MONOmonologueモノ(物→コレクション)とMONO(モノラルサウンド→レコード)をこよなく愛するオヤジの徒然日記。

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私がこのレコードを買った理由 09:11

私がこのレコードを買った理由をお話ししよう思います。
今回買った「JOHN SIMON'S ALBUM」のことです。
このレコードの存在をいつ知ったのか、思い出せません。
かなり前なことは確かです。
私が大学生のころ?
20代半ばころ?
軽く20年はたっていることでしょう。

「ロックの名盤」といった、雑誌の特集で知ったのだと思います。
ジャケット写真が紹介され、タイトルや曲順が記され、内容がざっと語られる、といったよくある中の1枚でした。
「ジョン・サイモン」という名前はその時はじめて聞きました。
「ザ・バンドのプロデューサー」と書かれていました。
20代前半だった私は、ザ・バンドのことですら、きちんと聴いたことのない頃でした。

アルバムの紹介文をきちんと覚えているわけではありません。
難解なアルバム、と思わせる内容だったと記憶しています。
フリージャズに通じるような実験的で訳の分からないレコードなんだろうな、と感じたのです。
ジャケット写真からも、とっつきにくさを感じました。
一方で、分かる人には分かる、高度に知性のある人に選ばれるレコードという風にも感じました。
このレコードが分かれば一人前とでもいうような、試される1枚というような。
いつか機会があれば聴いてみよう、程度にこのレコードのことを記憶したのです。

気が付けば、それからずいぶんがたちました。

この20年ほどの間に、なんどかこのレコードを見かけてはスルーしてきました。
なので今回、このタイミングで購入することになったのは、不思議なものです。
いつでも見かけるほど、ありふれたレコードではありせん。
ただ、決して高価なレコード、ということもありません。
でも、これまで買おうと思ったことはありませんでした。
見かけても「JOHN SIMON'S ALBUMがあるな」と思う程度だったのです。
あ、あの難しいあれね、みたいに。

今回買うことになった最大の理由は、その日他に目ぼしいレコードが無かったこと、でしょうか。
積極的にこのレコードを買おうと思っていたのではない、ということです。
他に欲しいレコードが1枚でもあれば買うことはなかったと思います。
目ぼしいレコードが無かったが故に、きまぐれに手にしたのです。
ジャケットを眺めていたらUS盤であることに気付きました。
それまで私が見かけた「JOHN SIMON'S ALBUM」は、国内盤ばかりでした。
当時はそれなりに売れたのでしょうか。
分かりません。

検盤してみると盤の状態も良好でした。
オリジナルレーベルで値段もお手頃でした。
日焼けや痛みなどが出やすいザラ紙ジャケットのコンディションも悪くありません。
そうこうしていると、買わない理由が見つからなくなってしまいました。

レコードを買わない人にはわからないかもしれませんが、この程度に興味のあるレコードはいくらでもあるのです。
ジャケットを知っていて聴いてみようかな、というものは星の数ほどあります。
その多くは、見かけても買いません。
見かけるそのたびに「また今度機会があれば」と思いスルーされ、その機会は滅多に来ないのです。
より積極的に欲しいレコードが大抵の場合見つかるからです。

買っておいて何ですが、このレコードの内容についてあまり期待していなかったのです。
前衛的で抽象的な音楽を想像していたからです。
聴いてみたら、想像とはちょっと違っていました。
たしかに変わった音楽ではあります。
決して難解な音楽ではありませんでした。
フリージャズ的ではまったくありません。
言うならば、サイケデリックで可愛らしい音楽、でした。
そして、この時代のサイケデリック音楽の多くがそうであるように、リズム&ブルースを基調としています。
その点はとても分かりやすい音楽である、と言えます。
インストアルバムとも想像していましたが、そうではありませんでした。
意外や、唄ものでした。
眉間に皺を寄せて聴くレコードかと思いきや、のんびり楽しめるレコードでした。
素人っぽいヴォーカルに中毒性があるというか、ピアノの音が素敵です。
不思議と何度も繰り返し聴きたくなるレコードなのです。
なるほどこんなレコードだったのか、と驚きました。
ジャケットのイラストも、初めてフルサイズで見ました。
まじまじと眺めました。
水墨画の様式を西洋画のテクニックと解釈で表現した、とでも言うような、ちょっと面白いジャケットです。

しかしこの音楽を見開きジャケットでリリースしたレコード会社の気概が素晴らしいではありませんか。
良き時代の、良きレコードです。




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