまうから仕方ないか。
とはいえ、森のなかで楽器を持って並んでいる奇妙なジャケットは緑がとても美しい。
LPサイズの喜びである。

このレコード、なにより音が素晴らしかった。
『ジャズ喫茶「ベイシー」の選択 ぼくとジムランの酒とバラの日々』で菅原正二さんはこう書く。

ロイ・ヘインズのひっ叩くラディック・ドラムの乾いた音がいきなり「パカーン!!」と小気味よく鳴り響いた!!


B面あたまを聴けばこの言葉の意味がよく分かる。
前衛とスウィートなバラードが混在する、実にインパルスらしい企画と言えるのではないか。
ついついボリュームを上げたくなってしまう、そういうレコードである。






JUGEMテーマ:No Music, No Life
MONO商店入口

WEBショップ「MONO商店」は小さなお店です
音楽が大好きなあなたへ
もっと音楽を楽しむための
ささやかなMONO(モノ)をお届けします
>>上の画像をクリックしてください<<

| RECORDS - JAZZ | comments(2) | trackbacks(0) | posted by mono-mono
スポンサーサイト 09:46
MONO商店入口

WEBショップ「MONO商店」は小さなお店です
音楽が大好きなあなたへ
もっと音楽を楽しむための
ささやかなMONO(モノ)をお届けします
>>上の画像をクリックしてください<<

| - | - | - | posted by スポンサードリンク
Comment








god-zi-llaさん、こちらこそお久しぶりです。

そうですよね、いつでもどこでも見かけるレコードじゃないですよね。
自分だけこのレコードに避けられてたらどうしようってちらっと思ってましたが(笑)。

>> 熱狂的なローランド・カークのファンだとすると〜〜「やりたい放題」
>> が影を潜め〜〜大人しくヘインズ御大に付き従ってるように聞こえる
>> ところが物足りない

なるほど、そうですよね。ローランド・カーク好きからすると物足りないですよね。私からするとこのレコードくらいがちょうど良いです、すいません…。

>> トミー・フラナガンだけが手ぶらで手持ち無沙汰そうにしてるところ

ロイ・ヘインズがリーダーとして(?)格好つけてるかんじも好きです。
posted by mono-mono | 2015/07/09 8:43 AM |
こんにちは。しばらくぶりにコメントさせていただきます。

OUT OF THE AFTERNOON、聴き応えのある素晴らしいアルバムですよね。そしてmono-monoさんが仰るとおり、それほどレコード屋さんで見かけませんし(ぼくが持ってるのもmono-monoさんと同じバージョンです)、少なくとも廉価で転がってるのなんか見たことないですね。ぼくも同じレビューを読んだとき演奏評も含めて「そうかなあ」と思った覚えがあります。

ただ、もしかしてこの人が熱狂的なローランド・カークのファンだとすると、カーク本人のリーダー作のような「やりたい放題」が影を潜め、わりと大人しくヘインズ御大に付き従ってるように聞こえるところが物足りないと思ったかもしれません。だけどヘインズがカークをうまくコントロールしてるところが、ぼくはいいと思うんですけどね(自分の土俵で弾けまくるカークも大好きですが)。

ところでこのジャケットの、トミー・フラナガンだけが手ぶらで手持ち無沙汰そうにしてるところが、ぼくはとっても好きなんです。
posted by god-zi-lla | 2015/07/07 10:26 PM |
Trackback
この記事のトラックバックURL: http://mono-mono.jugem.jp/trackback/1022
<< NEW | TOP | OLD>>