MONOmonologueモノ(物→コレクション)とMONO(モノラルサウンド→レコード)をこよなく愛するオヤジの徒然日記。

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ひとりWILCO 07:41

アメリカのオルタナバンドWILCOの中心人物、ジェフ・トゥイーディがソロアルバムをリリースすることを知り、楽しみにしていた。
アマゾンに予約を入れて、早速買ってみた。
届いてみたら、ソロ名義ではなく、息子とのプロジェクト「TWEEDY」だった。
息子のスペンサーは18歳のドラマーで、すでにWILCOのヴィデオクリップの監督もしているのだそう。
そういえばYouTubeで共演している動画などを見たことがあった。

WILCOをご存知の方であれば、ジェフ・トゥイーディこそがWILCOであることは周知の事実である。
彼が作ったバンドであり、ほとんど彼の曲を演奏しているのだから。
そのジェフのソロとなれば内容の想像はおおよそできると思う。
実際、そのとおりである。
アメリカンロック、オルタナティブロック、フォーク、カントリーなどが混ざりあった「ロック」である。
つまり、ひとりWILCOである。
予想を裏切らない素晴らしい出来である。

WILCOの音楽は90年代の結成当時、オルタナカントリーとよばれていた。
ポップなメロディに、カントリー音楽の文法を引用しその香り漂わせつつ、ひずんだギターの爆音で演奏する、というスタイルであった。
WILCOはアルバムごとに、少しづつ音楽性を変化させているが、バンドの音楽性に大きな変化と人気に飛躍をもたらしたのが4枚めのアルバム「YANKEE HOTEL FOXTROT」であった。
このアルバムからWILCOは、カントリー色を排し、オルタナ寄りの音作りへ大きく方向を変えたのだった。
このアルバムからドラマーとして参加したのがグレン・コッチェである。
ソニック・ユースやジム・オルークなど、オルタナ〜音響系にも人脈をもつモダンロックドラマーである。
グレン・コッチェの参加についてジェフ・トゥイーディは当時「彼のサウンドが今のWILCOにフィットした」というような発言をしていたのだが、この言葉が私にはとても印象に残った。
それまでのドラマーは、オルタナカントリーサウンドにフィットするスタイルであった。
グレン・コッチェは、一見なにげないシンプルなドラムのように聴こえる。
が「YANKEE HOTEL FOXTROT」以降のWILCOサウンドの要は、グレン・コッチェのドラムである。
グレン・コッチェが脱退してもWILCOは続くかもしれない。
が、今のWILCOサウンドは確実に失われるであろう、ということなのだ。

WILCOは、ジェフ・トゥイーディのバンドと言って間違いないと思う。
そのジェフのプロジェクト「TWEEDY」である。
CD2枚組20曲。
ハードな曲から、メロウな曲、秋風を感じるような枯れた曲など聴きどころ満載である。
そしてスペンサー・トゥイーディ。
彼のドラムが良い。
若々しい溌剌としたプレイでありながら、ときに奇妙で変態的でもある。
モダンであり、古風でもある。

このアルバムを、ジェフ・トゥイーディが目に入れてもかわいい息子と遊んでるんでしょ、なんて思って聴かないでいるとしたら、損をするので買うように(笑)。


このヴィデオクリップにグレン・コッチェがちらっと出ているのがまた良い。






JUGEMテーマ:No Music, No Life
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| WILCO | comments(7) | trackbacks(0) | posted by mono-mono
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Comment








god-zi-llaさん、どうもありがとうございます!
遅くなりましてすいません、ほんとに。

「MASTERDISKもRLもありません」
そうなんですね。
「セカンドプレス以降で別人が切った」ということもなさそうなんで、刻印を止めたか作り方が変わったのでしょうか?
なんか、残念な気がしますね。

ドナルド・フェイゲン「The Nightfly」は、RLが片面だけなんですが、これも若干不思議です。
片面だけ?って(笑)
posted by mono-mono | 2014/12/21 5:54 PM |
ボブ・ラディッグの刻印って「MASTERDISK」という活字の刻印のあとに「RL」と手書きで刻印されてる、例のアレですよね。

確認してみましたが、ありません。MASTERDISKもRLもありません。手近なところにある最近のLPのうちラディッグのマスタリングとクレジットされてるクラプトンとかボニー・レイットとかのデッドワックスを見てみたのですが、これらにもありません。

これはどういうことなんでしょうね。最近はもう刻印するのをやめたということなのか。あるいはウチにあるこれらはセカンドプレス以降で別人が切ったということなのか。

ちなみに82年のドナルド・フェイゲン「The Nightfly」には「MASTERDISK RL」と刻印されてます。それからこれもラディッグのマスタリング盤でジョン・ゾーンの87年「SPILLANE」には手書きでA面にMASTERDISK、B面は同じく手書きでMASTERDISK-DMMとなってますがRLはナシ。このLPは白ラベルのプロモ盤です。

うむむ。

posted by god-zi-lla | 2014/12/17 11:01 AM |
god-zi-llaさん、すいません。

「Sukierae」のLPに、「RL」刻印って入ってます?
マスタリングがボブ・ラディックなので、LPの内溝の具合はどうかなあと気になりまして(笑)
posted by mono-mono | 2014/12/12 6:35 PM |
god-zi-llaさん、どうも!

LPッ!
ディスクユニオンで見かけましたが、そのようなレーベルデザインなんですね、いいなァ。

オルタナとは、実にあいまいなジャンルですよね。
「ロック」という言葉の枠にとどまらないロックをそう呼んだんだと思いますが、ジャンルが出現して20年以上たって、もはやロックもオルタナも分ける意味がわからなくなってしまった、と(笑)
ビル・フリゼールも実にジャンル分けできない存在ですし、あ、ライ・クーダーもだ!
posted by mono-mono | 2014/12/12 6:18 PM |
そうそう、LPをアマゾンで買ったんです。2枚組で4つの面のレーベルに全部異なったスペンサーの写真があしらわれてます。なんて親バカなんだジェフ!

だけどアルバムの中身の音楽は完全にお父さんの世界で、ぜんぜん親バカでもなんでもないところがいいですね。

ぼくはオルタナって言葉の意味がよくわかってないんですが、Wilcoの世界はけっこう好きです。このジェフ個人(つか親子バンド)の音楽もかなり気に入ってます。

で、ふと思ったんですが、このアルバムのサウンドってどこかビル・フリゼールに通じるところがあって、そうするとフリゼールのやってるのは「オルタナ・ジャズ」というようなものなのかと。

ところでライ・クーダーも最近は息子のヨアキムと一緒に音楽やってますが、彼らも父=ギター、息子=ドラムスという組み合わせですね。たんなる偶然でしょうけど、面白い。
posted by god-zi-lla | 2014/12/09 9:10 AM |
god-zi-lla様、大変申し訳ありません!
お返事のコメント送信したつもりでしたが反映されてなかったことに今気付きました。

Sukieraeはいかがでしたか?
私はかなり好きです。
posted by mono-mono | 2014/12/02 9:54 PM |
このヴィデオクリップの2:30あたりに登場する黒人のおばちゃんはメイヴィス・ステイプルズだと思います。そしてそのメイヴィスのOne True Vineという最新アルバムをプロデュースしているのがジェフ・トゥイーディで、もちろん息子のスペンサーがドラムを叩いています。これもとっても良いアルバムですからいかがでしょう。もちろん、このSukieraeも聴いてみます。LPもあるみたいだし(笑)
posted by god-zi-lla | 2014/09/30 11:08 PM |
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